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2018年12月31日 イイね!

千葉県某所の洗い越しで起こったQBK(急にビートが来たので)

千葉県某所の洗い越しで起こったQBK(急にビートが来たので)
さて、2018年最後の日の、最後の探索場所は…

場所は伏せますが…
洗い越しです。

洗い越しってなんだっけ?
という方は、道路のふしぎ:洗い越しってなに?をご覧になってみて下さい。

ここでやっとマウンテンバイクが登場します。
2日間載せっぱなしだったな…。
道が未知なので、86は離れた場所に捨てました。
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私の86でも来られそうかなー。ぎりぎり。
いやー、やっぱり無理かな?幅は問題ないですが、車高が…。
轍部分の簡易舗装が盛り上がっているのが、リアディフューザー殺しです。
既に見えなくなっていますが、看板は車両通行禁止となっています…(^-^;
立入禁止ではないし、自転車だしねー。
降りていれば歩行者になれるのが、良い所。
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道路のふしぎ~よりも、大きな洗い越しですね。
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道から外れたら嫌だなぁ(笑)
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ズボンは探索用のものなのに、靴はマリンシューズに履き替え忘れる痛恨のミス。
深さはこんなもんです。12月なので、余計に冷たいですが…。
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おや、上から来るのはホンダの誇るスーパーオープンカー、ビート。
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非常にキレイなビートです。
実はちょっと前の道の駅でお会いしました。
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前述の通り、車両通行止めとなっていますが…既に看板の文字が見えなくなっているせいもあって、迷い込んできたのでしょうか。
ビートは軽車両なので、OK?(違
迷って入ってきてしまったなら、戻るにはやむを得ず一度通らなければならなそうです。
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なんかビートみたいな軽い車じゃ浮いちゃうんじゃないかなー、怖いなー。
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オーナーさんとも話しましたが、やってみますと果敢にチャレンジ😜
冷静に考えたら鉄の塊だし、自転車が浮かないんだから行けるよね……。
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陽が落ちてきているのでブレない事優先しようかなーと考えているうちにビートが!
QBK(ートがたので)、結果、SS速すぎてホイールの躍動感が(^^;
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なお、QBKとは、2006年W杯の日本代表vsクロアチア代表戦で、当時のFWだった柳沢選手がシュートを撃てなかった際に「ールがたので」と話した事を短縮した言葉が元ネタとなっています😨
私は普段、止まった物しか撮ってないから仕方ないね…(^-^;
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無事、対岸へ。
奥の道へいって、Uターンします。
奥はどの車でもUターンできるものなのか、私は分かりません。
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撮影者であるワタクシは、洗い越し下流の小さな滝となっているところにしゃがみ込んで撮影しています。
靴が濡れたなら、後はどこが濡れても同じ。
聖飢魔Ⅱのデーモン閣下も「昨日、人を殺した。あとは何人殺しても同じだ!」と言ってたし😉
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さー、往復だ。
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正直な感想として
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自分で好き好んで洗い越しを渡っているのに、こういうのもナンですが…
86だったら、ちょっと嫌だなぁ(笑)
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実は先日のツーリング場所から近い…というか、帰り道に通りすぎたくらいなので、寄ろうと思えば寄れましたが…
一応車両通行出来ない事になってるし、86は止めとくかなぁ😜
ちょこっと撮影したい(してもらいたい)気はするけど(^-^;
真ん中に停車して帰ってくる事で通行ではない、とかいう屁理屈ではダメだろうか…。
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では、見届けたので、自分も自転車(を押して)往復します。
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はい、戻ってきました。
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キレイな川で、良い場所でした。
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おっと、まだこれで終わりではありませんよ。
86駐車位置までの帰り道に橋があるのですが、ちょっと観察してみます。
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名前は下川橋。
川を覗くと、明らかに旧橋と思われる遺構が放置されています。
幅2mあるかという感じです。
ちゃんと廃橋もブレずに見逃しませんよ(^_^)
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元々、橋脚があったと思しき跡もあります。
こういう風に放置されている遺構の多くは、事故等の不本意な状態で壊れた事が多いです。
さすがに、普通にかけなおすのにそのままというのは無いです(^-^;
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1966年、国土地理院地図からの衛星写真です。
この時点では、道の形状からして旧橋です。
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1971年。
まだ旧橋ですが、まっすぐだった道路がやたら乱れています。
仮橋という印象です。
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1975年。
現在の下川橋になっています。
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この理由は、1970年(昭和45年)7月1日に、千葉県南部を襲った集中豪雨が原因です。
死者16名、住宅全壊200戸以上、浸水8,000戸弱という大水害が起こりました。
下川橋も、流失した記録が残っています。
※昭和45年7月1日の集中豪雨による千葉県南部の災害についての報告書より、橋の流失写真を抜粋
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つまり1970年の大水害によって 下川橋は破壊され、遺構は回収される事なく、50年近く捨て置かれている事になります。
大分気の毒ですが、昔の水害の怖さを伝える為の学校教材には良い気がします。

