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2020年11月04日 イイね!

岩手県宮古市にある廃自然遊歩道

岩手県宮古市にある廃自然遊歩道
前回、龍泉洞に居ました。
11月の16:30、浄土ヶ浜にほど近い、女遊戸浜まで戻ってきました。
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「おんなあそびど」ではありませんよ。
「おなっぺ」と読む、難読地名です。
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女遊戸のすぐ近くにある中の浜には、震災メモリアルパーク中の浜という施設があります。
元々、ここは大規模なキャンプ場があったそうですが、東日本大震災によって15mの津波の被害を受けました(女遊戸トンネルも水没しているはず)。
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津波の被害を後世に伝える為の施設として生まれ変わったのですが、2019年の台風19号によって2020年11月現在も立入禁止となっています。
奥に見えるトイレは、台風ではなく震災によって被害を受けたものです。
小高い丘は、あの高さまで津波が来たという事を体感できるように拵えたようです。
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本題です。
ここから、自然歩道の廃区間が始まります。
今回の廃区間は、ちゃいるどどりーむ様の浄土ヶ浜遊歩道廃道区間を参考に尋ねてみました。

少し話が逸れますが、同サイト様の東京都の旧吹上トンネル記事を拝見したところ、明治時代のトンネルにも拘わらず、心霊スポットとして多くの方が詰めかけ、破壊活動をしているのを見てため息が出ました。
都会で人口が多い程、身近な廃スポットは無法地帯になりやすく、すぐに心霊スポットや不法投棄の場所となってしまいます。
やはり人の少ない、ヒトケのない田舎が一番安心です。

話を戻します。
他の方ではこの遊歩道の記事を見つけられなかったので、とりあえず歩いてみます。
この日の宮古市は、日没が16時27分となっており、既に日が沈んでいますのでサクッと参ります。
震災の前から使われていなかったようなので、当時ここを歩いていた物好きはいないはず…。
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道幅は2m弱と思いますが、岸壁や駒止があるので、見た目よりは狭く感じます。
駒止があるという事は、車両の通行を想定していたのだろうか。
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ISOをバリバリ上げていきます。
ごく簡単な擁壁がありますが、高い位置からの落石で道が埋まっています。
左の岩は、2007年時点では1枚でしたが、今は2枚に分かれています。
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見上げる。中間くらいまでは津波に浸かったと思う。
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多数の落石はあるものの、舗装自体はキレイに残っているように感じます。
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掘割。
巨木が邪魔。
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振り返る。
ずっと駒止が続いている。
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掘割を越えると、急に道が無くなったように見える。
舗装が津波によって持って行かれたと思われます。
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舗装があったとは思えないくらいの凹凸。
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16:41。
急速に暗くなってきた。
大きな岩が落ちてきている。
そして、前方にトンネルが見える。
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無名のトンネル。
2007年に訪問された方のブログと比較すると、だいぶ堆積物が積もっている。
崩れているというより、背負っている山からの落石と思う。
遊歩道という話ではありますが、高さは2.5くらいありそう。駒止も最後まで続いているので、現役時代は軽自動車が通っていた事もあるのでは。
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振り返ってみる。
舗装が残っている区間もある。
脇の擁壁が流出すると厳しいですね。
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さて、入りますか…。
と、ここで支店長から着信が入る。
私は営業所勤務なので、営業所長⇒副支店長⇒支店長と、かなり上役になります。
普段、私のような末端に直接連絡が入る事はないので恐る恐る出ると、使用している社有車の再リースについて問題ないかというやり取りでした。
驚かすなよ~。まだ12万キロしか走ってないからセーフと答えました。
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入って振り返る。
名前も分からないトンネル。
中にあるのは殆どが石。ここに来る人は居ないでしょう。ありがちな不法投棄のゴミはありません。
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抜けた先に道はありません。
この先、宿漁港に繋がって終点となります。
前述のブログでは舗装が見えるくらいの堆積だったので、山が崩れて埋まってしまったという事だと思います。
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振り返って撮影。
今は立って歩けないくらいに埋まっている。
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戻りましょう。
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撮影がなければ5分くらいで戻って来られます。
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中の浜は、女遊戸トンネルと、この宿トンネルの間にあります。
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では、ここから茨城に帰ります。
帰らないといつまでも戻れないし仕方ないね。
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もう真っ暗で、ISO12800でこんな感じです。
86を女遊戸浜に停めていました。
頑丈な鉄の扉のある、立派な堤防があります。
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現在の堤防は、このような具合です。
※Googleストリートビューよりキャプチャ
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震災当時、従来の堤防は完全に破壊されている様子が確認出来ます。
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実はここに来る途中、築堤が築かれ、不自然な線形で行き止まりに行ってしまい、転回したのですが
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やはり、ここも昔は直線だったようです。
左に見えるのは、東北区水産研究所宮古庁舎です。現在は建て直されています。
築堤より後ろには集落があるので、第二の堤防を作った感じですね。
良い歴史、悲しい歴史がありますが、また岩手に来たいです。
次は福島県の廃鉄道区間の記事を書く予定です。
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Posted at 2021/07/07 20:46:35 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃道 | 日記
2020年11月04日 イイね!

