今度こそフロントタイヤの外減り抹殺？その2

その1からの続きです。
今度は左フロント側の作業です。
ホイールナットをエアインパクトで緩めます。

で、
外したタイヤのトレッド面です。
右側と同様に外側だけ減っています。

で、
こちらが半年前の4月の状態…
先ほどの画像通り、
やっぱり外減り直っていませんね😅

右側と同様にナックルとストラット下部の固定ボルト&ナットを緩めます。
下側のボルトを抜いて交換します。

エアインパクトでナットを緩めます。
一瞬で緩むので大変ラクです。

外したボルト(15mm)と新たに取り付けするボルト(13.9mm)比較です。

ボルトの根本をノギスで測定。
元々付いていたセットボルトは15mmです。

こちらは新たに取り付けするタイプAボルトです。
13.9mmと先ほどのボルトよりも細いので、1.1mmの隙間が生じその分キャンバー調整する幅が広がります。

タイプAボルトを取り付けします。、

ナットはまだ規定トルクで締め付けせず、仮止め状態としておきます。

今度は上側のナットを緩めます。
キャンバーを調整するので緩めるだけです。

上下のナットが緩んだら、キャンバーをネガティブ側にします。
ストラットを奥側に押しながらナットを締め付けします。
右側ではナックルを手で押しましたが、画像の様にストラットを押してもOKです。

上下のボルト&ナットをトルクレンチを使い規定トルクで締め付けします。
規定トルクは164Nmです。

これでキャンバー調整は終了です。

最後に外したタイヤ&ホイールを取り付けします。
ホイールナットもトルクレンチを使い規定トルクで締め付けします。
ホイールキャップを取り付けたら、水平な場所に移動してキャンバー測定します。
今までは
右−0.6°左−0.7°でしたが
右−1.1°左−1.2°になりました。
メーカー基準値は−0.15°±0.45°なので
基準値オーバーですが
これでまたしばらく様子を見たいと思います。