• 車種別
  • パーツ
  • 整備手帳
  • ブログ
  • みんカラ+

よっし~♪のブログ一覧

2017年12月27日 イイね!

ここんとこのあおえく―2017年後半

ここんとこのあおえく―2017年後半ここんとこずっと、全方位にまったくやる気が出ない日々が続いております(『まったくやる気がございません』は、所ジョージの歌でしたね…って、わかる人がいるのか?)。
普段から引きこもり気味ではありますが、以前にも増して家から出なくなりました。ツーリングは、10月初旬の出張ツーリング以来行ってませんし、サーキット系活動も下火気味です。
このブログも、書き始めてから3週間以上うだうだやってましたよ|ω-`*)

とは言え、いつまでも寝かせておいてもしょうがないので、なんとか仕上げる事にしましょうか…。

さて、今年の3月に車検通したり、4月にはミッションOHを中心とした重整備やったりして、今年前半お金が掛かりまくったあおえくですが、後半になっても色々とあったりやったりしてたんで、まとめてブログにしてみる次第。

【9月5日】
サンライズブルバードでエンジンオイル交換したよ。

alt
オイル交換後、ADVANCE ZDの油温表示がばってん荒川に。
チェックしてもらったら、ドレンボルトにしているセンサー部分の断線が発覚。ADVANCE ZD導入してから、既に10回位オイル交換してて、その度にセンサー部分を着脱してるんで、まぁ、断線するのも致し方ないところでしょうか(´‐ω‐)=з

ホントは、オイルパンに穴開けて、タップ切って、そこにセンサーを付けるのが良いんでしょうけど、その工賃と手間を考えたら、オイル交換10回でセンサー交換の方がずっと安いと思うので、またドレンボルトにしますw
新しいセンサーは既に手元にあって、現在、次のオイル交換を待っているところ。

その後、事情があってTiRacingへ移動。

alt
んで、ブレーキフルード交換。

【9月14日】
某ショップに勤める知人から貰った、謎の粉(試供品)をあおえくに投入。

alt
少量のオイルと混ぜて、よ~く振るとこんな感じになります。

alt
とりゃっ!

日頃からMr.鈍感センサーとして名を馳せ、どんなチューニングをしても効果を感じる事の出来ない僕なので、これも全く感じない…はずでしたが、実は効果を実感できてしまいました!?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
アイドリング時のエンジンの振動が、僅かながら減少したYO!ホントDA!

フリクションを低減する効果があるっぽいので、振動が減るのはあってますね。フリクションが減れば、パワーアップとかレスポンスアップも期待できるはずですが、まぁ、そこまでMr.鈍感センサーにわかる訳がないw
ショップの測定でも、ダイナパックで2%くらいの上昇とか言ってたんで、人間がわかるレベルじゃないですね。

エンジン振動の減少も、あおえくが結構デカいエンジンで、なおかつ強化エンジンマウントにしてたからわかったんだと思いますねん。
おなじく貰った謎の液体の方は、トロワに投入してみたんですが、全く全然完璧にわかりませんでしたwww

【10月9日】
出張突発ツーリングの翌日、いつもの洗車屋さんで洗車して帰って来たら、家の前で水道工事をしてまして…。
家の前、幅員4mの狭い路地(一通ではない)なんですが、その半分程が工事で使えない。誘導員のおっちゃんが「来い来い」と誘導バトンを振るので、そろそろと注意しながら進みましたが、作業員の人たちは気にせずに近くをウロウロ。そんな右側に、注意を集中してしまったその瞬間…

ヴリュゥ…(ホントにそんな感じの音だった)

alt
左フロントホイール、やってしまった…_| ̄|○ il||li

【10月12日】
実は、とある事情からフロントホイールには予備(こっちにも傷があるものの、タッチアップで殆ど目立たなくなった)があって、盛大にやらかしてしまったのと交換するために、マーキュリーエンタープライズへ。

alt
ついでに、買ったまた放置していたアクセルペダルカバーを取り付けて貰いました。
同じものはトロワにも使ってて、それは自分で取り付けたのですが、あおえくの方を人任せにしたのは…

alt
こんな感じにエビ反りながら、狭い所に頭を突っ込んで作業しなければならないから(;´Д`)
この光景を見て、やっぱりお金払っても頼んでよかったと思いましたw

alt
フロントホイールも(一見)キレイになって、ε-(´∀`*)ホッっとしたですよ。

【11月12日】
前回からちょうど一ヶ月後、またマーキュリーへ。

alt
前回、フロントアンダースポイラーの真ん中が変形して盛り上がっちゃってる事(今まで散々地面に擦ってたせいだべ)に気付いたので、以前から温めていたネタをいよいよ実行するのですよ(ΦωΦ)フフフ…。

(以下しばらく、どーでもいい“ご託”が続きますので、面倒くさい人は読み飛ばしてください)

あおえくはエンジンミッドシップリア駆動(MR)という、スポーツカーなレイアウトの車です。
MRは、エンジンという重量物を車の真ん中近くに置く事によって、車の運動性(主にコーナリング)を高めるレイアウトですが、それとバーターで色々な欠点も持っているレイアウトでもあります。
そのひとつが、フロントの荷重不足。車が曲がるためには、操舵輪であるフロントタイヤに一定以上の荷重(タイヤを地面に押し付ける力)が必要です。普通の車は重たいエンジンがフロントあるため、(ある程度の速度までは)あんまり荷重とか気にしなくても、エンジンの重さでフロントタイヤに荷重が掛かりやすく、フロントタイヤの曲がる力を引き出しやすくなっています。しかし、フロントが軽いMRの車は、ドライバーが意識してフロントに荷重を乗せてあげる様なドライビングをしないと、フロントタイヤ本来のグリップ力を発揮(してコーナリング)する事が出来ません。