岩手県岩泉町の龍泉洞に行ってみた

岩手県岩泉町の龍泉洞に行ってみた
前回、かつて素敵だった海沿いの廃道を紹介しました。

その足で、岩手県岩泉町を目指します。
たろう観光ホテル。
三陸ジオパークとしても登録されている震災遺産です。
2011年3月11日当時まで営業していましたが、3F部分まで津波が押し寄せました。
震災以前より津波防災の町として、高さ10mの防潮堤を築いた田老町ですが、その防潮堤すら越えてきた津波の破壊力は恐ろしいものがあります。
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まだ新しい三陸北縦貫道路を利用し、岩泉町まで移動します。
この日は平日だったかな?
龍泉洞です。ハイドラの岩手県観光地としても登録されています。
龍河洞(高知県)、秋芳洞(山口県)と並ぶ日本三大鍾乳洞の1つで、古くから探検や探索を行っていますが、未だ全容は掴めていません。
北にしばらく行くと、安家洞という、総延長20kmの日本最長の天然洞窟があります。
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どうしても、皇太子(様)って呼びたくなる。
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中に入りました。
内部は終始洞窟内となりますが、有名観光地の為、安全なように作られています。
昭和初期頃から鍾乳洞探検が盛んになり、観光する為の階段等を整備していたそうです。
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一口飲むと3年寿命が延びるという言い伝えがあるらしい、長寿の泉。
「じゃあ100回飲めばいいじゃん」と小学生に言われそうだけど、どう返すのが正解なんだろうか。
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コウモリが5種類おり、ウサギコウモリという種がレアらしい。
1匹も居なかった(見てなかった)。
コウモリ自体は、よく廃隧道にいるしね…。
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岩の形が竜の頭に似ているらしい、龍の淵。
全然撮ってなかった。
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滝。
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めっちゃ流れてすごい音がしている。
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奥に進むと、龍泉洞のパンフレットに出てきそうな空間が出てきました。
地底湖の中にライトを沈め、照らしています。
この透き通った純水が、ドラゴンブルーと呼ばれているそうです。
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第一地底湖だそうです。
最初に探検の始まった場所のようです。
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こんな感じで第三地底湖まで繋がっています。
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第二地底湖が。
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さっきより3m深い。
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最後の地底湖。
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第三地底湖です。水深98mと、他と段違いです。
ここが観光コース最終地点となっています。
第八地底湖まである事が確認されています。
1968年の潜水調査時に事故があって以来、潜水調査は行っておりませんでしたが、2012年に再調査を開始する等しています。
ここで行き止まりとなり、そのまま入り口に戻るか、延長した別ルートを通るかを案内されます。
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別ルートは、階段で35m登る事になります。
三原峠というらしく、鍾乳洞の中で峠に来る事になるとは思いませんでした。
電光掲示板のLED?は、写真では上手く撮影出来ず、本来の数字とは異なるものだったと思います。
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峠の展望台から。
整備される前の苦労が伺い知れます。
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さて、出よう。
巻き立てのある現代的なトンネルが出てきました。
途中にワイン保管庫がありました。
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地上の人になりました。
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外では石を積むのが楽しめるらしい。
私が訪問した時は、1人もやってなかった。
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感想は、一度行ってみたらいいかな?という具合。
同じお土産でも、何故かここの価格より、近くの道の駅いわいずみの方が安く取り扱っている。
龍泉洞のチケットを買うと、科学館という施設にも入れるようでしたが、時間の都合で行きませんでした。
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これからまた、宮古市の方に戻って廃遊歩道に行かなくてはなりません。
ならないんだけどさぁ…。
見つけちゃったんだよね…、面白げな旧道を…。
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全面通行止めの先に見えるは、ロックシェッド。
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なかなかエモーショナル。
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電柱が立っています。
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そうはならんやろ(なってる)。
何が起きるとこうなるの?
何かに食われたの?
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柱が一本無い。
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いや、そうはならんやろ(なってる)。
邪魔だから端に寄せておいた感するが、当然ながら人間が持てる重さではない。
なんでここだけ、こんな朽ちてるの?
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なお、ロックシェッドの仕事はめちゃくちゃ丁寧。
現地合わせでぴったし埋まっています。
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実は岩泉町は本州で最も広い町(面積)で、この辺りでもグループホーム入居者9名が亡くなられる等の町全体の被害が出ていた記述がありました。
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ロックシェッドの先を少し探索します。
通常の旧道です。奥まで行く時間がないので…。
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今は立派なバイパスの橋が架かっている為、この道を通れないと不便…という方は、ここに土地を所有している方かと思います。
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この断崖絶壁。
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戻ってきました。
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なんだか、エモーショナルな撮影を独占出来そうな気配でした。
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こんな車庫が欲しい。
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やばい、時間がない。
早く宮古市に戻らないと…。
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引き上げ時、藪の中に碑を見つけた。
「?内の碑」、漢字が読めない。
フリガナが振ってあったが「○○ナイ」までしか読めなかった。
何か下部にも刻まれているようだったが、詳細は不明のまま。
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その碑のすぐ近くに何か建物もあった。
農耕地が近いので、作業小屋とかかも知れないが…。
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ちなみにここをストリートビューで見ると、Googleカーが警察に停められている姿が見られる。
経過を見ると、現道の対向からパトカーが来ている。
旧道へ右折したGoogleカーを不審に思って追跡してきたようだ。
確かに、こんなところに用事あるのは地元の人くらいだろうからね…。
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Posted at 2021/06/14 19:03:55 | コメント(1) | トラックバック(0) | 景勝地 | 日記
2020年11月04日 イイね!

