インプレッサ GDB-E タペットカバーパッキン交換（左右）その１

前回、苦労してエンジンマウントをSTIに交換したわけですが…。

エキマニを外してびっくり！
オイルモレモレ、右バンクが酷いです。

写真は漏れてる右バンク。（運転席側）
エンジンマウントを交換するときに外したのでエキマニが外れていますが、パッキンの交換だけなら別に外さなくても大丈夫です。

こっちは左バンク。（助手席側）

漏れてなさそうですが、微妙に滲んでいる感じもあるので同時に交換します。

やっぱり熱がかかりやすい右バンクが漏れやすいのでしょうかね。

ついでに点検。
エンジン中央前部は、特に漏れはなさそうです。

オイルパンは1年前に、漏れていたので車検時に修理しています。

パッキンを用意しました。
消耗品はあまり純正にこだわらない主義なので、こちらを用意しました。

三和パッキング工業
VC318S　5,000円前後
タペットカバーパッキン交換に必要なものが前部入っています。

純正で揃えると以下の部品が必要です。

ｶﾞｽｹﾂﾄ,ﾛﾂｶ ｶﾊﾞｰ ﾗｲﾄ
13270AA152　1,800円

ｶﾞｽｹﾂﾄ,ﾛﾂｶ ｶﾊﾞｰ ﾚﾌﾄ
13272AA075　1,950円

ｶﾞｽｹﾂﾄ,ﾛﾂｶ ｶﾊﾞｰ NO.2
13293AA051　460円x4＝1,840円

ﾜﾂｼﾔ,ﾛﾂｶ ｶﾊﾞｰ
13271AA071　130円x16＝2,080円

ﾌﾟﾗｸﾞ,ｼﾘﾝﾀﾞ ﾍﾂﾄﾞ
11051AA070　770円x4＝3,080円

合計10,750円（税別）

倍くらいしますね。

右バンクから始めます。

エアダクトとエアクリーナーを外し、イグニッションコイルも外します。
配線は作業の邪魔になるので、どこかにタイラップで縛っておきます。

タペットカバーの上部にはPCVのホースが2本刺さっていますので、そちらも外します。が、よく割れて折れるので注意して下さい。
心配な方は運転席側だけでも予め用意しておくと安心です。

あとはカバーとエンジンの間にマイナスドライバーなどを差し込み、剥がすようにこじるとパカッと外れます。

外すと、カバー内から少しだけオイルがたれますので、下には受け皿をおいておきます。


エンジン側にパッキンが残っていたら外し、液体ガスケットのカスをきれいに取り除きます。

後に、パーツクリーナーで接触面を脱脂しておきます。

写真を取り忘れていたので分解図ですが、図の11051、これが”11051AA070のﾌﾟﾗｸﾞ,ｼﾘﾝﾀﾞ ﾍﾂﾄﾞ”です。タペットサーキュラーとも言うようです。

要はカム彫りの際に開く穴のフタです。樹脂製ですので、交換推奨です。

こちらは液体ガスケットでエンジン側にくっついていますので、タペットカバーを外した後ペンチなどで取り外し、同じように液体ガスケットを塗布して装着します。

外したタペットカバーです。

軽く洗浄して、こちらも液体ガスケットのカスをきれいに取り除きます。

その後、新しいパッキンを装着します。
パッキンを装着したら、赤丸の部分にも軽く液体ガスケットを塗りつけておきます。（角は漏れやすいみたいです）

２に続きます。