たま３のブログ一覧

人は誰でも一度は「人はどこから来てどこへ向かって、自分はなんのためにいるのか…自分はなぜ存在してるのか？」と言う問いかけをしたことがあると思います。
自分も幼い頃、空を見上げてそんな事を漠然と思ってました。


あの宙には無数の銀河があって、その中のひとつ、天の川銀河の中に太陽といっしょに私たちの住む地球があります。

気が遠くなるような遥か昔、いろんな物質が気の遠くなる時間を旅して、それらが次第に寄り添い集まって、だんだんと大きくなり、やがて星になり散っては星になって…


いつの頃かそれらが生命となって、長い歳月をかけて海から陸へと…
そして今、その事について空を見上げながら考えてる事が奇跡なんだと…


何十万年、何十億年も輝き続ける星たちに比べれば、人の一生など、瞬きほどの短い時間かも知れません。
でも同じ時間の中を旅してる我々人間も、大きな星も小さな星も、懸命に生命を燃やして輝いてるのだと自分は思います。


しかしこの国では滅多にない事ですが、紛争や戦争で懸命に生きてるにも関わらず、外的要因で突然命を絶たれることも少なくありません。
全ての人が幸福になる権利を阻害されない、平和で文明的な暮らしが出来る事を、切に感じる今日この頃です。


画像データ
Nikon D800 ISO2000 50秒　Tokina AT-X270AF Pro F2.8→3.5 28mm
Photoshopでトーンカーブ、シャープネス調整後、リサイズ
撮影地；富山県富山市

昨夜は天気が悪いにも関わらず、望遠鏡を積んで近くの公園へ。
今夜は駄目かなーと思いつつ、粘ってたら雲が切れたので、急遽望遠鏡を組み立て観望しました。
いつもは満月前の月ばかりを見てますが、満月過ぎの下弦に入った月も、こうやって見ると趣きがあって良いものです。

その分時間が遅くなるので徹夜作業になることもしばしばなので大変ですが、やがて空の色が変わ
り、夜が明けて行く時の空気感はなんとも言えない心地良さを感じます。
これから月が細くなり、明け方昇った月が夕空に見えるようになりますが、一度くらいはスッキリ晴れて、もう一度天の川を眺めたいものですね。

水田に映る月と金星

なかなかスッキリしない今年の空模様も、たまには晴れて、
久しぶりに見上げる夜空はすっかり様変わりしています。

雪が降る頃空高く輝いていたカシオペアも、今では地平線の下へ…
それに代わって北極星の上には北斗七星が大きく輝いています。

そんな春の夜空を久しぶりに収めてみました。
TOYカメラと呼ばれる自作カメラですが、レンズは普通のカメラ用が
使えるので、とてもきれいに写すことが出来ます。

難点はファインダーもシャッターもないこと…
だから何が写るのか現像から上がってこないとさっぱりわかりません。
それでもデジカメと違い１枚１枚味があるうえ、気軽に撮れるので、使
ってまったく飽きがきません。

今年の星空はこんな星景を写しとめて行こうと思いますので、皆さま
宜しくお願いします。

ちなみに画像をクリックすると拡大できます（‐＾▽＾‐）

９月１６日の空


夜半曇っていた空も深夜には雲が切れ始め、朝にはすっきりしました。
細くなった月の下には金星。
その下にはしし座のレグルスが輝いて、とても綺麗です。


気温が下がるこれからはますます空が澄んでキレイに見られます。
ただ残念なのは光害のせいで、せっかくの星空も街明かりに消されてしまいます。



そう言えば来月半ばに山梨県でライトダウンキャンペーンが行われ、どれだけ変化があるか多くの会場で参加者の皆さんと検証するイベントがあるそうです。
講師としてお声をかけて頂きましたが、仕事がどうなるか微妙なので調整中です。
もし行く事になりましたら、山梨県の皆さま宜しくお願い致します。



撮影データ

FUJI Finepix S5pro
Tokina AT-X270AF PRO
55mm付近
Ｆ：5.6
露出：2s
ISO：400
パターン測光　＋0.7補正
WB：オート