岩手県宮古市の隧道の先は、時が止まっている

岩手県宮古市の隧道の先は、時が止まっている
和賀川水力発電所に行きました。

三陸に行く前に、湯田ダムへ寄ります。
今まで何回も和賀町に来ているにも拘わらず、一度も湯田ダムを訪れた事がありませんでした。
ダムカードももらいました。
わざわざ「来てくれてありがとう」というメッセージが添えてある、凝ったものでした。
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今まで岩手と言えば内陸だったので、初の三陸です。
休暇村というチェーン?のホテルに泊まりました。
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このGotoキャンペーン、期間が短かったので、いつのまにか終わってしまい、名前だけ有名で実際に利用された方は少ないのでは。
当時、高速道路の周遊パス利用+指定の宿で、宿泊金額に応じた振興券をもらえました。
高速道路は東北周遊パス、休暇村宮古に宿泊し、3,000円の券をもらえました。
1日のみ有効となるので、翌日には使わないといけません(帰るしね)。
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翌日、気になる場所を目指します。
探索後、龍泉洞に行き、その帰りにもう1か所寄ってから500km先の茨城県まで帰らなければなりません。
まず、最初の探索を手短にしなければスケジュールが大きく狂ってしまいます。
海岸沿いを走ると…


さんふらわあですね。
茨城県の大洗に帰るところのようです。
俺も、すぐ後を追うから…。
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沼の浜です。市道沼の浜青の滝線。
片側にゲートが置いてありますが、普通に通れます。
この先も通り抜け可能です。
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沼の浜青の滝線は、昭和45年から51年にかけて旧田老町が整備し、 小港漁港と青の滝漁港を結ぶ太平洋沿いの路線で、市町の合併後に宮古市の 安全で良好な漁村環境の形成を基本に、生業の復旧や集落間の連絡管理道路となっている。
※二級市道沼の浜青の滝線道路災害復旧工事の復旧状況について より

