
今回、車は一切出て来ません…。
現在、120インチスクリーンに7chオーディオシステムの部屋で暮らしている私ですが、映画鑑賞が趣味……ではなく、ただのディスプレイ+PCスピーカー代わりなんですね。
最近、たまたま見たいものが映画で公開されており、映画館に足を運ぶ事が多くなってきました。
といっても、ラブライブ、物語シリーズ等、見ていたアニメが劇場版になりました、というモノです。
9月に見てきた映画は、それらとは少し違うものでしたので、ネタバレしない程度にご紹介したいと思います。
まず、
君の名は。 なんですが、今更ですが9月19日に見てきました。
こちらは8月26日から公開されており、一般的な映画館ならどこでも見られます。
既に4週目になるにもかかわらず、ひたちなかのトーホーシネマズは14時~も、16時~も売り切れで、チケット売り場でも「すでに完売しました」というやり取りが聞こえてきました。
何週も上映作品の首位を守り続けているようです。
CMもやってるんですね?
全くテレビをつけないので、知ったきっかけとしては、みん友さんでも見に行ってよかったよ、という書き込みがあった事、ネトゲ仲間からもよかったと聞いていたので全くストーリーを調べずに見に行きました。
なんともアホな会話で恐縮です。
作品の映画監督は、新海誠氏で、秒速5センチメートルを始めとした、キレイな情景描写と細かい心情を描写した人物像を中心とした作品がとても高評価を得ています。
なお、wikipediaを見てみると、ものすごくネタバレしているので見ていない方はご覧にならないほうが宜しいかと思います。
ストーリーとしては
茨城県高萩市よりも田舎で、コンビニは21時に閉店し歯医者もカフェもないド田舎に住んでる女子高生、宮水三葉。
朝起きて登校すると周りが「昨日は様子がおかしかったけど今日は普通だね」と口々にいう。
身に覚えがない事を数々しているようだが、全く覚えていない。
ノートにも、誰が書いたのか分からない殴り書き。「おまえは誰だ?」。
かすかに覚えているのは、三葉は東京の男子高校生になって他人の人生を経験した夢をみたようだ…。という事。
東京に住む男子高校生、立花瀧はその逆で、田舎の女子高生の経験をしていた…。
やがて2人は一度寝てから起きた時、週に2、3回の割合でお互いが入れ替わっている事に気付きます。
お互い、入れ替わっている間は意識ははっきりしていますが、自分の体に戻ると入れ替わっていた時の事はおぼろげにしか思い出せません。
この不可思議な現象に、最初は夢だと思っていた2人ですが、現実である事を受け入れていく。
どのマンガやアニメにせよ、男女入れ替わった場合、まず確認するのは何かというと……。
あれ、ある…?あれ、無い…。ポピュラーなシーンですね。
三葉の妹、四葉の突っ込みが面白かったです。映画館で笑いが起こってました。
よつばと!
