た・て・いっさんのブログ一覧

お早う御座います。

6月17日に田植えをした田んぼ。

拘りは、ジャンボ・タニシ対策と、疎植（苗の間隔が30ｃｍ×30ｃｍ）で植え付けること。

ジャンボ・タニシ対策は、田植えをした日を含めて2日以内に、キタジンＰを散布すること。

1週間後に、水の入れ替えを行い、汚れを流し出し、水を入れて除草剤を散布。

昨日で、田植えから3週間経ちまして、タニシが活発に動きだし、ピンクの卵もあちらこちらに・・・。

田んぼの水を落として、自慢の真ん中の高い田んぼの土が見える様にすると、タニシは水を求めて田んぼの端に寄ってきます。

棒の先に、お玉を取り付けた秘密兵器で、田んぼの外から、タニシを捕獲します。

捕獲したタニシは、穴つきのバケツに入れ、捕獲の連続作業が出来ます。

3週間経った我が家の4枚の田んぼは・・。


1枚目（晩生のヒノ光で、標準的な苗の数）


2枚目（早稲の秋田小町で、苗を大目に掴んでいます）


3枚目（早稲の秋田小町で、苗を大目に掴んでいます）


4枚目（晩生のヒノ光で、標準的な苗の数）


早稲の秋田小町は分結する期間が晩生に比べて短いので、大目に苗を掴んでやり、収穫時期に台風が着ても倒れない様にと・・・、昨年の悲しい経験をいかしています。

3週間、ジャンボタニシが仮眠してくれたお陰で、稲は殆ど食べられことも無く、苗が硬くなっていることもあり、危険水域を突破しました。

ただ、苗の株が分結していくので、新しい芽が、タニシの餌食になってきます。

梅雨が明けると、気温が上がり、ジャンボタニシの活動がより活発になるので、7月中だけはタニシの捕獲が必要です。

8月になると、稲の株数が十分に増えているので、それから先はタニシの捕獲はしません。

約10年前に、我が家の田んぼに、ジャンボタニシが入って、稲を食べらて、何回も手直しを行ってきた経験が、この方法を発見させてくれました。

失敗は成功の元

それでは、またまた。