
前回、
廃線跡や
廃橋を見に行きました。
今度は現役の施設です。
飯田市へ向かいます。
富士見町より120km程ありました。
本当は下道で行く予定でしたが、時間が無くなってきたので高速を使いました。
それでも結構いい時間です。
私の86に搭載してあるKenwoodのMDV-Z700Wの通りに走っていくと、前の車が皆曲がって避けていくところがありました。
ナビは直進を指しているので、迷わず直進です。
狭い道にお決まりの、幅員狭小と落石注意の看板。この予感は…!
完全一車線の険道でした。
長野県道251号線です。
割と交通量があり、西から来ているのは私だけのようです。
付近に寄せられるところが少なく、このランクルとのすれ違いは結構大変でした。
ひっっっさびさにミラー畳みましたが、相変わらず助手席側のミラーはぶっ壊れていて動きませんでした。
調子がいいと動く事もあるんですがね。
しかし、中には譲る気が全く無く、相撲のように押してくる輩も…。
なんだか譲ってばかりいましたが…。
それでも挨拶くらいはして行きますから、まぁなんとか。
そして長野県道251号線の狭小区間を抜けると、突如そこには高速道路のようなソレが。
しかし、これはまだ高速道路ではないのです。
三遠南信自動車道の一部になる予定の、喬木インターチェンジ(となるだろう)です。
同道路は1983年代から企画されているもので、長野県~静岡県間の日本屈指の難峠「青崩峠」を含めて快適な交通が出来る事で利便を図るものでした。
1990年代には中央構造線掘り進み、2.2kmの草木トンネルを開通させました。
しかし、180億円をかける大工事だった上、今後のルートの地盤が弱い事が発覚し、結局草木トンネルは三遠南信道路の計画からは外される等の紆余曲折があり、現在もルートを変えて建設中の道路となっています。
この付近は、すれ違い困難な一車線区間と高速道路の規格を持っている一般道路が交互に来る為、面白い構造になっています。
詳しい事は、こちらのサイトで!
さて、こんな高規格な感じの道から、今回の目的地「下栗の里」近くまでやってきました。
ここがまた、一車線です。
今度はバスです…。
こりゃ運転する方も大変そうです。
ビートは小さいからすれ違いが楽だな~。
そして、どんどん住宅地へ。
と言っても一車線のままなのは変わりません。
あまり退避所もないので、すれ違いは面倒です。
でも、この上がってきた道を覚えておくと後々面白いのです。
ほら、来やがった!
登りなのに何故か譲る俺…。
退避所があると一安心。
パッシング一つで意思が通ると気持ち良いですね。
なんとか頂上へ。これ、一番混む時期だと大変だな。
道も、内角がえらく角度ついてる場所もあるし、車高の低い車で来るのは物好きの所業と思われます。
四駆のSUV・クロカンが欲しいです。レンジローバーイヴォーグのクーペとか…。
で、ここから歩いて「ビューポイント」まで向かいます。基本的に全て登りです。
ビューポイントの入り口までは5分程ですが、そこからビューポイント自体までは人が1人すれ違えるのがやっとの道を15分~20分程歩きます。
山側が停止し、谷側を歩く人を通すのがマナーとされています。
ここ、団体が来ると大変な事になるようです…。
で、それをやっと抜けるとビューポイントへ到着です。
定員40人の鉄製の展望台となっています。
既に17時40分となっており、誰も居ません。富士見町から遠いなぁ…。
眼下には、今上がってきた道と共に、住宅地が連なっているのが見受けられます。
天空の里、日本のマチュピチュ、日本のチロルと言われることもある情景です。
※オーストリアのチロル州
画像:4travel batfish様
※マチュ・ピチュ
画像:HIS社様
正式名称は「下栗の里」で、住所は飯田市上村です。
ここへの通路も、2009年に整備されたばかりです。地元の有志の手作りです。
秋の頃が一番良いと思います。
私の親父がバイクで訪れた頃だと、このようだったようです。
ちょー混みそうですが。
やっぱり、春の方は地味ですね。夕方の陽の当たり方もイマイチです。
アレを飛ばせば?という声も聞こえてきそうですが…。
やろうと思えば、ある程度歩いて空き地から飛ばせばいいんでしょうがね。そこまでしません。
ちなみに、
わんおふ -one off-というアニメにも出ていたという事を、ブログを書いている途中で知りました。
バイクと一緒にこの光景が見られる場所は、恐らくありません。
また、途中の山道は全て駐停車禁止となっています。というのは無粋な事ですかね。
よくこんな場所に最初の人は住んだなぁと思いますが、縄文時代からの遺物が見つかる等して昔から人が住んでいたようです。
独占して遊んでいた所、ご夫婦がいらっしゃいましたのでいいところは譲ります。
私もよくまぁ、上がってきたよ。軽自動車が圧倒的有利ですね。
じゃ、そろそろ撤収します。
帰りにソフトクリームを買いました。地元のお店がすぐ裏で栽培しているブルーベリーを使っているというものでした。
とても日中に86BRZのオフ会に参加していたように思えませんが…。長野は良いところが多すぎるせいです。
夕陽まで待つと良い事があったと思いますが、菅平の宿泊施設に22時チェックインなのに、ナビでは到着が0時(笑)
そして、行きも帰りも気になってたロックシェッド…。
時間が無いのでスルーしてしまいましたが、行きたかった…。
あとで調べてみると意外と簡単に近づけるようです。ここ、飯田~天竜区間は廃道類の宝庫です。
また遊びに来たいです。
翌日は群馬県からお送りします。
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長野県諏訪郡富士見町の旧立場川橋梁は珍しい橋
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Posted at
2018/05/07 02:04:53