だいぶ、洗い越しから遠ざかってしまった気がしますが…。
つい、廃物があると歴史を調べたくなってしまいます。
という事で、2018年12月31日は、廃物探索で終えました。2019年もよろしくお願いします(^_^)
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Posted at 2019/02/10 02:10:32 | コメント(6) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味
2018年12月31日 イイね!

千葉県勝浦市の「おせんころがし」を頑張って歩いてみよう

千葉県勝浦市の「おせんころがし」を頑張って歩いてみよう
鴨川市の教社を見てきました。
千葉県勝浦市に、昔から「おせんころがし」と呼ばれる場所、そして道があります。
おせん を ころがした から、おせんころがしなんでしょうか。
昔から地図に載っています。
明治時代より、約4km程の長さながら交通の難所として知られていました。4kmのうち殆どが改修されていますが、一部旧道のままの場所がありますので、今回はその区間を見てみましょう。
1921年に県道となった後、1969年に廃道となったようです。

いつもお世話になっております今昔マップ様から見てみてみます。
昭和19年版地図、現代の国土地理院地図の両方に「おせんころがし」の文字が。
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どのような場所なのか、行ってみましょう。
まず、赤〇の位置から眺めてみます。
現在地は、国道128号線の旧道です。
1~1.5車線が連続してます。
※画像:国土地理院
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赤線を引いた場所が、おせんころがしの旧道区間です。
コンクリートの治山工事跡のような道が見えます。ここが1921年まで県道だったという事です。
このまま攻めたい(西側)ところですが、車を置く場所が微妙にないので反対側(東側)に一度抜けます。
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東側に抜ける際に通るこのトンネルは「おせんころがしトンネル」という名称となっています。
どれだけ根付いた名前なんだ。
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トンネルを抜けた先に駐車します。
ここ(東側)をゴールとして、西に向かい、ここへ戻ってくる事を目標とします。
自転車は持って行くか迷いますが…距離も短いので、今回は徒歩で。
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このようなルートで回ります。
まずは、旧128号線を通って大沢と書いてある集落を南下し、おせんころがしを通るというものです。
ちなみに、行川アイランド駅にも「おせんころがし」への案内が描かれているという念の入れようです。
※画像:国土地理院
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さて、大沢集落を通ってルートを使って西側に行きましょう。
ここも、国道128号線の旧道です。
1921年に造成されました。
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道の脇。階段かな。
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これは階段では無い…。
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地図の、①にあたる場所です。大沢集落は、この大沢第1トンネルと、第2トンネルの間にある100m程の区間に在ります。
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トンネルを抜けて振り返って撮影。
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このトンネルの間が、大沢集落です。
家の数の割に、車を停める場所が少ないです。車が入れない道にも多数の戸建があります。
路駐はその為でしょうか。
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地図でいう②、この集落唯一の交差点を下っていきます。
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現道の真下に出ました。
地図でいう、③の場所です。
この階段を上がると、最初の方に出てきた「おせんころがしトンネル」の近くに出ます。
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この階段を上がらずにわき道を入ると、おせんころがし旧道区間スタートです。
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冬なので、藪も大してありません。
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このガードパイプの向こう側へ。
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ただ、ドロボーというか、ひっつきむしというか、くっ付く種が物凄い数がいるのに辟易しました。
レカロシートにくっついちゃうんだよな。
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お、視界が開けてきました。
