フロント４ポッドキャリパーオーバーホール　その１

サーフを中古で購入したときから気になっていたのですが、ディスクローターを新品に変えてからも、ブレーキフィールがイマイチです。
走行数も10万キロを超えていたので、中古の4ポッドキャリパーをOHし交換する予定だったのですが、なかなかOHするヒマが無く、そのまま放置でした。
しかし今日になって時間ができたので、ようやく着手です。

まずはピストンを出すために、ブレーキラインを取り外します。
中古キャリパーなので、ブレーキラインが途中でカットされています。
なのでフレアナットぢゃなくメガネレンチでも緩められたのですが、アストロプロダクツで買ったばかりだったのでフレアナットを使ってみました（汗）

ブレーキラインが外れましたの図です。
一般的にはコンプレッサーでエアを送ってピストンを出しますが、物置のコンプレッサーを出すのがメンドウなので、フットポンプでエアーを送って外します。

フットポンプでピストン送り出し中です。
元々のブレーキパッドを、当板がわりにしてピストンを出すつもりだったのですが、なかなかピストンが出ないので、ブレーキパッドはこのあと取り外しました。

ブレーキパッドのかわりに、ブレーキピストンツールを前後交互にハメて少しずつピストンを出していたのですが…

やってしまいました！

『ポンッ！』とゆ～キモチイイ音と共に、
ピストンが１個飛び出してしまいました（汗）

仕方ないので飛び出たピストンを再び戻し、エアを少しずつ送りながら他のピストンを出そうとするのですが、今度は同じ外側の列の別のピストンが飛び出てしまいました（涙）

エアーで４個同時にピストンを出すのは、原理上不可能なので、アトはダストブーツを外してプライヤーでダストブーツに引っ掛ける場所をつかみながら引っ張り出しました。

外したピストン、ダストブーツ、クリップです。
中古キャリパーだったのと、購入してからしばらく放置だったので、ピストンへの多少のサビなどを覚悟していたのですが、意外にも状態はイイ感じです。
ダストブーツとクリップは再使用しないので、このまま捨てます。

ピストンが外れたキャリパーです。
シールピックツールで中のゴムを外すハズだったのですが、シールピックツールが行方不明になってしまったので、そのままにしてあります（汗）

その２へ続く