• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+
イイね!
2019年05月27日

群馬県嬬恋村の小串鉱山跡にクレスタぁぁあああぁぁ~っ!!

群馬県嬬恋村の小串鉱山跡にクレスタぁぁあああぁぁ~っ!!
前回、シビックのいたトンネルを探索してからインパクトブルーの放課後に参加しました。

夜の内に万座峠に向かい、万座高原ホテル様に泊まりました。
既に22時を過ぎていたと思いますが、日曜日にも関わらず大勢の方の車があり、停められないかと思いました。
駐車場がこんな感じの景色なので、既に別世界に来ている感がします。
alt 


この万座高原ホテルは、朝食もおいしく、リーズナブルで良いホテルです。
他と変わったところとして、温泉は露天風呂が混浴であるという点が挙げられます。
夜は疲れすぎて意識を失っていたので、朝に入りましたが結構人がいます。
とはいっても、男性はタオルを腰に、女性の方はタオルで隠すか湯浴み着を着る事になっています。私はメガネを取ると何も見えませんが😖
温泉は7種類程ありますが、温度がマチマチで1~2種類のところに集中しているような具合でした😅

ホテルレビューはこのくらいにして、万座道路から毛無峠に向かいます。
あの時のR34GT-Rの青年は元気だろうか。
alt


1.5車線の群馬・長野県道112号線(大前須坂線)を南下します。
今回は6月前という事で、雪がありませんでした。
道中の写真が無く、いきなり到着した写真です。
車よりも、自転車やバイク愛好家の方が来られる事が多いかな。
alt


今はこの辺りです。
ここから群馬・長野県道112号線は通行止め区間に入ります。
なお、毛無峠は長野側と呼ばれる北側です。群馬側(南側)からはすぐに通行止めとなり、森の中で行き止まりです。
※国土地理院地図
alt


毛無峠の駐車場(とは一切書いていないが)からは、かつての索道の跡が見える。
小串鉱山跡の著名な遺構の一つ。
ここで簡単に小串鉱山について解説します。
・1929年(昭和4年)に北海道硫黄株式会社が本格的に硫黄採掘に着手。学校や居住区等を構える。
・1937円(昭和12年)に鉱山付近で大規模な土砂崩れが起き、居住区を直撃し240名が死亡。うち18歳以下が3割以上で、小学校の児童が半分になる痛ましい災害が起こる。
・以降、日本を代表する硫黄鉱山の一つとして、国内硫黄需要の1割を生産。1965年(昭和40年)には1,300人が住まい、最盛期は2,000人を超える人々が暮らしていた。
なお、東洋一と呼ばれた松尾鉱山は、国内需要の3割を生産していた。
・1971年(昭和46年)、石油精製の過程で硫黄が作られる技術の確立により価値が激減。他の硫黄鉱山と同じく、閉山。
       :山地防災研究所 様
alt


これも有名な、ここから群馬県の看板。
まるで群馬県が砂と緑に囲まれた県であるかのように見える為、グンマー等と揶揄される場合に使われます。
このチェーン、簡単に外れるようでこの先で写真を撮っている方も見かけた事があります。この前に愛車を停めて撮影するのが鉄板ですが、轍が激しく断念。英断だったと思う(笑)もうさ、リアバンパー廃盤だし、これ以上壊したくないんだよ((+_+))
この先、一時期は観光にも使われていたらしいと聞いた事がある。
alt


さて、出発です。
写真にはありませんが、最初のカーブでオフロード車も通れなさそうな溝が出来ています。
鉄板でも敷けば通れそうです。
alt


ひたすら歩きます。
体力の無い私には辛いですが、普通のハイキング程度のコースではあります。
私はハイキングすらついていけないようです。絶望しました。こういうのが好きなのに、最近の悩みです。
帰ってから知りましたが、別ルートもあるらしい。
雪があり、冷たい水が流れています。
alt


九十九折がたくさん見えます。ジロー坂と呼ばれる場所です。
一応、ここも県道112号線です。
硫黄煙害により、背の高い草木に乏しく、晴れてると辛いです。
※元から1,600mの高さに加え、厳しい寒さで育たないという説もあり。
 alt