ついでな話ですが、V6を積むあおえくことエキシージSは、4気筒モデルのエリエクの最重量モデルに比べ、(カタログ数値を信じるなら)約250kgの重量増となっていますが、その内の約150kgがエンジン単体の重量増という事(をどこかで読んだおぼろげな記憶があるの)で、前後重量バランスは4気筒モデルよりも更にリア寄りとなっていて、(静的重量バランスだけで言うと)もうRRの911と変わらないリアヘビーな車です。
尚、エキシージSと911は、同じ6気筒で似たような排気量のエンジンですが、フラット6とV6というエンジン型式などの違いもあって、エンジンマウント位置はエキシージSの方がかなり高く(まぁ、911もエンジン下に排気系が鎮座する関係上、言うほど低マウントじゃないらしいですが)、車の運動性能的には…う~ん、こうやって書いてると、ロクなバランスの車じゃない気がして来たw

(一応、この辺でご託終了)

要するにですね、フロントにダウンフォースくださいって事ですよ。

という事で、以前からフロント周りの空力パーツ考えてまして、真っ先に思いついたのはカナード。

alt
Cygnus号についてるのが、リベリー製のV6エキ専用品。日本で買うと6万以上します(Cygunsさんは個人輸入したそうです)。

汎用品のカナードとか、数千円から売ってるのになぁ…とは思いましたが、そういうのはあくまでも汎用品ですから、独特なスタイリングのあおえくにキレイに取り付けられる訳がありません。
それと、カナードの取り付けには、ボディに穴を開ける必要がありますから、(今更ですが)そんなんもあって二の足を踏んでいました。

という矢先に、フロントアンダースポイラーの変形話です。これは、より大きなフロントアンダースポイラー交換しかないべ!
しかし、ザッと調べた範囲では、V6エキ用のフロントアンダースポイラーは発売されていない模様。まぁ、どっかが出していても、相当のお値段でしょう、間違いなく(;´Д`)

無ければ作ればイイニダ!

こんなワタクシですが、ドリフターの端くれ。強引なエアロ作製が当たり前な業界ですw
発泡材をFRPで挟み込んだ複合板を適当なサイズに切り出して、フロントアンダースポイラーにしちまえば良かんべ?(強者はベニヤ板とか使ったりしますしねw)

まぁ、作製・取り付け作業をTHEぶきっちょの僕が出来るわけないので、全部マーキュリーに丸投げな訳ですがw

てな感じで、佐藤師匠と打ち合わせをしていたら…

「これ使えないですかね?」

と、佐藤師匠が紹介してくれたのが、ドリフター御用達エアロメーカーORIGIN Labo.S15シルビア用フロントアンダーパネル(スポイラー)。
カーボン製が税込みで28000円しない(FRP製は更に半額)という安さ!さすがORIGIN Labo.!www

しかし、S15用は最大幅が1842mmもあり、車検証上のあおえくの車幅1800mmを42mmもオーバーしてしまうので、構造変更の必要が出てきます。まぁ、車幅などの構造変更は、強度証明が必要だったりするような構造変更とは違って、車検場で計測してもらうだけという簡単な手続きで変更出来るのですが、車検の取り直しと同じになるため、まだ前回の車検から1年も経過していないのに、ちとモッタイナイ。
スポイラーなどの幅は、車幅に含まれないという意見もネットには散見されますが、どうもこの辺の匙加減は車検場次第の模様。
という事で、とりあえず、車検証から違っていても許容範囲の20mm(車幅の場合)以内におさめておきたい所です。

これはダメかなぁ…?と思ったのですが、ORIGIN Labo.のHPを彷徨ってみたら、180SX用のフロントアンダーパネルが1805mmなのを発見!これなら問題ありません!

という事で、早速180SX用フロントアンダーパネルをオーダーし、この日に届いたのでした。

alt
デカいー。
デカかったので、物は安かったのですが、送料が結構かかってしまうま(;´∀`)
この画像ではわかりませんが、持ってみると、かなりペナペナで、こんなんで高速域のダウンフォースを受け止められるのか不安になります。安いには理由がある!www

180SX用とか言っても、180SXのボディの取り付け位置に合わせて穴が開いてたりはしないので、あおえくのフロントアンダースポイラーの取り付け位置に合わせて穴を開ければ取り付けられるって寸法ですよ。

alt
薄くてペナペナなのはそれとして、新品が届いた段階で割れてた件。
他にも2箇所の割れがあり、速攻返品交換という事に(;´Д`)

alt
とりあえず、純正フロンアンダースポイラーの下に置いてみた之図。
それ程前方へ出さなくても、形状と左右の張り出しで、相当面積が増えること請け合いです。

他の作業も合わせて行うため、この日はあおえくを預け、代車で帰宅しました。

【11月17日】
作業終了の連絡を受けて、マーキュリーへ。

割れていたフロントアンダーパネルは、即交換してもらえたものの、新たに届いたものにも割れがあり、更に交換してもらおうとしたら、180SX用は在庫切れって顛末だったので、結局最大幅1830mmのS13用フロントアンダーパネルにする事になった次第。
流石にそれは割れてなかったε-(´∀`*)ホッ

alt
という事で完成♪
かなり出っ張ってる感ありますが、純正のフロントアンダースポイラーを外しているのでそう見えるだけで、出っ張ったのはせいぜい20mm程度(全長は30mmまで許容範囲)と思われ。

alt
純正のフロントアンダースポイラーは、この辺だとボディから殆どはみ出ていなかった(最大幅はリア周りのため)ので、かな~りダウンフォースが増えそうな気配ですワク(((o(*゚∀゚*)o)))ワク