やってきたぜという感じです。
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治山工事の際、「おせんころがし」ごとコンクリートで固めた事で道の体を保っています。
道幅はそこそこあるので、歩いている途中で落っこちるという具合ではありません。
そう、ありません、が、なにせガードレールも何もなく、落っこちそうになる錯覚はあります。
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振り返ります。
冒頭、おせんころがしを眺めた場所が矢印の場所です。
既に海と空の間を歩き始めています。
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ちょっと左に目をやると、堤防にて家族で釣りを楽しむ光景が。
こっちからは動きが良く見えていたのですが、向こうはこちらに気付いていないようです。
気付かれても困るんだけどさ。
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高さは20m程と言われています。
良く治山したもんだ…。
もちろん、落っこちる事は出来ませんよ。
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とりあえず、固められている上に水はけも良いように作られているようです。
地図でいう④のあたりです。
ちょっと怖いけど、長めの良い快適な道だな。
この調子なら、気持ち良く通れそう。
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という感想を一気に打ち消す崩落。
曲がったとたんにこれ。
道自体は大丈夫なのですが、上から降ってきた土砂が堆積して斜めになってしまっています。
一番イヤァンなのは、土砂に乗ったら崩れていって崖下まで持って行かれる事(^-^;
最近の事のようで、この崩落があるという話は聞きません。
もしくは、この程度なんでもないとスルーしてるのか…(笑)
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山側を通り、クリア!
崩れたら最後、掴めるところが無い事が緊張感マシマシでしたハァハァ
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で、前を向いたらこれ(^-^;
道全体に土砂が堆積し、藪で覆われています。
夏だったらどうなってんの(笑)
足元が見えないので、どこを踏んで進めばいいのか分かりません。
先ほどの崩落の古い版ですね。
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写真のタイムスタンプを見ると20分程、登ったり降りたりを繰り返して、どうやって進むか、もしくは撤退するかを悩んでいました。
先人の通り道っぽいのは、やたら崖側を通っていたのでこれは無理!多分、これは人間じゃない。
藪は根が張り、手掛かりになるようでしたが、何せ土砂の堆積ですから足場は基本斜めになっている上に、よく見えません。
また、写真のように道がない所にまで草ははみ出しています。足の置き場は間違えられません。
結局、新しいルートを拓いて通ってきました。
次行く人は、それを通ってください(笑)
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あの土砂を乗り越えてからの10数メートルを進むのに、20分使ってしまいました。
買って間もないカメラは、土と草で迷彩柄に。
必死だったけど、気を付けながら歩いてきたんだけどな…。途中撮る余裕は無いし😉
自転車持ってきて踏破したレジェンドがいるけど、絶対無理(^-^;
持ってこなくてよかったー。
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あとは藪の中を…どっちが前だ?😅
微妙に、先人の跡があります。
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時には屈んで、時には漕いで進めば!
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塔のモニュメントが見えてきました。
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到着!
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これが、おせんころがしのゴール。慰霊のモニュメント。
おせんころがしとは何なのか、答えが書いてあります。
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昔(詳しい年月日は不明)、お仙と名付けられた、領主の大事な娘がいました。
父である領主は強欲で、領民に重い年貢を課せており、大変な怨みを買っていました。
お仙は父に何度も年貢を軽くするように頼んだり、贅沢を控えるように頼み込みますが、聞き入れてもらえません。
領主の強欲に耐えかねた領民達は、領主の殺害を計画します。
お仙が18歳になった秋祭りの夜、酔いつぶれた領主を領民達が担ぎ出し、断崖へ投げこみました。
翌朝、領民達がどんな様かを確認してみると、領主の衣装を着たお仙が痛ましい姿で倒れていました。
領民達はお仙が領主の身代わりとなっていた事に誰も気付かず、大変な事をしてしまったと悲嘆にくれ、不覚を恥じて領主に詫びを入れました。
さすがの領主も心を入れ替え、ここに慰霊碑を立てて供養し、おせんころがしと呼ばれる場所となりました。

