新潟県の赤谷鉄道跡を、ちょっとだけ寄り道してみた。
投稿日 : 2017年05月01日
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新潟県でトンネルを見に行った時の、寄り道的なミニレポートです。
http://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/blog/39642189/
ふと、トンネルを見に行くまでの道路にかかっている橋を渡っていると…。
なんか横に橋が見える…。
今回行くトンネルは、元々赤谷(あかたに)線という鉄道の、さらに鉱業用の路線が走っていましたので、必然的に他にも遺構があるわけですね。
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赤い囲みが、最初に目についたガーダー橋です。
よく見ると、緑の囲みにも頑丈そうな橋があります。
凹凸があって乗り物用ではなさそうです。
というのも、これは発電所の保守用トンネルだの水路用トンネルだそうで…。
黄色い囲みにも橋があったんですね~。
橋台と言われる、橋の付け根が残っています。後程、確認してみましょう。
まず、赤い囲みの橋から行きましょうか。
どれどれ…。
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あーあーあーあーあー
ずぶずぶ
雨降ってきたから!
いきなり雨降ってきたから!
落ち葉の下が、くっそ泥沼化してます。
マジかよ。でも、行かなくちゃ……。
ちくしょう!
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赤い囲みの橋の目の前まで来ました。
ここが、かつて赤谷線の鉱業専用鉄道が走っていた橋の跡となります。
レールの幅が610mmだったそうなので、結構な狭さで平均台のようです。
ちなみに見難いですが、正面に隧道があります。
既に閉塞していますが。
2007年頃は、この柵も無かったようですがもし肝試しで渡ってみたとしたら失敗は許されません。
10数メートル下の岩場が待っています。
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振り返ると、こちら側にも隧道があります。
奥でコンクリートにより閉鎖されています。
レール幅610mmとありますが、実はさっき私が歩いてきた「不思議なトンネルがある県道」は、元々レール幅1,067㎜の蒸気機関車が走っていたんですね。
ここは、そうした大掛かりな規模の路線を棄て、小さな電気式の機関車が走っていたそうなんです。
小さいほうが何かと安く済みますから。
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さて、道路から見えた黄色い囲みの橋(の跡)に目を向けます。
後ろのコンクリートの塊は、隧道を閉鎖した跡のようです。
旧線跡だそうですよ。
ここも610mm幅の鉄道用と思われます。
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ちなみに、今回は4本ある隧道のうち、3本目までしか行けませんでしたが夏以降は4本目の隧道を抜けると、このような橋がかかっています。
最初の赤囲みの橋と同じく、幅610mmの鉄道用です。
1921年製造の上路式プラットトラス橋です。
橋が「ハ」を逆さにして
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のような形をしているやつですね。
この上には今も枕木が残っています。
橋の状態は悪くなく、渡れなくは無いようですよ。
まぁ…失敗は許されないですけどね。
一部サイトだとトロッコ用とありますが、電気の機関車用のはずです…。
なお、廃止から一時は自動車の往来にも使われていたとか…。
行ってみたら凄かった。様より
http://ameblo.jp/6blogs/entry-10586968933.html
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画像2の、緑囲いの橋?トンネル?へアクセス出来そうな場所もあります。
絶対入りたくないね~。バイオハザードだね~。
正直、私は鉄道についてはさっぱりで、小田急線と横浜線とこどもの国線くらいしか分かりませんので…。
レール幅とかも全て受け売りです。
興味のある方は、もっと詳しい方のサイトへどうぞ!
重言飛語 様
https://blogs.yahoo.co.jp/n_jimusho69/41266568.html
姉崎機関区 様
http://kd55-101.shumilog.com/2007/01/10/2252-4/
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