シルビアに対してフロントオーバーハングがかなり短いので、後ろに余った部分はカット(緑のラインから後ろ)。
それにより、結局最大幅は1800mm程度になったので、車検的にも全く問題なくなりました。

alt
取り外した純正フロントアンダースポイラー。
これの最大幅は1700mmくらい。
それなりの重さがあったので、ペナペナで軽~いORIGIN謹製スポイラー交換は、若干の軽量化にもなったぉw

ダウンフォースが掛かった時の強度確保のために、純正のスポイラー下にはアルミ板が入っていたそうで、それは新しいフロントアンダースポイラーの下に移設しました。
なので、単体ではペナペナでしたが、取り付けたら新しいスポイラーも結構しっかり感が出ました。まぁ、純正から相当張り出したサイド部分は、若干?ペナペナ感が残っていましたがw

alt
フロントアンダースポイラー交換と同時に行ったもうひとつの作業が、フロントインテークカバーの交換(純正状態は、↑のフロントアンダースポイラーが曲がってる画像を参照してください)。
黒樹脂肌むき出しの純正格子は、白化するわ、白化をキレイにしようとスーパーハードを塗るにも手間かかりすぎるし塗り切れないし、隙間から落ち葉とか入り込みまくるのに取り出すのは大変と、イイことないので、目の細かいメッシュネットにしてもらいました。

alt
センターインテーク。
新しいメッシュネットは、純正の格子があった場所からかなり奥に移動してみました。この方がカッコ良さげ…かな?w

alt
格子部以外の白化していた黒樹脂部分も、ザッと塗ってもらってキレイに♪

alt
左右のインテークは、純正の取り付けステーを使いまわしたので、ほぼ同じ位置。

alt
開放型インテークに変わったので、エンジンルーム内に落ち葉や小枝が入り込まないように(過去、純正のエアクリーナーボックス内に大量の落ち葉や小枝が詰まっていた前科が何度も…)、サイドインテークにもメッシュネットを貼りました。
ここは純正の格子をキレイに切り取るのが難しそうだったので、上に貼っただけ~。

alt
フロントアンダースポイラーにオレンジのラインを貼ったので、サイドインテークにも。

alt
リアウィングにも。

で、帰り道の中央道で、フロントアンダースポイラーのダウンフォース、実によく感じられました!
フロントに荷重を乗せにくい、ゆるく長いコーナーでの鼻先の安定感は、今までより格段の進歩。100km/h走行でも、その恩恵は十二分に感じられます。
FSWの100Rとか、ちょっと楽になるかなぁ?

【11月21日】
あおえくが我が家に来てから、既に3年半以上。
まだ症状的なものは出ていませんが、そろそろバッテリーがお亡くなりになってもおかしくないお年頃です。

次のバッテリーはどうしたもんか…?
クッソ重くて(多分)クッソ高額な純正バッテリーをまた使うのか?(あれば)互換品を使うのか?それとも、軽量ドライバッテリーに切り替えるか…?(左リアの上方なんていう、重いものを配置したくない所に置かれているので、軽量化の意味がありそう)

alt
という事で、オデッセイというドライバッテリーの正式代理店でもある、ワイズファクトリーに久々にやって来ました。

忙しい社長をつかまえて(申し訳ない(T人T))話を聞いた結果…あおえくの様に、たまにしか動かさない車にはお勧めし難いとw
帰って来たら専用充電器繋いで、出る度に外して、また帰って来たら繋いで…面倒くさいですよー、とw
実に正直なご商売をしてくれて、ユーザーとしてはとっても助かりますアリ゜。(*-ω人).゜。ガト

よく考えて、それでもドライバッテリーにするんだったら、また来てください、と社長に見送られて帰宅した、そんな一日w

で、11月23日のTC2000走行会の話に続くのですが、長くなりすぎているので、この辺で今回は終了~。

多分、今年最後のブログになりそうなので、ご挨拶だけでも。
また来年もよろしくお願いします。良いお年を~♪
Posted at 2017/12/27 20:20:45 | コメント(25) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ
2017年07月12日 イイね!

あおえく、(わりと)重整備のインプレ その②

あおえく、(わりと)重整備のインプレ その②あおえく、(わりと)重整備』のインプレの続き。

⑥機械式1.8WAY LSD装着
LSDがなんだか判らない人はググってくださいw
リゼルグ酸ジエチルアミドの方ではありません。リミッテドスリップデファレンシャルの方ですよw
1.8WAYだから、アクセルオフ側で若干効きが弱いのかな?

