検証内容
車両が持つデータ「モーター走行距離」をOBD2経由で確認し、走行距離との比率という形で計算してみる。
検証日は2021/12/22の退勤時。いつもの退勤距離11kmでは誤差が出やすいので遠回りして28km走行した。
結果
走行距離28kmの中の18kmがモーター走行距離。
従ってEV走行比率の計算値は64%
ところが、

表示は80%。
よく考えてみれば、車両が持つデータには「モーター走行時間」というものもある。
距離は短いが、今朝の通勤時に「モーター走行時間」も表示させて計算してみた。
結果
距離からの計算値は6/10=60%、走行時間からの計算値は18/22=67%、そして表示は65%。
走行時間をベースにした計算値と近い。
ここでのポイントは、
運転時間と
走行時間の違いです。
車両が持つデータでは、この二つの使い分けがなされています。
私も敢えてこの二つをレー探に表示させています。
おわかりだと思いますが、
運転時間は、スタートボタンを押してからの時間。
走行時間は、車の速度が0km/hでなかった時間、すなわち動いていた時間。
前回の私の日記において、「EV走行比率の中には、停車中のEVランプ点灯時間も含まれているのではないか」には誤りがあったかもしれません。
今回の検証では、
結果的には
走行時間をベースにした時の数字が表示値と近くなりましたが、ベースが運転時間なのか走行時間なのか、誤差発生の可能性もあって不明瞭です。例えば停車中の充電のEV走行比率への影響はどうなのかなどもありますからね。
次回の検証2では、距離と時間の数字を大きくして、もう一度確認したいと思います。
Posted at 2021/12/23 08:55:00 | |
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