
6月11日の
本庄チャレンジは、
ぐっちーと
まるかきさんも参加する事になったので、全員で同じD4クラスを走るのは、お互いの走行写真も撮れないしアレかと思って、僕だけひとつ上のD3クラスにエントリーを変更しました。
D3クラスは、参加台数が少なかったりしてまかり間違って決勝まで行けてしまうと(←Youtubeとかにも動画がないので、D3のレベルが全然判っていませんw)、追走でのドリコンになるので、普段追走の練習を殆どしていない僕はヤバばばばば…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
という事で、22日の
車楽人ドリフトスクールで急遽追走練習を少しした話は…改めてw
さて、僕のブログに時々登場する、重度のアウディスタYさん。
醤油の城下町に住んでいた頃に知り合ってから、既に10年程親しくお付き合いさせてもらっています。
そのアウディスタっぷりは、僕の知る10年の間ですら、(常に2台所有体制とは言え)10台以上のアウディ車をほぼ全て新車で乗り継いで来たという、もはや手の施しようのない有様(;´∀`)
一応、間に987ケイマンを2台挟みました(つまり10年で12台以上車買い換えている訳で)が、それでもアウディに戻って来るのですから、その重症度がよく判ると思いますw
そのYさん、随分と長い間2ペダル(AT、DCT等)派でした。
ところが、去年MTモデルしかないS1を購入してから、Yさんのミッション生活?がガラリと様相を変えたのです。曰く…
「MT超楽しいよ♪」
「Sトロ(アウディのDCT)のA3(仕事用)乗ってると眠くなるね」
「MTだと、どんなに走っても疲れない」
と、普段僕がうわ言のように呟いているのと同じような事を言い出し始めたのですw
そして、今までは趣味車のS1と、仕事での都内移動用のA3と乗り分けていたのが、遂には仕事にもS1しか乗って行かなくなってしまいましたw
そして、その頃から…
「MTのR8欲しいんだよね…」
と、言い出し始めたのです!Σ(゚Д゚;
「右ハンドルで、認定中古車がイイな」
しかも、条件厳しい!www
「R8は、MTってだけでも超希少なのに、その上右ハンドルの認定中古車なんて無いッス!( ゚д゚ )クワッ!!」
「そうなんだよねぇ~。まぁ、急いでる訳じゃないから、1年位はのんびり探してみるよ~」
「一応、僕もネットとかチェックしてみますね…」
そんな訳で、“僕が”実際にRHDのR8のペダル配置チェックしに
Audi豊洲行ったり、ネットでのMTのR8中古車情報をチェックしてたりとしていたのでしたw
そして、仕事用だったものの乗らなくなったA3を手放し、3ペダルのS1一台体制に移行するなど、YさんがR8購入体制を着々と進める中、あの個体が見付かったのでした!
そう、
一ヶ月前にブログでネタにした、
『ポルシェグリーンなR8』w
ブログでは、「アウディなのにポルシェグリーンって、なんだよソレ!?」的な話で終わりにしてしまいましたが、これこそ、Yさんが求めていたR8に最も近い個体だったのです!
右ハンドルでMTの認定中古車のR8!
但し、大きな問題がありました…
V10の5.2Lモデルで、車検2年近く残ってる走行距離3000km未満の超極上車
…つまりお値段がががが…(゜Д゜;)
そもそも、中古のR8は決してお買い得な車ではありません。
明らかなライバル車の911で同年式・同程度の個体と比べても、値落ち度はかなり少なく、数百万単位で高額なことも少なくありません。
しかも、それも2ペダルのRトロニック/Sトロニック車の話で、(おそらく希少性から)3ペダルMTのR8はRトロ/Sトロよりも更に2-300万は高額(新車価格だとMTの方が100万近く安いのに)なのが相場な感じなのです!∑(゚д゚lll)ガーン
そんな訳で、Yさんの当初の検討車両はV8の4.2Lモデルでした。
むしろ、僕個人としては、R8よりも911も含めた他の車両の検討を勧めた時期もありました。何と言っても、コスパが…(;´∀`)
しかし、生粋のアウディスタであり、そしてまた…
「こんな時代だからこそ、MTの大排気量NAスポーツカーを一度で良いから所有してみたいんだよね~」
という、実に尊敬すべき素晴らしい意向が、R8以外の選択肢をほぼ無くしてしまったのです。
言われてみれば、現在日本においてMTの大排気量NAスポーツカーは、完全に絶滅危惧種です。
何ccからを大排気量と言うかについては様々な意見があるとは思いますが、Yさんと僕が辿り着いた結論は…
「4000ccは欲しいよね」
でした。
だとするならば、911はほぼ全滅です。
Aーがねさんの乗る、997GT3RS4.0は4000ccですが、出物の数、価格から言って問題外過ぎですw
フェラーリならF430まではMTモデルが入って来ているハズですが、これまた出物の数と価格から言って問題外。
マスタングならばシェルビーGT500を筆頭として、MTで5000cc以上、市場在庫もそこそこ、お値段も3桁万円で手に入りますが、『アレはスポーツカーなのか?』と少々疑問符が(そもそも、Yさんからは、「アメ車は除く」という条件もありましたしw)。
維持の関係から、新車登録から10年以内(できれば5年以内)の新しめな個体。そして、手が掛かり過ぎそうな車もNGという意向もありまして…。
そう考えると、上記条件をクリアして1000万円台で買えるMTの大排気量NAスポーツカーって、確かにR8位しか選択肢が無いですよね?(「この車は?」とかコメントが結構入りそうな気がしますがw 因みに、アストンは「GTっぽい」という事で却下でした)
まぁ、最終的には、自分が気に入った車を買うのが最も大切な事ですから、外野である僕が押し付ける話じゃないですしね。
ともかくも、MTのR8の絶対数が超少ない事を考えれば、Yさんの希望に最も近い個体は、このポルシェグリーンなR8しかあり得そうにありません。
R8は今春フルモデルチェンジの新型に切り替わり、(少なくとも日本では)MTはラインナップから消えたようです。これを逃したら、もう二度と希望に沿うような車は出て来ないかも!?いや、大げさな話ではないと思います。
尚、僕が心配していた、
RHD化によるABCペダルのオフセットは…
「なんかね、2014だか15年モデルからは、オフセットがかなり改善したんだって。
実際座ってみたら、そんなに違和感なかったよ」
「今までの条件でも出て来るとは思わなかったのに、つい最近のモデル限定なんて条件まで加わったら、なおさらこの車以外に出物があるとは思えませんが…?(;´∀`)」
という事で、当初考えていたより、相当の予算オーバーでしたが…
「最初は、『ちょっとハデ過ぎかな?』って思ってたこの色も、暫く観てたら、なんだか悪くない…どころか、『結構カッコイイかな?』って思って来ちゃったよ」
「(;´∀`)」
「それに、大排気量と言うなら、4.2Lより5.2Lだしねぇ」
「確かに。それに正直、5.2Lの方がまだお得感は高いですね」
Rトロ/SトロとMTでは新車価格と中古車価格が恐るべき逆転現象を起こしているのに対して、4.2Lと5.2Lの新車価格での価格差は、中古車価格では幾分圧縮されている感があります。
「まぁ、予算の方は、頑張ればなんとかなりそうだし、これは行っちゃえって事だよね?」
という事で、意外とあっさりとYさんの『ポルシェグリーンなR8』の購入が決まったのでした(∩´∀`)∩ワーイ
そして、先週の金曜日(5/20)、いよいよ納車の運びに…!
もちろん、
こんな面白いイベントを見逃したくないので普段からお世話になっているYさんのために、Dまでのタクシーは僕が努めます(。+・`ω・´)キリッ
お昼前にYさんをピックアップし、狭い
あおえくの車内にオッサン2人と、更にワールまで詰め込んで、まずは
おてんちょーの所で
祝杯を上げますランチです。
その後、首都高で一路Audi豊洲へ。
遂に、Yさんの愛車となった
『ポルシェグリーンなR8』とごたいめ~ん!