という事で、悲しい民話が地名の基となっています。
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おせんころがしは、1952年、連続殺人犯によって3人の命が奪われる事件が起こった悲運の地でもあります。
名前と地図での主張の強さから観光地のように思えますが、面白い要素はありません。
大変無念な場所というのが実際の所です。
心霊スポットとされているのもやむなしという感じ(-_-;)
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モニュメント側から行こうとは思わないな(^-^;
前知識が無ければ、道がある事に気付かないと思います。
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崖下に、謎の鳥居が見える…。
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PLフィルターの使い方を練習していた気がします。
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そろそろ、86の方に向かって歩きましょう。
慰霊碑を離れます。この舗装路を歩きましょう。
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車止めのパイプが設置してあるところから来ました。。
ホテル行川に行くか、おせんころがしに行くかを選択出来ます。
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きみ、怖いよ…。
では、まだ行くところがありますので次へ!
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Posted at 2019/02/03 07:52:50 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 日記
2018年12月31日 イイね!

千葉県鴨川市の大山祇(オオヤマツミ)神社は廃神社なのか

千葉県鴨川市の大山祇(オオヤマツミ)神社は廃神社なのか
前回、廃車を見に行きました。
本題に入る前に…

30日最後は、館山市大貫隧道へ…。しかし、既に日が暮れております(^^;
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大貫隧道をチラッと確認。
日が暮れている事、12月なのに藪が深い事、水捌けが悪い事もあり、目視で撤退(^^;
内部は美しい地層が見られるそうです。
ここは東口なので、西からだと入りやすいのかな?
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宿泊先に行く前に夜間撮影の練習。
2時間弱練習してみましたが、なかなか上手い写真が出来ませんでした。
夜間撮影は苦手です(^-^;
宿泊先の鴨川へ向かいます。
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30日の旅で最も気を使ったのは、宿泊先の高さ制限(笑)
自転車を載せた状態だと2.2mあれば通れるのですが、電灯や警報機があったり。
真ん中で止まったりして様子を見ながら恐る恐る通り、なんとかクリア(笑)
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という事で、31日は鴨川市からスタートです。
まずは同じ鴨川市内にある大山祇神社を訪ねてみます。
鴨川グリーンプラザホテルから、すぐ近くです。
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行くまでは一車線の道をひたすら道沿い。
舗装されているので、難しい事はありません。
退避場所が少ない事がネックです。
さて、この写真の場所に神社があります。
答えは右上です。
私は分からずに通り過ぎました(^-^;
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ちなみにこの道をひたすら進むと、大多喜町あじさい麻綿原へ出るようです。
GoogleMAPでは、道が切れていますが(笑)
7月が最も美しいようです。
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とりあえず、近くの林道の入り口かつ出入りの邪魔にならないように駐車します。
ここまで自転車降ろし無し!(笑)
じゃ、来た道を戻りましょう。
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地図によると、ここらへんらしいけど。
青い柵に囲まれ、それに沿って歩きます、
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何か見えてきた。
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藪をくぐると
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草生した狛犬。
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もう1匹は口しか見えない。
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だいぶキている。
震災もそうですが、台風によって大きくダメージを受けているようです。
中に行きましょう。
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かつて鈴がついていたと思われます。
鈴が付いている場所にある木材の破片は、かつて大山祇(オオヤマツミ)が祀ってあった場所となります。
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隣は、立派な神棚が。
こちらは御嶽教の神棚です。
お酒も置いてありますが、既に神具はありません。
2011年頃までは、そこそこ参拝者がいたようです。
2つの神様がいる理由は、後述致します。
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2011年12月の時点で探索されている方の記事を見ると、だいぶ崩壊が進んでいるように見えます。
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製造が思ったよりも新しい。
7年前、80歳のおばあちゃんが徒歩で通って神社の世話をしていたようですが、もう訪れてはいないようだという話。
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瓦が見える。
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いつ落っこちてきてもおかしくない(^-^;
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いつの頃かも分からない新聞が貼られている扉の先は
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便所。
やはり便器はキレイ。
いつも便器ばかり撮影してるなこいつ(^-^;
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ところで、ここは廃墟探索地図上で「大山祇神社」となっておりますが、実際は違います。
おおざっぱに、スゴロク様の調査を基にかいつまんで歴史を記します。