慣らし中は、効きが不安定な感じで落ち着かなかったのですが、慣らしを終えてミッションオイル(デフオイル兼用)を交換したら、落ち着いた挙動をする様になった…と思います(;´∀`)

⑦4輪アライメント調整
今回、初回よりも更にサーキット寄りセッティングにしてもらったので、軽快感が増し、キビキビした動きが出て来た感じがします。
5月14日の『MerLoさんめったん納車おめツーリング』(ブログ?まだだ!( ゚д゚ )クワッ!!)で、2ZZ+SCのS3エリーゼであるところのめったんをちょっと走らさせてもらった(MerLoさんにNTR属性が芽生えたとかなんとか?w)んだけど、改めてエリーゼと比べてみて、そっち方向にだいぶ近付いた感があるかな?
もちろん、その分、高速道路などでの直進安定性は若干スポイルされてて、轍とかにも取られやすくなってるのは確かですが、その辺はバーターだからしょーがない。判っててやってもらった事だから、全く問題ないッス。

⑧ミッションOH&強化
ミッションは明らかに良くなりましたな。各ギアの入りが良くなってます。
OH後に負荷が掛かった状態での走行は、まだ6月25日の群サイ走行しかしてないので、些か微妙(群サイは危なくてサーキット級の負荷状態で走れない)ですが、負荷掛かった状態でのシフトチェンジも以前よりはだいぶ良くなってると思います(この辺は強化エンジンマウントの影響が大きいかな?)。
あおえく史上最高の状態のミッションだとは思いますが、そもそもがそんなにデキの良いミッションではないので、質感とかしっかり感とか安心感とかはそれなりな感じなのは致し方ない。ガッチャンガッチャン騒々しくて雑な感じですw

個人的には、986にショートシフター組んだ時のミッションが一番気に入ってました。
RSのミッションは信頼感は一番あったけど、滑らかさがイマイチだったかな。コキッコキッと入る感じだったかしらん?
ガンちゃんのHPI強化ミッションも悪くなかったけど、ちょっとムニュって感じの入りするのが好みとちょっと違ったかも。

まぁ、ないものねだりを言っても仕方ない訳ですから、現状の状態を少しでも長く維持できるように、気を付けて行きやしょう♪

⑧総括
今回は色んな所に手を入れたため、『これをこうしたからこうなった』的に語れない部分が多々あります。『どれがどうなってそうなったのかは判らない』なりにも、あおえくの走りがどう変わったのだけは総括しておきましょうか。

V6エキは、既存の4気筒モデルのエリエクに対してパワーと車重が増した関係もあって、4気筒エリエクに対して明らかに安定志向の走りです(まぁ、あくまでも4気筒エリエクに比べて…という話ですが)。
それが、今回の整備で走りに軽快感が出て(これはアライメント調整の影響が一番大きいと思います)、それなりに4気筒エリエクの様な走りに近付いたと思います。
また、LSDの装着で、アクセルオン時のトラクションの掛かり方も明らかに良くなりました。

でもそれは同時に、落ち着かない神経質な走りになったとも言えます。
ノンパワステで、路面状況を逐一フィードバック(悪く言えばキックバック)してくる小径のステアリングはより一層ナーバスになりました。
V6のパワーとトルクでトラクションが掛かるようになったという事は、雑にドライビングすればアンダーステアを出しやすくなったとも言えます。
実際、コーナリング中にアクセルを僅かにON-OFFするだけで、鼻先は不安定に左右に揺れます。

V6エキの走りの長所も短所も、より明確になったと言えるんじゃないでしょうか?


(おや、高木と僕似てる?w)。

普通に走る分には、それ程変わっていないかもしれませんが…


今までよりも上がった走りの性能を、一定以上に引き出すのは難しくなったのは確かです。


しかし、僕にとって、今までよりもより一層楽しい走りをする車になったのも確かです。











…とか、偉そうに言ってみたり、湾岸真夜中画像張ってカッコつけたりしてみたりしたけど……ホントに判って書いてんのか甚だ不明だ!( ゚д゚ )クワッ!!
Posted at 2017/07/12 20:05:08 | コメント(13) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ
2017年07月06日 イイね!

あおえく、(わりと)重整備のインプレ その①

あおえく、(わりと)重整備のインプレ その①昨日、カロステにご飯食べに行ったら、6月18日にてー…なんとかさんが企画した、勝手に祝い隊㊗️3.4.5合同生誕祭で該当者に配布された誕プレを、おてんちょーから渡されました。
あおえくことエキシージSのラリーバージョン、エキシージR-GTのミニカーと、欠席した僕に代わって出席したらしい僕の影武者(えっ?)もらたー♪
てーさん及び、参加者の皆さんありがとうございました( *・ω・)*_ _))ペコリン
6月18日から後、何回もカロステ行ってんのになぁ?

さて、トロワの乗り出し価格よりも高い費用をかけて『あおえく、(わりと)重整備』を行った結果、あおえくはどう変わったのでしょーか?