洗い越し対策だったと思しき箇所。
alt


小串鉱山の事務所跡。
安全運転・最徐行とあります。
ビニールの下には「安全運転でお帰りを。再来をお待ちしてます。」と書いてあるように見える。
サイトを拝見すると、特別な事をせずにここまで来られたようだった。これも観光案内だし。
ここまで退避所が1つも無かったが、そこは万世大路(に行くまでのスキー場整備道)と同じく「出会ってから考える」んだろうな…。
alt


今ここら辺だと思う。
この先、明らかに地形が変わる事が分かる。
alt


この辺りから、坂がきつくなってくる。
特にこの先は、半端ない角度。
alt


地面にも、硫黄っぽいのが。
alt


歩いて1時間。
いきなり一面がこんな感じになります。
alt


白根火山研究会は、ネット上では活動を確認出来なかった。
糞尿や生ごみを置いていけという、一風変わったお願いが書いてある。
そのくらいここの環境が厳しい。
糞尿もゴミも役立つと表現したい言い回しが、時代を感じさせる。
alt


どこまでが植生の結果なのかは分かりませんが、あまり上手く行っていない残骸が目立つ。他の木が植生の結果なら、成功なのかも。
alt


植生試験場を抜けると、本格的に小串鉱山跡が見えます。
右側には鉱山坑跡が見えます。
alt


恐らくここに来た方の多くが、この坑口は入れるのか?という事が気になるはず。
本当に坑口までたどり着くには、ちょっと頑張らないといけないと思います。
alt


当たり前か。塞がっています。
この先、似たような坑口が多数ありますが、当然封鎖してあります。
alt


先を急ぎます。
alt


見ての通り、一面オレンジ色。全体的に激しい高低差があります。
alt


おあつらえ向きにショートカット出来るトンネルがあるので、くぐります。
alt


何の生き物も居ません。涼しいので快適です。
alt


出た瞬間、目の前に壁があるのでちょっとアスレチックです。
alt


デカい壁のある裏に、このトンネルが隠れています。
alt
 

まるで砂丘のような、足が埋まる砂山が延々と続きます。
alt


手前に橋かな?
alt


いたいた。
alt


ほら、一応みんなのカーライフだからさ、車。
トヨタ・クレスタ。2代目と思われます。
生産期間1984年~1988年です。
閉山後なのは間違いありません。
ナンバー無し。
この付近、昔は道だったので、道端に棄てられたのかも知れません。
へこみは豪雪によるものと思いますが、上から転がってきた説もあるようです。確かにあり得るかも。
alt


潰れたクレスタと言えばGTOです。こちらは5代目ですね。
割と潰れ方が似ている。鬼塚が降ってきたのかも知れない。
alt


木陰で休んでいます。
alt


ODOメーター見てなかった。
他サイト様で見ると99,000キロだそうです。もうすぐ100,000キロだったのに残念。
alt


今回の目的は、とりあえず達成です。
いつからいるのか調べてみたところ、2003年頃が最古の目撃記録でした。
alt


ばいばい。
alt


上空写真にも写っています。
※国土地理院地図
alt


1976年頃の上空写真と比較すると、だいたいこの辺りになります。
昔、労働組合事務所があった付近です。
南にある寄り添った大きめの建物は小中学校です。今はありません。
※国土地理院地図
alt


