なにも使わずトーイン調整。DIYでやってみた。
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
どのご家庭にもあるような工具だけを使って、トーイン調整にトライしてみました。
まず、左右のタイヤを見通せる位置に、前側後ろ側にそれぞれ印を付けます。
この見通し位置の印の間隔を計ると、私の場合57cmでした。
2
車検に合格するトーイン基準は、1mについて5mm以内。
したがって、私の車では、5mm×57cm÷100cm=2.85mmまでしか許されません。
タイヤだって歪みはあるでしょうし、測定誤差もあります。
そもそも左右のタイヤの溝の間隔で計るという、かなり大雑把なやり方ですので、車検に合格することを目指すなら、トーインをニュートラルに設定する以外はリクスが大きいかもと思います。
3
タイヤの中心の溝にメジャーを貼り付け、左右の応答するポイント間の間隔を測ります。
これをタイヤの前側および後ろ側で測定すると、現時点で、差は3mmのトーアウト状態でした。
そこで、前側を1.5mm縮めて、ニュートラルを目指します。
4
ロックナットを緩める前に、もともとの位置が分かるように合印をつけます。
ロックナットを緩めたら、私の場合、トーイン方向つまり縮めるために、すこしだけタイロッド(細い方)をネジ込みます。
ネジ込む→間隔を測る、を繰り返し、前側が1.5mm縮んだところでOK。
あとはロックナットを締めつけるわけですが、その際にせっかく合わせたタイロッドがタイロッドエンドとズレると困るので、再び合印をつけてから慎重にロックナットを締めつけます。
5
緩めるのにも締めつけるにも相当に力を要するので、最初にCRC 5-56などで湿潤するとか、単管でモンキーレンチをテコの原理で緩めるとか、工夫すると良いかも知れません。
本稿、「なにも使わず」、というのは、特殊な工具は何も使わない、という意味。
メジャーと仮止用のテープだとか、モンキーレンチなんてのは、もちろん必要です。
6
2024-0806追記
上記の調整後、初の車検も、無事にパスできました。
以上、付記しておきますね。
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