①60Lガソリンタンク
純正ガソリンタンクの容量は、わずか40L…。ツーリング燃費で10km/L走らない(都内走行だと7km台の時も少なくない…)車のタンク容量じゃねぇー!w
という事で、1.5倍の60Lタンクになった訳ですが、どうも60Lは入らないんじゃないかという気がしています。55Lぐらいじゃなかろーか?
まぁ、カラッカラにした上で試した訳じゃないのでアレですが…。
それと、依頼前に井土社長から言われた、「60Lから40Lまでは満タン表示で、40L以下でも表示が不安定な時が…」という話は、実際まさにその通りでしたw
まぁ、『40Lまで満タン表示』は全然問題ないのですが、『40L以下で表示が不安定』と言うのはどういう症状かというと…強めのGが掛かると、残量表示が増えるってヤツですね。まぁ、これは今までだって無かった訳ではなく、サーキット走行時に強い横Gが掛かると、メーター内の残量表示が実際の残量より増えたりしてました。
で、これって、増える時は早いけど、減る時は遅いんですよね。だから、強い横G一発で増えるのに、ストレート走るくらいだと戻らないw
戻るのには、数分の直線走行か停止状態が必要だと思われます。
これは、対策されたレーシングタンクに交換されていなければ、大抵の車で起こる現象です。ガンちゃんも、ドリフト時によくなってましたw
ただ、普通はサーキット級のGがかからないとなかなか起こらないはずなのですが、これが今回の60Lタンク換装で、Rのキツイ峠道だと流している程度のペースでも起きる事が…(;´Д`)
S2までのエリエクがそんな感じだと聞いた事がある(うろ覚え)のですが、今まであおえくではサーキット級でなければ起こらなかったので、「ロータスもちょっとは進化したのねぇ~」とか思っていましたが…退化したっ!?www

まぁ、なんだかんだ言いつつも、残量は走行距離からだいたい推測できるので、単純に航続距離が伸びた事で充分にGOODです!(サーキットでも、コース上でのガス欠の恐怖に怯える心配がなくなったし)

②スーパーチャージャーオイル交換
ごろんごろんとコブシを回していたあおえくのスーチャーですが、オイル交換で音がしなくなった…りはしませんでしたwww
まぁ、気分的にはちょっと楽になった…って感じかな?w
プーリーシャフトのベアリングもリペアキットがあるらしいので、それの交換も考えてみても良いのかもしれません。その辺の詳しくは、DO2さんのこのブログをご参照ください。

③エアインテーク交換
純正のエアクリーナーボックスを撤去して、キノコ型のアウタープラス製エアインテークに交換した事により、約30hpのパワーアップ!(アウタープラス開発車両の実測値データによる)
このパワーアップによって、あおえくの全開加速は今までよりも一段と鋭いものになった!…か、どうかなんて全然わからん(;´∀`)

だって、ほら、湾岸ミッドナイトの「トミナガスピード」の富永公だって言ってるでしょ…


一割のパワー減が体感できないなら、一割のパワー増だって体感できない訳ですよw
あおえくのエンジンパワーは、カタログ値通りだったとして350ps。hpだと345hpくらいです。30hpは8.7%、一割にも足りません。

もちろん、センサーが優れている人ならば体感できるのかもしれませんが、僕は『Mr.鈍感センサー』の異名を持つ男…一割どころか、三割くらいは変わってくれないとわかんねーYO!

その辺のネタっぽい(いや、結構本気よw)ところは置いておいても、あおえくの全開加速とか、サーキット系の場所じゃないと出来ない訳で。
交換前に最後にソレ系走ったのは、2月11日のTC2000。そして、交換後は、先月25日の群サイ走行会(ブログにするの当分先でーす(;´∀`))。
その間4ヶ月以上…覚えてられるかー!ヾ(*`Д´)ノ
全開じゃなくても、中間加速でのツキが…とか、Mr.鈍感センサーに判るわけ(ヾノ・∀・`)ナイナイ

唯一、Mr.鈍感センサーでも判ったのは、吸気音。変わりましたwww
後は、スーチャーがミーミー鳴く音が聞こえる様になったとかw
音質が変わり、ちょっと吸気音が大きくなったくらいなんで、最初こそ意識に引っ掛かっていましたが、ちょっと乗り慣れたら、ほぼほぼ気にならなくなったくらいの違いでやんす(ゲスやん憑依)。
奥さんも、「うるさくなった」とか「耳障り」とか「ヤダ」とか、一切言いませんでしたw

まぁ、Mr.鈍感センサー(シツコイ)が体感出来なくても、たぶん性能的にはちゃんと向上してるはずなので、サーキットタイムやら、アレやらコレやらで違いを発揮してくれる…はずだと思います。思いたいw

④強化エンジンマウント
サーキットでのコーナリング中の様に車体に強い応力が掛かっていると、ミッションとエンジンが捻れてミッションの入りが非常に悪くなるので、その対策としての強化マウント化です。

『あおえく、(わりと)重整備』シリーズ最初のブログのコメントで、mちゃんさんに「ツーリングメインでエンジンマウントとはちょっとブルブルが心配になります。(^^;」なんて心配されちゃいましたが、当の本人は、「強化マウントってもリジットじゃねーし、ドリ車だったら定番改だしー」的な軽い気持ちでオーダー出してましたw

実際、ブルブルはどーなのかって言うと、あります・ω・*)∩'`ィ
アイドリングで止まっていると、背中でエンジンが鼓動している様な感じ。明らかに、今までとは違います。
腹に来るとか、腰に来るとかいう様な強い振動ではなく、あくまでも「ちょっとブルブルしてるなぁ~」くらいの鼓動感。
しかも、走り出してしまうと、全くわからなくなっちゃいますw
更に、アイドリングでも鼓動感を感じるのは、DPMがTOURモードの時で水温安定時のアイドリングだけ。アイドリングの回転数が変わる、エンジン冷間時や、RACEかOFFモードだと、鼓動感はほぼ感じることは出来ません。
共振する回転数があるんでしょうね。