大山祇(オオヤマツミ)とは山の神様であり、愛媛県今治市を総本社とします。
かつて、江戸時代では大山祇神社という名称だったようですが、もう少し離れた場所にあったようです。
1900年頃に移動したようですが…
現在地、赤〇。恐らくあった場所、青〇。たぶんね。
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江戸時代までは大山祇(神道)と滑山大明神(仏教)を同時に祀っていました(神仏習合)。
大山祇、滑山大明神ともに山の神様として信仰されていました。
滑山とは、この付近にある山の名前です。
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明治元年(1868年)に神仏分離令が発令され、滑山教会所と名称を変えました。
のちに近くに在る天津神明宮がこの近辺一帯の土地を購入し、1889年頃に教会所は廃止
1890年頃、奈良県奈良市に教団本部を置く神道系の御嶽教(おんたけきょう)の金高氏が、関東に御嶽教の教えを広めるため、御嶽教大山祇教社として復興。
大山祇(滑山大明神)と御嶽教を合祀した後、三代目金高氏まで続きましたが、1980年代に亡くなり、後継者が絶えて廃墟化しているという事です。
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しかし、土地や歴史的に複雑な問題もあり、2019年1月更新の鴨川市宗教法人一覧表でも、1980年代に亡くなった三代目金高氏と共に宗教法人として登録されたままとなっています。
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まとめると
江戸時代は大山祇神社だったのが、明治時代末期に御嶽教が入り、合祀して両方を祀っていました。
最終的には御嶽教大山祇教社として活動していたという事ですね。
つまり、廃神社ではありません。廃墟だけれども廃教社でもなく、現在も存続している事になりますね。
ここだけ書けばよかったんじゃないかって?
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2019年1月のインパクトブルーツーリング開催場所のすぐ近くだったので、初詣に行けば良かったかと今更後悔(^-^;
またどこかで伺えればと思います。
まだ千葉は続きます(笑) では、次行きます。
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Posted at 2019/01/31 10:44:07 | コメント(0) | トラックバック(0) | 廃墟 | 日記
2018年12月30日 イイね!

千葉県館山市の廃車に会いに行ったけど

千葉県館山市の廃車に会いに行ったけど
房総半島をあちらこちらと行っています。

君津市から館山市へ向かう途中、410号線上で、房総の王者nobu33さんとハイタッチしました。
ハイドラ見てなかったのですが、めちゃドハデなのですぐ分かりました^_^
この時、こちらも自転車積んでたのでお互い分かりやすかったかもしれません。
ドラレコだと、逆光ですが(-_-;
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目当ては、閉館した旅館の前に、積載車に車両を載せたままどちらも廃車になっているという光景です。
2014年時点で、このようにある、はずです。
おお、かっこいいぜ。
※Google Mapより
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みんカラに有るまじき事ですが、私は車に詳しくないので…
トラックも乗用車も何の車か分かりません(^-^;
車種あてクイズとして出題します。出題者は答え分かりませんが…。
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さて!
現地に行って参りました。



が……・



トラックはあるけど、居なくなっている!?
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いや…
腐ってやがる、遅すぎたんだ…。
5年弱でこんな朽ちるんですね。
お金にはならないうえ、この周りは人も車もそれなりに往来があるので、いたずらのために金属の塊を誰かが壊したとも考えにくいです。
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さすがにここまでになると、廃車を見に来た感が薄い。
これも楽しめるくらいにならなくては(^-^;
と思いつつ、かなりゲンナリです。
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目玉が、ぎょろっと。
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幸い、内装は結構原型を留めています。
もっと撮影すればよかったのでしょうけど、がっかりした余波もあって全然撮りませんでした(-_-;)
窓は手回し式ですね。
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トラックも、かなり崩壊が進んでいます。
2014年のGoogleMAPの写真だと人が乗れそうなくらいに、保たれていたのに…。
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こんな潰れる物?ちょっと壊れすぎじゃない?
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ユニックを操作する装置は、あまりくたばっていないようです。
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正直、静態保存(という名の放置)を結構期待していたので残念でした😰
長野の車両みたいに完全にいなくなっているよりはいいか。
千葉の探索は続きます😉
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千葉県君津市の三島隧道で高級クロカンと待ち合わせ
Posted at 2019/01/21 02:40:28 | コメント(2) | トラックバック(0) | 廃墟 | 趣味
2018年12月30日 イイね!