少しだけ離れた場所に
alt


インパクトブルーの仲間がいた。
alt


一応みんカラだから…。
恐らく、いすゞエルフ2代目エルフ250と思われます。
1968年~1975年製造です。
こいつはいつからいるんだろう。
alt


閉山当時には生産されていたので、当時からいるのかな。
alt


ここら辺まで来ると、遺構が多くなってくる。
alt


これだけ果てしなく砂を見てると、ちょっと嫌になってくる。
alt


書きたい事はたくさんあるのですが…。
文字数制限にも引っかかるので。
ここは東北硫黄湿式精錬所№3跡。
alt


選鉱所跡。
当然閉塞してます。
alt


選鉱所跡。何をどう使ってたかは、正直よく分かりません😖
alt


よく建ってるなぁ。
alt


やたらきれい。
alt


少し小高いので、眺めが良い。
alt


広角レンズって難しい。
alt


水平が分からなくなりそうだけど、ここからの景色好き。
alt


これも閉塞しています。
alt


まだ見て回りたいけど、水も無くなったし暑いし帰り坂道だし、帰ろうっと。
赤〇が現在地、青〇が植生試験の場所です。
今回は中央から東がメインで、西は未探索です。また次回ですね。
alt


こういうの登って帰るのは、体力があるうちじゃないと死んじゃうんだ(*^◯^*)
alt


遠回りするよりも、登るのが近道なんだ(*^◯^*)
alt


植生試験付近まで戻ってきましたハァハァ。
alt


落ちていたレンガに刻印。
alt


植生試験場を通って帰る時に気付いた。
alt


これ、橋じゃん。すげー。渡らないけど…。
alt


あれ、帰り道のつもりが、知らない場所に出た。
alt



ここで、文字数制限に引っかかったので後半に続きます。
もうすぐ終わるけど(笑)

下記クリックで移動。
ブログ一覧 | 廃道 | 趣味
Posted at 2019/10/09 00:05:31

イイね!0件



タグ

今、あなたにおすすめ

ブログ人気記事

ATCツーリングオフpart1( ̄ ...
まおうアニキさん

あんたが一番 わたしは二番
Team XC40 絆さん

按針祭・海の花火大会🎆に行ってき ...
bighand045さん

出雲そば処 八雲庵
こうた with プレッサさん

このボリューム凄くないですか!
のうえさんさん

連休2日目
バーバンさん

この記事へのコメント

2019年10月9日 19:57
こんばんわ。

凄いところに車があるんですねぇ…。
驚きです。
どうやって、ここに来たのか。
クルマに聞きたいです。
コメントへの返答
2019年10月12日 10:54
お世話になります^_^

当時はもう少し道が整備されていたとしても、後輪駆動の車で来るのはかなり大変だと思います。
今でも、一部の大きな溝さえ越えられるなら本格的なオフロードバイク、四駆なら行けると思います^_^
クレスタは、棄てる目的で来た可能性が高い気がします😓

プロフィール

「[整備] #NSX トランクダンパーがぶっ壊れたので変えた https://minkara.carview.co.jp/userid/1644328/car/3056235/8313374/note.aspx
何シテル?   07/27 22:33
青い86/NSX/S2000と言えばこのヒト…というのを目標に、ブルーの86/NSX/S20000で楽しんでいければと思っています。 無言フォロー歓迎です...

ハイタッチ!drive

みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/8 >>

     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      

リンク・クリップ

[ホンダ NSX] ステアリングコラムカバー修理 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/07/13 21:51:39
[ホンダ NSX] 2017.8.23 パワーウィンドウ メンテナンス 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/06/11 19:15:22
[トヨタ ヴィッツ] AT→MT換装 ~その③・書類作成編~ 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2025/05/28 15:39:23

愛車一覧

トヨタ 86 トヨタ 86
2013年7月納車の86GTグレード。 フルノーマルの展示車両を購入しました。 ギャラ ...
ホンダ S2000 ホンダ S2000
AP1-120系のタイプV。 初のMT車、オープンカー所有です。 ボディカラーはニュルブ ...
ホンダ NSX ホンダ NSX
New Sports Car X(30年前)。 ボディカラー、よく聞かれますが純正色で ...
トヨタ シエンタハイブリッド トヨタ シエンタハイブリッド
シエンタ ハイブリッドのシルバーメタリック。 スライドドアってすごい。運転席からもボタン ...

過去のブログ

2024年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2023年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2022年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ

あなたの愛車、今いくら?

複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!

あなたの愛車、今いくら?
メーカー
モデル
年式
走行距離(km)
© LY Corporation