ついでに言うと、最近慣れてきちゃって、TOURモードアイドリングでも、意識しないと気になんなくなっちゃいましたw

⑤クラッチ交換


交換した古いクラッチ板を見た時は、「まだわりと使えそうだったなぁ」なんて思ったのですが、新しいクラッチを踏んづけた瞬間、その思いはぶっ飛びました!
軽い!明らかに軽いです!
Mr.鈍感センサー(マダイッテル)でも判る違い。当車比2/3程の重さに感じます。2/3って事は、約33%だから、三割違わないと判らないMr.鈍感センサーでも判るってことだね(伏線回収)。

尚、クラッチラインダンパーを除去する事によるフィーリングアップは…うん、イマイチわからん(;´∀`)
とりあえず、ドンッとつながる様になった気はします。でもそれは、シフトショックが出やすくなったって事なのかな?
良くなったのか…?
良くなったに違いないって事にしておこう(゜д゜)(。_。)(゜д゜)(。_。)ウンウン

ぼちぼち長くなったので、その②へ続く~。
Posted at 2017/07/06 19:05:03 | コメント(13) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ
2017年07月03日 イイね!

あおえく、(わりと)重整備の顛末

あおえく、(わりと)重整備の顛末気が付いたら、前回の『あおえく、(わりと)重整備』から、既に1ヶ月半が経過していました。やべぇ。
という事で、ようやく、ホントにようやく、(わりと)重整備が終わって、その後の顛末報告となります(スンマセン)。

4月20日
作業が完了したあおえくを引き取りにTiRacingへ。
タイトル画像のあおえくが僕を待っていました。

開け放たれたリアゲートからエンジン部分を覗き込むと…


取り替えられたエアインテークがコンニチハ♪


フィルター部はリアクラムシェル(リアボディ)のかなり奥に入り込んでいるため、余程の豪雨でもなければ水を吸い込むことはなさそうです。
ただ、エアクリーナーボックスがなくなったため、左サイドインテークから入り込んで、今まではエアクリーナーボックス内にたまっていた落ち葉や小枝、砂利などは、エンジンルーム内に飛び散る事請け合い。
オイル交換などの時にアンダーパネルを外したら、色んなものがどさっと落ちてきて大変な事になりそうです(;´∀`)

後、フィルターの清掃のための脱着が大変そう…。
このエアインテークの取り付けには、リアクラムシェルの脱着が必要らしいのですが、フィルター清掃にリアクラムシェルの脱着が必要だったりしない…よね?Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)

できれば、遮熱板とかも付けたいところですが、ますますフィルターの脱着がががが…|ω-`*)


取り外された純正のエアクリーナーボックス。
結構デカくて、色々と配管出てたのね。


この純正エアクリーナーボックスは、無理やりあおえくのナビシートに積み込んで持って帰ってきましたw
いつかあおえくを手放す時は、純正戻しして、キノコインテークだけ別で売ろうかと思って持って帰って来たんだけど、戻す工賃のほうが高く付くような気がして来た今日この頃(;´∀`)
またも、ガレージにガラクタが増えてしまっただけなのか…?∑(゚д゚lll)ガーン


こっちは、60Lガソリンタンクと交換した、純正40Lガソリンタンク。
さすがに持って帰る事は無理そうだったので、処分をお願いしました。
経年で穴開くとかいう話聞いた事あるから、誰か欲しい人いたかな?(TOYOTAエンジンなら、4気筒モデルのエリエクでも装着可)


こっちはミッション関係で交換した部品。
真ん中の黒くて半円型のが話題の(笑)シフトフォーク、その下の袋に入っているのが削れてた2速ギア、左上がドライブベルトで、それに引っ掛かってる感じの長い棒状のものとボルト穴の開いたプレートについている円柱状のものが、撤去したクラッチラインダンパー…だと思いますw


交換したクラッチプレート周り一式。
終わる寸前…て感じではなさそうですが、次のミッションOHまで保つ訳がなく、タイミング的には今回一緒にやらざるを得なかったのは間違いない訳で。


LotusCars的には、メンテナンスフリーでオイル交換も出来ないという事になっているスーパーチャージャーですが、赤矢印の所がドレンになっているので、ここからオイル交換が出来ます。45000km超走行にして、初オイル交換…(;´∀`)
ただ、あおえくの横置きV6エンジンは後方に向かってかなり傾いて搭載されているため、V型の60°バンクに収まるスーチャーもかなり傾いて取り付けられています。その為、この取り付け位置でのオイルレベルはドレンのかなり上の方にあり、オイルを抜くのはこのまま出来たとしても、必要量のオイルの注入はこのままでは不可能の様で、取り外して、立てて注入する必要があるとの事。

てな話を井土社長から聞いた後、僕の脳裏に『勇者は還りぬ』が響き渡る中(チャ~ンチャラチャ~ンチャ~ンチャラララチャンチャンチャ~ン♪)、悪夢の請求書授与式…。
数字見て、目の前真っ暗になったぉ…(´・ω・`)


嫌々請求書を受け取り、井土社長にお礼を言った後、駐車場をお借りして新しいドラレコ(YUPITERU DRY-ST7000c )の取り付け。珍しくDIY(笑)
今まで使っていたDRY-WiFiV5cと同じユピテル製なので、配線がそのまま使えるかと期待したのですが、コネクタが違い、配線し直し(すごい大雑把な出来でごじゃります)でした(ダメでしたよチョコくっきーさ~ん(´・ω・`)ショボーン)。


