付け過ぎたフロントキャンバー角を戻す

4/13にサスペンションサポートを交換した際に、ナックルボルトも交換してフロントキャンバーをネガティブ側にしました。
しかし、水平な場所で測定したら
右:-2.1°
左:-1.5°
とメーカー基準値(-0.15°±0.45°)を大幅に超えたネガティブキャンバーとなってしまいました(汗
なので、元のナックルボルトに戻してキャンバー角を調整します。
まずはフロアジャッキで持ち上げ、リジットラックをハメます。

フロントタイヤ&ホイールを外したら、簡易的なキャンバーゲージをセットします。
リフトアップしてタイヤを外した状態なので正しいキャンバー角ではありません。
また自宅の駐車スペースは傾斜があるので目安程度です。
あくまでもナックルボルトを交換してどの位キャンバー角がポジティブ側になったかの変化量を確認する為のモノです。
現在0°からややポジティブ側なので、＋0.2°位ですかね？

ナックルボルトを緩めます。
キャンバー角の調整だけなのでワイパーやカウルトップパネルなどの分解は必要ありません。

下側に取り付けた13.3mmφのタイプBボルトを外して、元々付いていた15.0mmφのセットボルトに戻します。

コレが最初に付いていた15.0mmφセットボルト！
ノギスで測定している箇所は13.9mmφなのでタイプAだと思っていましたが私の勘違いでした(汗
正しくは15.0mmφのセットボルトで、画像のやや腐食しかけた箇所で測定すると15.0mmφでした(汗

外した13.3mmφのタイプBボルトを15.0mmφのセットボルトに戻します。

締め付け時はショックアブソーバーを奥に押しながら行います。
そーしないとキャンバーがポジティブ側に起きてしまうので、押しながら締め付けです。

上下のナックルボルトをトルクレンチで規定トルクにて締め付けです。
規定トルクは164Nmです。

この状態で先ほどのキャンバーゲージを見るとポジティブ側＋0.9°〜1.0°くらい？
最初の状態よりはポジティブキャンバー寄りに角度が付きました。

続いて左側です。
コチラは-0.8°くらいかな？
右側と同様に13.3mmφタイプBボルトから15.0mmφセットボルトに戻します。

ナックルボルトを緩めます。

右側と同様に測定箇所を間違えているので、
正しくは15.0mmφです。

右側と同様に13.3mmφタイプBボルトを15.0mmφセットボルトに戻します。

右側と同様にショックアブソーバーを手で押しながら締め付けします。

この状態で測定すると±0°くらいになりましたので、ポジティブ寄りにキャンバー角が付きました。

タイヤ&ホイールを取り付けしたら、後は車体を下ろして水平な場所でフロントキャンバー角を測定します。

近所の水平な場所で測定したら
右:-0.6°
左:-0.7°
と右側はメーカー基準値(-0.15°±0.45°)ギリギリOK!
左側は-0.1°オーバーですがコノくらいならOKでしょう(笑
しばらくこの状態で様子を見たいと思います。
続けてトー角も測定しようとしたら天候急変しそうな感じだったのでコレで終了です。