ここはかつて、前須賀海水浴場と呼ばれていたそうです。
今は、遊泳禁止となっています。
奥の道は、小浜港につながっています。
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景色の良い、普通の道。
680m、手直ししているそうだ。
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カーブを曲がると、水たまりがあります。
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この結構深い水たまりは、海水。
防波の塀を越えて、ここに溜まっています。
間違えても、車で入りたくない。
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目の前にあるこの隧道。
沼ノ浜隧道といいますが、震災の津波によって水没しています。
当然、この道全てが水没した過去を持っています。扁額はさび色です。
1967年(昭和42年)、竣工。53m。
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道の脇には、かつて道路の構造物だったと思しき遺物。
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現役という事もあってか、中はかつて海中に水没した痕跡はない。
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年数なりの経年劣化はある。
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トンネルを抜けると、また波が荒々しい。
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2つ目の隧道が見えてきます。
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ふと、後ろから車の音がした。
振り返ると、白いトラックが2台通過していった。
あの潮の水たまりを越えてきたのか。働く車は大変だ…。
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隧道に近づいてみると、橋が落ち、柵も無いので、車ごと海ポチャするようになっています。
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震災時の津波によって、橋ごと持って行かれました。
橋自体はどこに行ったのか不明です。
震災当時のまま時が止まっています。
この先が本題です。
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隧道横の小山からアクセスします。
踏み跡がありますので、容易です。
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第二沼ノ浜隧道。
1967年(昭和42年)、竣工。50m。
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中は、とても静か。
崩れたりはしていない様子。
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無事、通り抜けた。
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コンクリートが板チョコのように割れている。
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現役時代でも、波をかぶっていたのでは。
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車道が完全になくなり、砂浜となっている。
これって波の間を通らないといけないね。
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上を見上げると、無数の落石防護網がズタズタになっています。
当然、石や岩を受け止めて耐える設計になっている金属製のワイヤーです。
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全体。
上からいくつか大きな岩石が落ちてきている事も原因でしょうか。
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波が引いたところから、一気に駆け抜ける!砂浜はだいぶ足を取られます。
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あ、波だ。
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全体。
真ん中の浜走りがキモです。
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砂に埋もれていますが、比較的路面が残っています。
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巨大な岩の近くに来ると、陽が射してきた。
この岩は、元々道路沿いにあったのか?山から来たのか?海から来たのか?
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岩の先からは、路面は残っていますが、かなり荒れています。
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君は最後まで、いい仕事してるよ。
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ひどく荒れている場所を抜ける。
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全体。
めっちゃガレているのは海のせいだけではない。
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荒れた場所を抜けると、気持のよい浜辺に出る。
でも、本当は浜辺ではなく、今までと同じく道があった。
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左手の、大きな黄色い岩の後ろに本来の道が遺っている。
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この記事を書くにあたり、改めて宮古市周辺の津波映像をYoutubeで視聴しましたが、このような形に破壊されてしまうえげつなさがありました。
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ここは山に面した部分に路面が残っており、別ルートからここに車で来られます。
帰路には、ここに軽自動車が来て犬の散歩をしている方がいらっしゃいました。
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全体。
線形が思い浮かぶでしょうか。
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2011年3月11日の震災時、20mを超える津波が押し寄せた。
隧道のはるか上の山まで海水をかぶり、木々は無くなった。
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2007年、この写真と同じ道を通っているクラシックカー達の動画があります。
こんなに素敵な場所を(ちょっと走りにくそうだが)、デイノやヨーロッパが通っていた。
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恐らく、前述の山側からの通路と合流する場所から撮影していたと思われる。
山にももっと緑があった。
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ツール・ド・みちのく2007 DVD OP。
1分33秒頃。
ちょっとみんカラにふさわしいモノが出てきて、ほっとしている(笑)



