和気神社(霧島市・旧牧園町)
和気清麻呂ゆかりの霧島に創建された和気神社
2018年02月20日
奈良時代の末、神護景雲3年(769)宇佐八幡神託事件に際し和気清麻呂は勅使として、宇佐八幡宮の御神前に祈り戴いた真の御神託を復奏し道鏡の野望をくじきましたが、道鏡の怒りを買い大隅の国に流されました。
嘉永6(1853)年薩摩藩主島津斉彬公は日隅二州巡視の折霧島山下犬飼滝付近に籠を駐め、手づから一樹の松を手植え、その後八田知紀に命じて和気公の遺跡を精査し、この結果現地中津川犬飼滝付近と確定されました。
昭和14(1939)年和気清麻呂公精忠顕彰会が発足し、県社和気神社創建の請願を重ね、昭和17(1942)年5月6日創立許可が下りました。
5月6日を例祭日とするのも許可の日にちなむものです。昭和18(1943)年起工し、昭和21(1946)年3月御鎮座されました。
慶応2(1866)年坂本龍馬・お龍夫妻がこの地を訪問しました。これが日本最初の新婚旅行といわれています。
龍馬の和歌
「又あふと 思う心をしるべにて 道なき世にも出ずる旅かな」
龍馬の姉 乙女への手紙
「此所は、もう大隅大隈の国にて和気清麻呂が庵結びし所、陰見の滝其の布は十間も落ちて、中程には少しでもさわりなし。実、この世の外かと思われ候ほどのめずらしき所なり。此処に十日計も止まりあそび、谷川の流にて魚をつり、短筒をもちて鳥をうちなど、まことにおもしろかりし。」
境内には、「和気ちゃん」という愛称の白い猪が飼われています。
猪は和気清麻呂公の災難を救い無事道先案内役を務めた事から 和気神社では交通安全の神と言われ和気公の随神・神使い・守護神と拝められています。
亥は猪武者、猪突猛進といったことわざにあるように 物事に対してまっすぐ突き進んでいく勇敢な意味を持つ干支です。
また 猪はお産が軽く子だくさんのため、安産・子孫繁栄の縁起の良い動物とされています。
運動神経抜群で敏捷である 勇猛な性質で強い物にこびることを知らない 「古事記」には白猪は山の神として登場しています。
Photo Canon EOS 5D MarkⅣ
H30.1.28
住所: 鹿児島県霧島市牧園町宿窪田3986
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