こんにちは!ウジタオートの 紺野達哉です。 先日、安田店長に゛国家の品格"という本を借りました。たいへん興味深く、刺激的で面白い本です。(まだ最後まで読んでいません。) その中で ”英語よりも国語、民主主義よりも武士道精神である。”という言葉が頭に残っています。 そんなわけで、今回は戦国時代の名将の一言を。鍋島 直茂(なべしま なおしげ) 佐賀城主龍造寺隆信に仕え、のちに秀吉、そして家康に仕え、明治維新まで続く肥前国(佐賀)鍋島藩の基礎を作りました。 猛将・豪傑というよりも、国を治める事に非常に長けた人物です。鍋島 直茂は言う。「口に出すべきことは、じっくりと考えてから言葉にした方がいい。拙速に口にだすと、後で後悔する事が多い。 しかし決断は早めにすべきである。グズグズしているとチャンスを逃す。 こういう時に一番大事なのは情報である。がしかし、情報は待っていても入って来ない。その人間の普段の緊張の度合いである。常に緊張をし、世の中を見ていれば、見えないものも見えてくる。入らないものも入ってくる。それが情報である。 それには学ぶべき人に心を置かなくてはならない。」 さらに、鍋島 直茂は人間には、上・中・下の三種類のタイプがあると言いました。「上というのは、他人のいい分別を学んで、自分の分別とする事である。」「中というのは、他人から意見されて、その意見を自分の判断に変える人間である。」「下というのは、他人から言われても、ただ笑って聞き流す人間を言う。」「上の人間は、他人のいいところを自分の胸から腹に飲み込んで、もういちど吐き出す。 中は、他人から学んだ事を胸まで飲み込むがそこから下に落とさない。 下というのは、どんな良い事を聞いても耳にさえ入らない。」 すばらしい言葉であり、私にはものすごく!耳の痛い話であります。 良い意見・知識を取り込んで腹に飲み込んでは、吐き出すようにしていきたいと思います。 今日はこの辺で、以上ありがとうございました。