千葉県君津市の三島隧道で高級クロカンと待ち合わせ

千葉県君津市の三島隧道で高級クロカンと待ち合わせ
海中電柱に行ってきたり、月崎トンネルに行ってきたり、向山トンネルに行ってきたりしました。
千葉も行きたいところがたくさんあって困りますね。
今回のメインコンテンツの一つ、三島隧道を見に行きます。

旧国道410号線の君津市~鴨川市間をつなぐトンネルとして1953年~1993年まで活躍しました。
2000年頃までは、旧道として開放されていました。
今は高規格な君鴨トンネルが、1993年より供用されています。

場所を君津市と鴨川市の間へ移します。
大体、このあたりです。
北側が君津市、南側が鴨川市。
既に国土地理院地図では道すら載っていませんが…北から入ります!
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国道410号線の旧道ルートが赤いルートです。
左が林道渕ヶ沢奥米線です。
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こんなところも、意外と交通量がありました。
私がここにいたわずかな時間で、プロボックス1台と自転車3台が通りました。
林道渕ヶ沢奥米線は、割かし舗装も良い林道のようです。サイクリングにも良いのでしょう。
自転車載せてるけど、他人事のよう(^-^;
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ゲートがあるので、カカッっと内側へ。
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あのゲートを突破し、粗大ごみを捨てていく不届き者がいます(^^;
汚れ具合からして、さほど前では無いようです。
車が入れない場所柄、一人のワザとは思えませんので…大のオトナと思しき人々が、情けないものですね…。
これより大きいものを棄ててくヤツがいるんだろうか。
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下に見えるは、三島隧道に引導を渡した君鴨トンネルです。
きみかも?疑問形?
超便利になったのは間違いありません。
ガードレール外から君鴨トンネルの上まで行けそうですが、ドライバーが驚くと思うのでやめましょう。
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相当の治山工事を伴ったことが見受けられます。
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少し進むと、土砂が。
わざと盛った様にも見えます。
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この盛土を乗り越えると
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25年前まで、房総の南北を繋いでいた国道とは思えません。
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路面は残っていますが、路肩の崩壊が進んでいます。
2000年頃に封鎖されたのは、こうした崩落が進んだためと言われています。
山側見ると、小規模な洗い越しだったんじゃないかと思えます。
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高度は上がらず、尾根へ向かっていきます。
道は多少荒れていますが、徒歩であれば問題ありません。
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この雰囲気、そろそろ近い…。
(国道だった事は忘れそうです。)
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見えてきました。
鉄板で封鎖しているようです。
ここに来て、高さ2.9m制限です。
国道でこの高さ制限は、物流的にきついでしょう。
何か見えますね。
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食器棚より大きい不法投棄。トヨタ・ランドクルーザーシグナスです。
100系ランクルの最上位にあたる海外専用車LX470の日本国内版として、1998年~2007年に販売されていました。
希望小売価格550~650万円程で、もちろんラダーフレーム仕様の高級クロカンです。
4,890×1,980×1,890(年式で差異有)の大柄なガタイは、三島隧道には少し窮屈に見えます(隧道は閉まってるんだけどさ)。
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販売終了から10年以上経過していますが、10万キロ前後走ってもなお、現行86の新車価格を上回る中古車もあります。
4,700cc V8エンジンに2,500㎏の重量は、リッター辺りの燃費は6キロ前後。
希望小売価格もさることながら、大排気量に高級部品をふんだんに使用した悪燃費車両を維持するには、相当の出費を覚悟しなければなりません。
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2000年頃に閉鎖された三島隧道ですが、道路の道考証人様の記録を見ると、2003年4月までは存在しませんでした。
2007年にあずさ2号様が訪問した記録に初めてシグナスが登場します。2003年中に棄てられた説があるようです。
リアナンバーが強引に引きちぎられている事から、盗難車だと推測されます。
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フロントです。
ルーフは標準なんでしょうか。
お気づきかもしれませんが、元々はホワイトパールです。
放置が始まった頃には、黒いスプレーによって黒く染められていたようです。
指紋対策?
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ボンネットは堆積物が多くて開きませんでしたが、開けた方によるとV8エンジンが今も入っているようです。
何十年かすると、この上に樹が生えたりするんでしょうか。
ガラス類も内部から黒く塗られています。