互いのスマホに日記をつける約束をしたり、禁則事項を設ける等して互いの干渉を最小限にしようとしますが、互いに勝手な事をしてしまうのはお約束。
勝手に高級スィーツを食べたり、デートの約束を取り付けたりしてしまいます。
入れ替わる現象が二週間ほど続いた後、ぱたりと現象は途絶えます。
何か胸騒ぎのする立花瀧は、この不可思議な現象を共有した宮水三葉のいる町へ行こうと思い立ちます。
おぼろげな記憶からスケッチブックに風景を起こした立花瀧は、住所もわからないまま旅立ちます。
やがて、宮水三葉が住んでいるのが岐阜県の糸守町である事を突き止め、苦労の末辿り着いた先に待っていたのは……。
というストーリーです。
ここから、また熱い展開の連続になりますので、まだご覧になっていらっしゃらない方は是非。
私は口開けっ放しだったと思います。
地域としては、氷菓と同じですよね。
続いて、
Planetarian -星の人- です。
10年前にKey(ビジュアルアーツ)が発売しました。
小説を映像化したゲーム、というニュアンスです。
かなりマイナーなゲームで、10年も経ってからアニメになると思っていた方は少ないと思います。
正直な所、私はこのゲームをプレイした事はありません。
ニコニコ動画というサイトにアカウントを持っており、昔このゲームのBGMをアレンジして演奏していた方の動画をYoutubeから転載してアップロードしていました。
その為、BGMだけは知っていましたが、それがアニメ化されるという事で思い入れが強い作品となっています。
私は2週目に行きましたが、意外にもららぽーと横浜のトーホーシネマズが売り切れるくらいの人気がありました。
上映中、すすり泣いている方が大勢いました。
最後で、あの展開は卑怯すぎるぜ…。私も泣かされました。
ストーリーは、
30年前、世界戦争による兵器により、地球は荒廃し雨しか降らなくなってしまった。
わずかに残った人々のうち、屑屋と呼ばれるジャンク屋が、同業者も忌避する細菌兵器で滅んだ封印都市へ潜入します。
潜入する前に排除システムによって多くの食料を失った屑屋。
たまたま逃げ込んだ大きな建物は、何故か電力が供給されているようだった。
一際大きな扉を開けると、そこには少女のロボット、ほしのゆめみがいました。
そこはデパート屋上のプラネタリウムで、彼女は解説員でした。
「30年ぶり、丁度250万人目のお客様です!」と、花束のようなものを差し出します。
「本物がご用意できなかったので、自分で作ってみたんです!」と得意満面です。
屑屋は受け取った後、無情にも放り捨てて問います。
「壊れているのか?」
「はい、少しだけ壊れています。」
話を聞いてみると、30年前に来場者が途絶えてから省電力モードで1年に7日しか動かないというルーチンを繰り返し、屑屋は丁度その目覚める日にたまたま来てしまったらしい。
商売に使えるような物品を探しに来た屑屋は先を急ぎますが、特別上映を行うのでせっかくだから星を見て行けとゆめみは引き留めます。
屑屋は根負けして星を見る事にします。
実際のプラネタリウムでも、こんな感じの機械で投影します。
しかし、投影機は30年動かしていなかった為、故障により応答しません。
スタッフに連絡もつかず、平謝りのゆめみを見て、屑屋は残り少ない食料を使って滞在し、投影機を修理して彼女の願いを叶えようとします。
やがて、投影機の修理が終わり、決して忘れる事の出来ない光景を見る事のできた屑屋。
突然電力の供給も止まり、ゆめみをどうするか思い悩む屑屋。
町から離脱しようとすると、ゆめみは半径3km以内まで見送る事が出来るのでお供します、と言い出し思いがけず一緒に外出します。
荒れるに任せた浜松の町中を、ビアガーデンが美味いだのシュークリームが有名な店があるだの戦争前の情報で解説してくれるゆめみ。
離脱地点まで来ると、そこにいたのは排除システムの自走砲台シオマネキ。
屑屋はゆめみに絶対に出て来ないように伝え、自身で戦闘を行います。
シオマネキは決められたパターンでしか動かない、それを知り尽くした屑屋でしたが、彼(シオマネキ)もまた壊れていたのです……。
パターンにない攻撃を受け脚を負傷し、動けない屑屋。
あと一発砲弾を当てる事ができれば……。
万事休すと思った時に……。
映画ではこのストーリーと後日談を合わせた総集編という形で上映されますので、初めて見る方も問題ありません。
しかし、東京ですら新宿・池袋の2か所、神奈川もららぽーと横浜、川崎の2か所という狭さで、当然茨城や福島では上映がありませんので、ららぽーと横浜に見に行きました。
(秋頃に公開されるようですが)
君の名は。、Planetarianの2作品は大ヒットとなり、御礼イベントを開いたりしているようです。
両方とも、DVDとして購入したい内容でした。
ご興味ご関心ある方は、是非ご覧になって下さいね。
満員になるくらいですから、オタクも一般人もソロもカップルも仲間です…。