10/6(土)
春に筑波1000で行われたRd.1に引き続き、
FSWショートコースで行われる今回のRd.2も参加してきました。
そういえば
Rd.1がこの車でのサーキット初走行だったんだなあ・・・
あれから8~9回走ったので、初走行が結構昔の事のように思えます。^^;
そして今回、朝5時に出発して、6時20分頃に東ゲート到着。
少し仮眠してから、6時50分くらいにゲートオープンしたので入場。
参加車両が次々と入場し、パドックが埋まって行きます。
いつもは平日フリー走行でガラガラのパドックしか見ていませんでしたので、
こんなに沢山の台数で埋まるのを見るのはある意味新鮮でした。
この日の走行は、全11クラス、参加台数100台少々あったようで、
前回よりも台数が大幅に増えていました。
にもかかわらずFSWショートは筑波1000よりもパドックが狭いので、
当初は見学者用の駐車スペースだった所も
参加者用の臨時パドックに変わっていました。
聞いた話だと、筑波開催だと関東の参加者がほとんどになってしまうのに対し、
FSW開催は東海・関西方面の参加者も見込めるそうです。
確かにナンバープレートの地域も多彩でした。
TRD・無限・STIのワークス3社主導での
イベント。
デモカーやゲストドライバーも豪華です。
TRDから荒 聖治選手
無限から山本尚貴選手
STIから山野哲也選手
デモカーには、
TRDから レクサス LFA ・ TRD86
無限から 無限 CR-Z ・ 無限 S2000
STIから EXEDY 11A BRZ・BRZ 0 CAR などなど
前回でも人気だったLFAは、
今後もこのイベントの看板車になって欲しいですね。
開会式も終わり、参加者の走行枠。
この走行会の特徴として、
・チャレンジクラス 12,000円 15分×3本
・ベーシッククラス 8,000円 15分×2本
・エンジョイクラス 3,000円 15分×1本
というように、参加者の走行経験や予算によって参加コースが選択できます。
特にエンジョイクラスは破格の3,000円!
この価格でコースを気兼ねなく思いっきり走れるなら
一度やってみる価値はあるんじゃないでしょうか。
ヘルメット・グローブのレンタルもありますから、
道具を揃えていなくても体験走行感覚でエントリーできます。
自分の走行順が来るまで他の方々の走行を見学しますが、
こういったイベント時にはピットロードからの見学ができないらしい・・・
まあ不特定多数や子供が紛れ込んでしまうと
ピット通過車両が来た時に危ないので、ある意味当然とは思いますが、
このコースでその場所を塞がれてしまうと、
観戦ポイントがほとんど無い・・・
自分の走行クラスはチャレンジクラスの3グループ目。
先週の筑波とは違い、今回はタイムアタックでは無いので、
4点式ベルト・アタックカウンター・車載カメラは付けずに気楽に走行。
このコースはライセンスもあるので、
会員フリー走行でいつでも走れますからね。
今回の注目車両はじゅんじゅりんさんの86走行。
先日FSW本コースで2分2秒台を叩き出したオートファクトリー86。
ラジアルタイヤ・エンジンノーマルのNAとしては
とんでもないタイムです。
今回まさか参加車両として走るとは思っていませんでしたので、
大変興味深く走行を見学させて頂きました。
このショートコースでも、他の参加車両と較べても
車の動きがまるで違い、ダントツのタイムを叩き出していました。
速い車はやはりカッコいいですね。
とくに86であそこまでの速さを見せつけてくれると、
同車種乗りとしても気分が良いです。
最新設計の車とはいえ、様々な安全基準や規制で縛られている86。
チューニングしていく上では、色々と気を使う点も少なくないのでは。
それが一線級のスポーツカーとも互角以上に張り合えているのを見ると
この車の今後にも、大いに期待する事ができますね。^^
各自1本目の走行が終わった後で、プロドライバーの講習。
担当は荒 聖治選手。
冗談を交えつつも、コース攻略のポイントはキッチリ抑える
中身のある講義でした。
10回以上走っているFSWショートコースですが、
自分のラインとシフトポイントがいかに間違っていたかを認識できました。
やはり単走の自己流走りでは駄目ですね。^^;