こちらは、Youtubeの設定で再生速度を下げて頂くと確認出来ます。



浜に人類の英知が埋まっている光景が、猿の惑星という、古いが有名な映画のワンシーンとよく似ているという。
自由の女神が浜辺に埋まっているアレです。
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登るかぁ。
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3つ目の隧道の前は、海側の擁壁は残っているので、かろうじて道の体はある。
中身は無い。
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この手の場所は、必ずフチを歩く事。
大抵、真ん中はスカスカ。人間の体重でどうにかなるとも思えないが…。
人様の役に立つ知識ではない。
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全体。
擁壁には、一部穴が開いている。
画面中央、山の黒くなっている箇所は滝になっていた。
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到着。
鵜の巣隧道。
1968年(昭和43年)、竣工。全長43m。
ここから少し離れた場所に、鵜の巣断崖という観光地があります。
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中は至って普通。崩れているのは、外の山。
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抜けました。
キレイな状態で残っていると思う。
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外は、波に洗われる、かつての道路構造物が見える。
左側に見えるのは海蝕洞?
とても近づけない場所にあります。
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1本、遊歩道などで使われるような、木を模した杭が残っていた。
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ツール・ド・みちのく2007関係の動画に、答えがあった。
これは外に出ない為の柵の一部だったらしい。
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ほぼ同じ位置と思われる。
この1本の柵だけ、奇跡的に残っていた。
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この先、さっきまでと同じに見えるでしょう?
でも、ここにも構造物があった。
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ヒントは、柱と、その基礎部分。
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正解は、ロックシェッドです。
向かって左側に、この屋根が乗っかって。右側の柱で支えていました。
波に飲まれ、柱が折れてシェッドが浮き上がり、引き潮で落っこちたのでしょう。
この屋根部分すら、一部しか残っていません。
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屋根の上を歩き、先を確認します。
奥に見える広場が、青野滝漁港であり、ゴールです。
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時間都合で横着して、青野滝漁港からの撮影。
道の状態は、他と同じ。
舟は一艘もなく、漁港は閉鎖状態に見えます。
主にワカメ、昆布の養殖に用いられ、すぐ近くに在る20戸程の集落の方が利用されていたそうですが…。幸い、集落は高台にあり、無事だったようです。
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青野滝漁港。
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たびたび拝借させて頂きます、ツール・ド・みちのく2007動画より。
この映像は、引き倒されたロックシェッド内のものです。
正面に、鵜の巣隧道が見えます。ややカーブしていますね。
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現在のロックシェッド全体。
海の方を見ても、屋根の残骸があるようにも見えない。
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市道沼の浜青の滝線は、既にバイパス工事が終わっており、この区間は廃止される事が確定しています。
岩手県沿岸では珍しく、海抜の低い場所へ作った道路という事もあり、この景色を活かしたいとも考えていたようですが、結果的に難しかったようです。
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では、戻りましょうか。
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大体、86からの片道50分程でした。
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現役道まで戻ってきました。
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86まで戻ってきました。
お疲れ様でした。
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市道沼の浜青の滝線の被災状況。
約2kmが今回通った不通区間です。
詳しく知りたい方は、こちら
なお、震災以前より一部通行止めになっていた為、人的な被害は無かったようです。
参考サイト:山さ行かねが 様
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Posted at 2021/05/22 14:58:01 | コメント(0) | トラックバック(0) | 廃道 | 趣味
2020年11月03日 イイね!

和賀川水力発電所へ行ってきた(2020)

和賀川水力発電所へ行ってきた(2020)
毎年この日は、岩手県北上市に行くと決まっています。
という事で、まず朝一番で岩手県北上市へ。
カレンダーの組み合わせが悪く、行くのを悩みましたが、強行しました…、午前0時過ぎに出発。
途中、金ヶ崎SAで休憩してから7時前に到着しました。
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まだ誰も居ませんでした。
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最悪な事に雨。1時間弱くらい待つ事になってしまいました。
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到着。
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陽射しが出てきて良かった。
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毎年来ていますが、大きな変化は感じませんでした。
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実家と変わらぬ安心感。
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既に何度も過去ブログに書いているので、改めて語る事もありません。
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この日は、2組来店されました。私より後から人が来るのは初めてです。
1組目は若いカップルの方。
2組目は男性1名。
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外も一時ですが、晴れてきました。
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今日はこいつを持ってきました。
前と比べると、画質がダンチです。
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そして、発電所の孤立感はんぱない。
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毎年同じ日付に来ていますが、ここはいつも遅めの紅葉が見られます。
もう一週間早いといいかもだけど。
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とにかく周りは、何もない。
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かつて対岸の日本重化学工業の敷地まで渡れた橋。(画面中央)
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先ほどの、男性1名でご来店?の方と二三お話しました。
遠方から電車で来て、この為にレンタカーで来ているようです。
少し、一緒に行動する事にしました。
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ストレージタンク下の、配管の中からの撮影を試みてみました。
和賀川水力発電所を紹介する中では、有名な撮影スポットです。
ここからストレージタンクまで上がる事も出来るのですが、かなりオーバーハングとなっており、素人では難しそうです。
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今、青〇のここ。
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ストレージタンク、地下等、全部先輩面して一緒に行動してしまいました。
そろそろ13時です。ここから三陸海岸まで移動するので、結構遠いです。
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では、そろそろお暇します。
戻ると、例によって毎年お会いしている山屋さんとお会いし、談笑。
約束しなくても、お互いここで同じ日付に来るという、謎の連帯感。
わざわざこの日の為に有給を取得して頂いたようです、お気持ち大変嬉しいです。
先ほどの男性と一緒にインスタやドローンなど見せて頂き、解散しました。
ここは発電所本体以上にヒトの魅力があり、好きです。既にヒトの手を離れてから50年以上経つのに…感慨深い。
さて、次回は初めて三陸側に行きます。
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今までの和賀川水力発電所。

Posted at 2021/04/29 18:47:58 | コメント(1) | トラックバック(0) | 廃墟 | 日記

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青い86/NSX/S2000と言えばこのヒト…というのを目標に、ブルーの86/NSX/S20000で楽しんでいければと思っています。 無言フォロー歓迎です...

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