めっちゃキレイ!
ポルシェグリーンはエクスクルーシブでの特注色で、どうやらポルシェのシグナルグリーンに相当するっぽいです。

オドメーターを見なければ、新車と言われても全く疑わないグッドコンディション。

V型10気筒5204cc。525ps/54kgf・m。

カーボンセラミックブレーキキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
PCCBの悪夢が脳裏をよぎりましたが、営業さんに聞いたら、ローター&パッド交換で100諭吉台中盤らしいので、思ったよりも良心的!?w

こちら、サイドブレーキ用別体キャリパー。
そんなにサイドブレーキ強化して、何すんの?やっぱドリフトすんの?w

おしりから見た下回り。
なかなか面白い造形してますね。

フロントトランク。あおえくのリアトランクよりは広そうです。2段になってるのが、若干使いにくそうですが…。
既に入っているのは、メンテナンスキットと補充用オイル缶だったかな?
底板をめくると、車載工具が積まれています。
シート後ろにも、(あおえくの様な実用性皆無の言い訳スペースとは異なる)多少のラゲッジスペースがあるので、積載性はこの手の車にしてはボチボチではないでしょうか?
V10をミッドに縦置きしているので、リアにトランクはありません(逆にあおえくにはフロントトランクはありません)。

R8では超希少なMT。ファラーリやランボでお馴染みのゲート式ですよ(まぁ、ベースはガヤルドだし)。
インテリアのステッチまで、ちゃんとポルシェグリーンになっていますね。

アウディエンブレムの下の、ニヤけたYさんの表情はお届けできませんw

出されたお茶うけのお菓子が、何故かLotusのビスケットw
もちろんあおえくの製造元のLOTUS CARSとはなんの関係もないのですが、ブルボンのエリーゼと並んで、蓮乗りには有名なお菓子ですw
一通り説明を受け、質問を幾つかし(牽引フックの取り付け場所とか聞いてみましたが、把握してませんでしたねw)、14時過ぎには引き渡しが正式に終了しました。
そんな時間だったので、大黒PAまでひとっ走りしてみる事に。
僕が先導でしたが、バックミラーの中でポルシェグリーンが目立つ目立つwww
R8は、この手の車にしてはやや大人しめなエクステリアですが、色が補って余りある感じにハデでしたw

大黒パーキングエリアトウチャコ(©
野分の藤蔵さん)
R8の“入れ”が甘いのは、まだ慣れていないので許してあげてくださいw

キワモノ2台www
平日の昼間だったので、この2台以外には、“おかしな車”はいませんでしたよw
この後、暫く立ち話をしてから、Yさんは帰路に、僕は
マーキュリーへの道程へとついたのでした。
やれやれ、友人の車が納車されたってだけの話で、随分長いブログ書いちゃったぞ(´‐ω‐)=з