2本目は当初の予定ではお休みしようと思っていましたが、
講義が予想以上に参考になったので、
試してみたくなって走る事にしました。
結果、タイムはわずかながら落ちてしまいましたが、
確かに車の挙動がより安定して走りやすくなりました。
あとはこの修正ポイントに慣れていけば
タイム向上も狙えるでしょう。
まあそれは後日、フリー走行に来て台数の少ない時に
じっくりと練習していきます。^^
お昼、2本目が終わった所で私はゼッケンを外し荷物をまとめました。
本日の私の走行は終了です。
当初は2本目はリヤタイヤ交換して滑らせて遊ぶつもりで
タイヤを積載してきたんですが、
1台ずつ走行チェックされているようで、
どうもそういう事ができる雰囲気ではなさそうだったので・・・w
ここからは見学者となり、イベントを楽しむ方向でいきます。
今回運よく、レクサスLFAの同乗走行に当選したので、
スーパーカーの全開走行という貴重な体験ができました。
その模様は前ブログにて。
ワークスの方々が集まっているこのイベント。
前々から聞きたかった以下の質問をしてみました。
「このFA20エンジンでのサーキット全開走行時の
平均的な油温と、油温上昇の限界(危険域)はどのくらいなのか?」
TRDの担当の方の回答としては、
まだそのあたりのデータが無いそうで、
的確な数値は答えられないという事でした。
STIの方にも同じ質問をしてみようと思ったものの、
イベント進行の都合でタイミングが合わず、聞けませんでした。
しかし、じゅんじゅりんさんから
油温とオイル管理、それと86全般の興味深いお話を
色々お伺いする事ができましたのである程度の対策は出来そうです。
先ほどの講師であった荒選手の所に行くと、
2本目走行の個別評価を聞く事ができ、
問題点と対策を教えて頂きました。
きちんと1人1人時間を取って面談してくれるのは良いですね。
このようにプロドライバーが身近に感じられる雰囲気が
このイベントの良い所だと思います。
3本目の走行時間は見学と一眼カメラでの走行車両撮影。
走り仲間の方々の車両を撮らせて頂きました。
このFSWショートコースは勾配があり、
見下ろす感じの見学ポイントがほとんどなので、
撮影ポイントの選定がなかなか難しいです。
上から望遠で撮ると、背景が路面のコンクリ1色で、
どのコースなのか、サーキットを走っているのかさえ
判別できなくなってしまいますし。^^;
基本的になるべく水平方向からの望遠ショットが望ましいんですが、
金網と距離に阻まれて、結局は30度バンク公園からの撮影がメインでした。
角度的に一脚が使えなかったので、ブレ防止のために
シャッタースピードは比較的速めで妥協しました。
イベントの最後はプロドライバーによるデモカーでのプチレース。
ちょっとしたおふざけもありましたけど、
ストレートで2台並んでからのコーナー同時進入、
抜きつ抜かれつの攻防は、さすが経験豊富なプロ。
絶妙の間合いでした。
盛り上げ方もうまいw
見ている方としても楽しかったですね。^^
そのレースの模様は
jzasenkichiさんのブログに載っています。
見学者も含めた最後のジャンケン大会も
景品も豪華で盛り上がりました。
ジャンケンにとことん弱い私も、なぜか今回は序盤に勝つ事ができ、
STIのサングラスをゲット。
サングラスって似合わないのでほとんどしたことが無いんですけど、
そこそこ値段もするみたいなので使ってみようかな。^^
終了後は皆で山中湖沿いのほうとう屋の小作で夕食。
私は猫舌な為、鍋系は食べるのに時間がかかるのでエビ天を。
今年のワークスチューニングデイはこれで終了ですが、
参加者への質問でも次回があればまた参加したいという声がほとんどでした。
来年も継続して行われるかどうかは各社協議中のようですが、
ぜひ今後も開催し続けていってほしいですね。
モータースポーツを盛り上げていこう!という気概が
イベント全体にあふれていました。
宣伝でもステマでもいいので、
私としてもこのイベントをもっと広めていきたいですね。^^
ちなみにフォトギャラも
その1~
その10まで
大量にアップしてしまいました。
ほとんどが走行車両のフォトですけど、もしよろしければご覧下さい。