昨日、アクアの6ヶ月点検でオイル交換をしました。
推奨グレードは、
0W-8です。
私がアクアを購入したところは、私が大学生のころから付き合いのある整備工場であり、トヨタの代理店もしていますので、そこから買いました。
ちなみに今までの車はすべてそこから購入しています。
もちろん車検・点検もお願いしていますので、この度の6ヶ月点検も依頼しました。
そこでは0W-8の買い置きがないとのことで、
0W-20を入れてもらいました。
もちろん、始動(冷間)時の粘度はそのまま、高温になった時の動粘度は高くなることは承知で。
そして何人かの方からコメントもいただきました。この際ですので、グレード表記の詳細について、勉強しました。
0W-20を例にします。
0Wの意味・・・WはWinterの頭文字
冬季温度-30℃において、粘度μ3250 cP(=センチポアズ)以下
0W→5W→10W→15Wと数字が大きくほど、粘度が高くなります。
私も機械屋ですが、粘度が低いことを「シャバシャバ」とも言いますね。
20の意味
温度100℃において、動粘度ν5.6~9.3 cSt(=センチストークス)
温度150℃において、粘度μ2.6 cP(=センチポアズ)以上
数字が大きくなるほど、高温時の粘度が高く(固く)なります。
となっていますので、前側が冷間時、後側が熱間時のシンボルとなります。
ですから、新型アクアの0W-8というグレードは、冷間時も熱間時も低粘度であることがわかります。
低粘度であるということは、動体との摩擦やせん断抵抗が小さくなるので低燃費に繋がるという理屈ですね。
ただどうなのでしょうか、低粘度だと流動性が良すぎて 熱しやすく冷めやすい 性質も出てくるので、発生する熱の徐熱には有利かもしれませんが、エンジンの稼働頻度の低いHV車のエンジン保温性という観点からは不利かもしれませんね。
勉強した掲載文には、オイルの性状をいくら勘案しても、燃費には3%程度しか影響しないとまで書かれています。
私のアクアの今回のオイル変更が実燃費にどの程度影響するか、忘れない程度で観察を続けたいと思います。(笑)
↓下にリンクを貼り付けます。
"エンジンオイルの粘度、粘度指数"
Posted at 2022/02/18 13:11:22 | |
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エンジンオイル | 日記