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1999年~2002年のシグナスにはホワイト、ブラックの他にグリーンマイカもあったようですが、このシグナスは3色コンプリートか…。
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GRAND TREK、ダンロップのオフ・オンロード用タイヤです。前後とも275/60/R18。純正品でしょうか。
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ドアが開きます。
ガラスが割られていないのが奇跡。
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なかなかこんな高級車に乗れないので、試乗してみましょう。
ドアを開けた瞬間、某寺くらいカビくさいです。長く吸っていたらビョーキになりそう。
浮浪者とか遺体とか動物とか居たらどうしようと思ったけど。開けちゃった。
黒いスプレーで窓やシートが塗りつぶされています。
やはり見るだけで満足です。
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何か積んでる…?
そんな事は無いようでした。危ない危ない(^-^
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あんまり中をじっくり見るには、ちょっと。
シートに靴跡がありました。
乗るならちゃんと乗ろうぜ!私は乗りませんけど…。
なお、ナビはどの時点で盗られたのか分かりませんが、ありません。
助手席側のグローブボックスが開いてるのは車検証処分とか?
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この惨状。芸術的でもありますが、見ていると気の毒になってきますね。
何故わざわざゲートを突破して、当時でも封鎖から10年経過している廃隧道前に棄てたのか…。
売るのが目的では無かったのでしょうか。
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隧道がメインで車に興味が無い方から見れば、ただの不気味な廃車であり、冒頭に出てきた不法投棄された食器棚と大差ないのでしょう。
このシグナスの屋根に登っている方の写真も見た事がありますが、そんな仕打ちをするには、あまりに気の毒に思います。
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シグナスの脇には殉職者の碑。
掘割に囲われているので、殉職者の碑である事以外は分からず。
いつどなたが亡くなったのかは定かではありませんが、隧道の施工時に殉職された方がいらっしゃったのは確かなようです。
殉職してまで切り開いた道が廃道となって、慰霊の碑まで放置されてしまってはシグナス以上に気の毒な…。
マジで化けて出るぞ…。
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ついシグナスの事ばかり。
この後ろのスペアタイヤを取り付けるオプションはレアのようですね。
何故なら、無い方が人気があるからのようです(^-^;
特にシグナスはラグジュアリー寄りですから、武骨な外見よりもスタイリッシュさが求められそうです。
中古車サイトでもシグナスに背面タイヤ装備はかなりレアでした。
なので、ここでかっぱらってもお金になりませんから変な考えはやめましょう(笑)
そうそう、隧道を見てみましょう。
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三島隧道は、長さ55m、幅4m、限界高4mとなっています。かなり短く、小さいです。
4トン車は抜けられず、小型車も交互通行するような具合だったと聞きます。
それでも、君津市と鴨川市を抜ける事の利便性が勝っていたようです。
鉄板はボルトで締められています。
が、一部外されています。また、工具があれば簡単に外れそうではあります。
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少しスマホを突っ込んでみてみましょう。
内部は閉塞はなく、反対側の光が確認出来ます。
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隧道目当てならば反対の南側も行くべきですし、それなりに楽しそうです。
ですが、私はこのシグナスに会いたかったので、ここで満足です。
撤退します。
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戻ってきました。
ゲート前の立て看には、ゲートから三島トンネルまで通れない、という記載があります。
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近くにあった保安林の看板。草に埋もれていたので、ちょっと掃除。
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トンネル描きたいだけじゃないの、というくらいトンネル記述が(笑)
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ちなみに、三島隧道(というかシグナス)は手元にある「廃道をゆく4」の裏表紙も飾っています。
2013年末に販売されていますが、私が行った時の方がキレイだな(笑)
シグナスの洗車オフ…、水を使える雨の日に行えばそれなりにキレイになるのでは?とか妄想(^-^;
では、次に行きましょう。
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・同じ日の探索
Posted at 2019/01/20 12:31:59 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味

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青い86/NSX/S2000と言えばこのヒト…というのを目標に、ブルーの86/NSX/S20000で楽しんでいければと思っています。 無言フォロー歓迎です...

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