
フォトギャラリーやフォトアルバムに廃道類探索の写真はアップしていますが、
ブログには全く書かないなぁ…と思い、今回はブログに記載します。
と言っても、今回は廃道では無いのですが…。
2017年4月30日追記 赤谷線の廃線跡をちょこっとだけ立ち寄りました。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/car/1488763/4626980/photo.aspx
2018年8月追記 再訪しました!
4月15日(土)、新潟県上越市で痛車イベントがある為、新潟ならではの廃スポットがないかを探していたところ、新潟県阿賀町の加治川治水ダムが通り道にあり良さそうだと思い、往訪しました。
ここはかつて、
日鉄鉱業赤谷鉱業所専用鉄道という国鉄の鉱石運送専門線が走っていました。
この日は、新潟⇒長野⇒群馬と移動するスケジュールですので、朝4時から移動しました。
さて、常磐道から磐越道経由だったわけですが
霧だったり
雪だったり
越後をなめてました。
山はどこも白々としており、雪が積もってるぞ!という雰囲気が満ち溢れています。
他の予定もあるのでどうしようもないですが…。
とりあえず、阿賀町に到着。
ここから新潟県道14号線を北上します。
ふと近くで、橋の架け替えが行われていました。
どうやら寿橋という橋の新旧のようです。
赤い旧寿橋は幅5.5m未満と狭く、以前より架け替えが強く望まれていたようです。
でも、新橋がかかる前に旧橋も壊すのは珍しいような。
旧寿橋はいつ頃のものなのでしょう。
ここから新潟県道14号線を24キロ弱、北上します。
…山の中にやってきました。
ん~、この予感は…
……冬季通行止め。
まぁ、来る前にいくつか看板があったけど、本当に通れないのね。
時期が悪かったですね。
ここから目的地までは約6km。
来る途中に雪があっても大した事なさそうだったので、徒歩で行ってみる事とします。
ていうか86連れて行けるんじゃないの?というくらいの路面状態です。
途中でいくつか瀧もありました。
春の雪融けのせいか、勢いがあります。
寄り道しながら30分程歩くと、そいつは現れた。
ネット上で東赤谷連続隧道などと呼ばれている、無名の洞門です。
山を穿ったワケではないので、隧道じゃなくて洞門だよな…と個人的に思いますが…。どちでもいいのでしょう。ブログ内でも隧道と呼ぶ事とします。
長さの異なる4本のスノーシェッドです。かつて日鉄鉱業赤谷鉱業所専用鉄道用に用いられていました。
独特の雰囲気です。
この先、隧道内に横穴がいくつかあり、閉塞していたり景勝地のように美しい場所に繋がったりしています。
ただし、非常に閉塞感が強い上、コウモリや不快害虫の類が生息していますのでそれなりの装備と覚悟が必要です。
振り返って撮影。
さて、次の隧道は近くかな~っと。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシゴシ
(;゚Д゚) …!?
ハンパねぇ…。これ、行けねーだろうな…。
山の上からも大量の雪崩。
さすが冬季通行止は伊達じゃなかった。
でも……
でも………?
2本目の隧道の目の前まで来てみました。
良い感じですね。結構長い。
かつて、蒸気機関車1080号が駆け抜けていたそうで、隧道上部が共通して煤けているのはその名残の為だそうです。
日本ではないみたいですね。
出口はやはりグジュグジュ。
2本目の隧道を振り返ってみる。
当たり前だが車は来ない。
酷いと思った(小並感)
3本目も半分見えてる。
左手に加治川発電所が見えるが、写真は省略。
3本目の隧道も長い。
楽しい~。
下から煽ってみる。
お気に入りの一枚。
86が居ればなぁ…。
3本目の出口は完全封鎖。
4本目以降には行けそうにない。
雨も降ってきたので撤収。
雨と、発電所も近いのでドローンはやめました。
大分疲弊しているけれど、あとどのくらい持つのだろう。
雨の中、雪を越えて30分歩いて帰らなければならない……。
帰りに、雨の中、カッパを着た山菜採りマンが居たので「こんにちは~」と声をかけた。
しかし、雪で閉ざされた隧道から傘も差さずに出てきた私を不審に思ったのか、それとも山菜採りに後ろめたさがあったのを見つかってバツが悪かったのか、挨拶はシカトされた。
スタート地点に戻ると、フォレスターとジムニーが居た。
ジムニーはアイドリングしており、人が乗っているようだ。
恐らく、山菜採りマンはフォレスターに乗ってきたのだろう。
明らかに場違いな車種に乗り込んで、上越市の痛車イベントに移動しました。
雪がなくなってきたら、改めて86と撮りに行きたいですね。
※現役道なので、往来の支障にならないように!
道中にあった赤谷線の遺構は、別にアップロード予定です。
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Posted at
2017/04/21 01:48:32