
アトレーが長い修理から帰ってきた。
ほぼ3週間ほどかかった。
じつは症状は半年前くらいから出ていて
アクセルを踏み込むと
不快な音が。
ダイハツに持ち込み調べてもらった。
17万キロも走っているうちのアトレー。
さすがにそれだけ走るといろいろな症状が出るわけで
早い話が金属疲労みたいなもんらしかった。
エンジンって高温から低温まで温度の変化が激しいから
柔らかな金属で出来ているそうな。
そこに繋がる
マフラーへのジョイント部分(エキゾーストマニホールド)は
固い金属らしくて
エンジン側が変形して亀裂ができたのが原因とか。
ジョイント部分に
あと一箇所のボルトを留める場所があれば
問題のない話やってんけどなぁ。
そういう構造だから仕方ない。
そこからガス漏れによる大きな音がしていた。
スポーツマフラーみたいに
かっこよい音ならともかく、
歩いてる人が振り返るくらいの音で
かなり恥ずかしい音やった(苦笑)
修理の見積もりが出た。
エンジンの上半分総換えということで
23万くらいになった。
エンジン半分交換という話にも
ちょっとビックリした。
正直10万くらいなら修理してもいいと思ってたけど
その倍。しかも来年の春には
また車検なので、さらに10万くらいの費用がかかる。
ということは、来年の春以降にいまのアトレーに乗り続けるには
30万くらいのお金がかかるという現実。
17万キロも走ってるクルマに
そこまでしていいのか?
その30万を頭金と考えて新車を買う方が正解ちゃうか?
そんなことを考えたりした。
いくらなんでも高額すぎ。
とにかく、修理は止めて
しばらくそのまま走ることにした。
ちょうど夏。
特に今年の夏はとんでもなく暑くて
エアコンを切れないから、車を走らせるのに
多くアクセルを踏む。
不細工な爆音に悩まされる日々。
さすがに我慢も限界を超えて応急処置でいいからなんとかしてくれと
ダイハツに飛び込んだ。
すると、
サービス主任が「提案なんですが」と切り出してきた。
「これまで、このクルマの音に関する修理をしてきたけど
結局完治していないこともあって、上司と相談の結果
部品は全部うちで持つので、工賃と消耗品だけ負担してもらうのは
どうか?」と、願っても無い話を言ってきた。
まさかダイハツがそんなことを言ってくるとは思ってもなかった
だけに、オレはすでに心の中で
小躍りしていたが、
かみさんとも相談しないといけないので
その日は返事待ちにしてもらった。
かみさんの返事はOK。
オレも今までで一番長く乗ってるクルマだけに
愛着が深くて、まだ乗り換えたくないというのが本音。
すでに
17万キロ以上走行してるので
さらに不都合や修理箇所が増える可能性も無くは無いけど、
走れなくなるまで乗りたいという結論になった。
翌日、早速修理を依頼した。
ところが代車が空くまで予約がいっぱいで1ヶ月ほどかかるとかで
さらに我慢の日々は続いた。
ようやく、ダイハツから連絡がはいって入庫。
うちが借りる代車は軽ワンボックスバン。
店や会社などで近場の配達などで使うだけを前提にしてるクルマなのに
高速をバンバン走って
しかも、
大人4人が乗り込んで、和歌山に住む漫画家の知人のお宅まで
お邪魔したりしてしまった(苦笑)
意外と使えるもんやねw
3週間目に仕上がったとの連絡が。
エンジン内部の可動部分や消耗品は総替となったので
たぶんエンジン寿命は延びたと思う。
エンジンを回しても
あの嫌な音はまったくしなくなった。
当たり前の状態がこんなに有難いとは。
修理の少し前に
ボディのちょっとした傷や色むらなども自分で修繕していたので
クルマが生まれ変わったように感じられて
ご機嫌な毎日。
加速も悪くないどころか
アクセルを強く踏み込むと
強いトルクが出ているのを実感できるのが嬉しい。
でも
20万オーバーまで走りたいので
街中は無駄にアクセルを煽ったりしないように注意してる。
エンジンが新しくなっても
車体や足回り、トランスミッションなどは17万キロの現状を
忘れずに、
走れなくなる最後まで走らせてやりたい。
今はそう思う。
画像は17万走ったエンジンのシリンダーブロック。
やはりエキマニの左(右?)の方が
色が変わってますね(汗)
Posted at 2010/12/23 23:01:08 | |
パーツ交換など車体整備全般 | 日記