Tiからの帰路のドラレコ動画から切り出してみましたが、さすがのクオリティ。
でも、その分ファイルサイズが半端ないので、一日のツーリングを記録するには128GBのmicroSDが必要…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

~5月6日
あおえくを引き取ってからは、ミッションやクラッチ、LSDの慣らしに奔走です。
丁寧な操作、低負荷で、1速から6速までを万遍なく使用しての1000km走行。高速を100km/h巡航とかじゃ、慣らしになんないんッスよ。

で、そんなミッション系の慣らしに最適だったのが、GW中の昼間の首都高。
普段に比べればかなり空いていて、それでも所々はノロノロだったり渋滞したりしていて、1速から6速まで使うのには最適の環境でしたwww
GW中は、毎日毎日、奥さんとワールにも付き合ってもらって(時にはR8さんにも)、首都高をぐーるぐるぐーるぐる…正直、飽きた(;´Д`)


こんなトコにも一度は足を伸ばしたけど、湾岸線は6速固定でシフトチェンジしないから慣らしになんないッス。

5月4日だけは、首都高から脱出して桶川まで。


こんなトコ来てみたよ。


CAFE N36°
ドッグラン併設(ドッグランに併設?)のドッグカフェです。


わんこOKの「WEST」と、わんこNGの「EAST」に棟が別れているので、ペットと一緒に食事をするのに抵抗のある人でも安心です。
大型犬も入店OKなので、見ごたえのある店内になる事もありますよ。以前行った時は、ピレネーの他、ゴールデンレトリバーが5匹以上いた事もw


『ワールせんぱい、お久しぶりです!』


『タロウくん、久しぶり♪』

という事で、前の前に住んでいた煎餅の街のご近所さんのTさんご夫婦と、シーズーのタロウくんと久しぶりの再会でした。


N36°は、ごはんは押しなべて美味しいですが、中でもお勧めなのは、このブリュレフレンチトースト♪(珍しく食べ物画像UP)
スイーツ男子プリ★さんには、ぜひ食てもらいたいものですw
店員さんも、わりと可愛い女子多めだよwww


タロウくん、可愛いのだよ^^


『よっし~さん、またね♪』


Tさんの320i Msport。

で、5月6日に、無事1000kmの慣らし終了♪

5月12日
慣らしが終わったので、ミッションオイル交換のためにTiRacingにやって来ました。
結局慣らしは、Tiまで走ったところで1200km程。


作業中。


使用のミッションオイルは、SPEED MASTERの80W-140。


駐車場にあったV6エキシージに、TE37SL装着車発見!
これはフロント。


リア。

出たって話は聞いてたけど(僕がBC FORGED買った後)、カタログにも載ってなかったし、実際見たの初めてでした。
フロントが7.5Jと細いから、かなり内側からもっこりな感じなのが、個人的な好みからは残念かなぁ?

長くなっちゃったので、走らせてみてのインプレは次回|’Д’lll)ァ゛。。ゴメンナサィ…

さて、今回の最後に請求総額ですが…トロワの乗り出し総額を軽~く超えましたとさ!(||゚Д゚)ヒィィィ!
Posted at 2017/07/03 18:55:26 | コメント(24) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ
2017年05月18日 イイね!

あおえく、(わりと)重整備

あおえく、(わりと)重整備CygnusさんのV6エキが予想外に大変な事になってるっぽいので、何かの参考になればと、あおえくの(わりと)重整備の話を頑張ってアップするおー。
まぁ、Cygnusさん他、ほんの数人しか待ってないネタだと思いますがw

そもそも、あおえくに手に入れる必要がある兆候は、色々とあったのです。
佐藤師匠に乗ってもらった時は、「2速めっちゃ入りにくくないですか?シンクロ終わりかけてるかも?」と言われた事がありますし、2月にアライメント調整でTiRacingに持ち込んだ時も、井土社長に「クラッチがそろそろかも?」と言われてます。
ついでに、車検点検の際に、Dからもドライブベルトの交換時期と言われていました。

『アレもコレも一気に手を付ける頃合いか…?(;´Д`)』

新車での納車から3年、走行距離45000km超といったところでしたが、ロータスは元々、耐久性がある事よりも軽量である事を尊ぶメーカーですし、トヨタから提供されているエンジンもミッションも、本来ならば350ps/40.79kgmをターゲットとしたものでは無いはずです。
サーキット走行もそれなりにしていますし、普通に乗られている国産車辺りの寿命と比べてしまうのは酷でしょう。

そして、あおえく納車前からずっと待ち望んだ(つまり3年以上)機械式LSDの正式リリース(クワイフ式は2年位前?から出てましたが)。

以前も書きましたが、ロータス車の整備性はすこぶる悪く、ちょっと手を入れるだけでも車体半分のボディ(クラムシェル)を外したりする必要が出てきたりします。ですから、作業を分けてちょこちょこと繰り返すと、クラムシェルの着脱工賃だけでも膨大な事になってしまいます。
ですから、やる時は、アレもコレも一気にやってしまった方が、絶対にお安くてお得…。

という事で、アライメント調整の時に、クラッチ交換、ミッションOH、LSD組込の見積もりをTiRacingにお願いしていたのですが、後日貰った見積もりの合計金額は3桁突入…((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
まずは金策。そして、奥さんの説得が必要です。どうしよう…。

とりあえず、出来ることから手を付けようと、3月2日、雨降る中、毎度おなじみマーキュリーエンタープライズへ向かいます。


2月にあんだ~さんがブログで書いていた、国立IC先(下り)に新設されたオービス。


ブログには、警告板がまだ無かったと書かれていましたが、警告板もちゃんと手前に新設されてました。

マーキュリーに着いたら、まずは車検点検の時にDに指摘された、もうすぐ終わりそうなフロントタイヤの交換。


えー?まだそこそこ使えそうじゃない?

