航続可能距離とは。まずは取説からの引用。
「運転履歴から学習した燃費」とは何なのか?
そしてこれと「燃料残量」を掛け合わせると航続距離が導かれる。
給油した時点の「燃料残量」にどんな数字が用いられているのか?
疑問ですね・・・・。
トヨタさんは明かしてくれないでしょうねー。(笑)
昨日給油して航続可能距離が表示されました。

給油直後、誤って2km走ってしまいましたので、航続可能距離は
979kmとさせていただきます。

前回の給油後燃費は
28.1km/L とさせていただきます。
計算はここからですが、満タン給油を前提とさせていただきます。
HSIが内部計算で使うであろうと私が推定している物理値、HSI内部統計値は下の5つ。
(1)給油時のHSI生涯燃費(=乗り始めてからのHSI燃費)
=29.69(実燃費) ×
1.076(HSI表示乖離度) =
31.95 Km/L・・・推定値
7.6%上乗せをしている理由は、燃費計表示値と実燃費との乖離度を考慮
に入れるため。HSIでは実燃費すなわち満タン法での燃費は管理されないため。
(2)公称タンク容量
36リットル
(3)残量警告灯点滅時の残量
5.4リットル
(4)残量警告灯点滅直前のタンク内容量 36-5.4=
30.6リットル
(5)前回の給油後燃費 =
28.1km/L・・・今回の場合
そこで、考えられる四つのケースで航続可能距離を計算してみました。
計算① 公称タンク容量×HSI生涯燃費
= 36×31.95=1,150 km ×あり得ない。
計算② 残量警告灯点滅直前のタンク内容量×HSI生涯燃費
= 30.6×31.95=977.7 km ○一番近い。
計算➂ 公称タンク容量×前回の給油後燃費
= 36×28.1=1012 km ✕あり得ない。
計算④ 残量警告灯点滅直前のタンク内容量×前回の給油後燃費
= 30.6×28.1=859 km ✕あり得ない。
ここまでの私の結論としては、航続可能距離に一番近かったのが②。
すなわち、残量警告灯点滅直前のタンク内容量×HSI生涯燃費
です。
ここで、みん友さんの一人からの助言もあって、下の計算⑤をやってみました。
すなわち、過去何回かのHSI統計燃費値を使っているのではないかという情報に基づいて。
結果は下表のとおりです。

この表から言えることは、航続可能距離計算にHSI生涯燃費、あるいは過去20回程度のHSI平均燃費を用いているのではないか、ということ。
今回の私の結論としてはまだ断定できる段階にありませんが、下の二つの結論となりました。
航続可能距離計算には、
●HSI生涯燃費
●過去20回程度のHSI平均燃費
のいずれかと、
残量警告灯点滅直前までに使える燃料を掛け合わせている。
乗り始めて1年半程度の情報からの計算ですので、もう少し給油回数を重ねて結論を出したいと思います。
車種ごとにタンク容量や残量警告灯を発する時の残量に違いがありますので、興味のある方は試しに計算していただければと思います。
ただし、乗り始めてから車が持つHSI燃費情報あるいは実燃費と燃費計表示値との乖離度などのデータは必要ですね。
仮に航続可能距離にHSI生涯燃費が使われているのが正しいとするなら、
航続可能距離1000kmが表示される時のHSI生涯燃費を逆算してみますと、
現時点の私の場合では、1000÷30.6=32.68km/Lとなります。
実燃費では30.37(←HSIとの乖離度7.6%と満タン給油が前提)と推定していますので、今後の航続可能距離を見ていきたいと思っています。
Posted at 2023/02/13 10:18:26 | |
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