とは言え、もう新しいタイヤも届いていましたから、仕方なく交換することに。
新しいタイヤは、ダンロップのZⅢ。
あっ!なんも写真撮ってなかった!
ま、いっかw

リアタイヤをR1Rに換えた時(2月初旬)は、ZⅢまだ高かったんですが、2月終わり頃にはだいぶ値段がこなれて来てたので決めました。

続いては、こいつ↓。


トーイングフック(牽引フック)の補修。
トーイングフックに取り付けるナンバーステー(サーキット走行時は外す)が、ボルト一本でしか固定されていないため、風圧で動いてトーイングフックにキズを付けて、そこから錆びてきちゃってまして…。


という事で、軽くサビを落として、色をタッチアップ。
ナンバーステーには板ゴムを咬まして、また動いてキズを付けないようにしてもらいました。

この日は他にもあった用事を済ませ、22時半過ぎにマーキュリーから帰路へ(´‐ω‐)=з

さて、重整備の方ですが、実は、奥さんの説得はわりとスムーズに進んじゃったのでした。
クラッチやミッションが終わってしまったら走れなくなってしまうこと、ぶっ壊れてから直すよりもその手前で整備した方が安くあがる可能性が高いことなどを滔々と説明した結果、まぁ、両手を挙げてと言う訳ではありませんが、何とかご納得戴けました。
むしろ、説明が効きすぎて、「ツーリング行って走れなくなったらヤだから、ちゃんと整備が終わるまで乗らない!」とか言い出す始末www
ちょうどその時期に、Cygnusさんがドライブベルトを切って走行不能になった件も、奥さんを更にビビらしてました(;´∀`)

一方、金策の方はそう簡単に行きませんでしたが、なんとか用意出来る目処が立ち、Tiへ作業依頼の連絡を3月中旬にした所…ちょうど4月2日のジャパンロータスデーに向けての作業が立て込んでいて、入庫はロータスデー明けの4月3日となった次第。

それでは、今回の作業の全貌を紹介しましょう(前フリ長かったなぁ…)。

①クラッチ交換&改善
軽量フライホイールに釣られて強化クラッチも検討しましたが、駆動系への負担を考えて、結局は純正新品への交換にしました。純正でも高いぞ!(;´∀`)
それと、クラッチラインダンパーを除去して、クラッチラインを加工する事により、クラッチのフィーリングが向上するという事なので、ここも手を入れました。これは、全体の中では大してかかってませんw

②マニュアルトランスミッションオーバーホール&強化
今回最大の作業です。
ミッションを分解して、シンクロ、ハブ、スリーブ類の交換等を行う典型的なOH。
合わせて、弱い部位にWPC処理(金属表面強化処理?)も行って耐久性の向上を図りました。
そして、V6エキのミッションが弱いと言われて来た理由最大箇所の、強化品への交換です。
それは、ミッションフォーク(セレクターフォーク)。


パーツリストで見ると、こいつらです(赤丸/赤下線)。

このパーツの2又の先端部分が樹脂製になっていて(本体は鋳鉄製)、大きな負荷がかかった時に、樹脂部分が砕けてミッションが死亡するそうです…。


実物は、これ↑。
これがV6エキミッション弱々説の正体!…らしいw

普通に乗る分には純正で問題ないと思いますが、今回はLSDを組みますので、駆動系の負担増に対応して先端まで鋳鉄製(コメント戴いたYoshikiさん情報によると、全部が鋳鉄ではなく、先端の樹脂部分が真鍮に変わってるっぽい)の強化品へ交換しました。
しかし、この強化品の値段がくっそ高くて…純正の10倍以上します…_| ̄|○ il||li
1-2速、3-4速、5-6速の3つの内、1-2/3-4の2つを交換しましたが、この2つのパーツ代だけで、LSDより高い事になりました∑(゚д゚lll)ガーン

③LSD組込
IKEYA FORMULA製機械式1.8WAYです。
V6エキには、機械式LSDはミッションが弱くて組めないと言われ、国内では今までずっと発売されなかった訳ですが、ようやくです。
結局、LSD装着のためには、ミッションフォークの強化が必須になると思うので、それにはミッションのOHもするべきで、そこまでやるならクラッチも…どれが出発点かは不明ですが、ここいら辺はセットでやらざるを得ない訳ですなw

④エンジンマウント強化
V6エキのミッションは、横Gなどがかかっている時に、非常に入りにくくなります。そして、それを無理に入れると、ミッションを痛めると…。
原因は、横置きのエンジンとミッションがGで撚れるせいかと思っていたのですが、どうやらそうらしいです。
という事で、エンジンマウントを強化品へ交換。

⑤ドライブベルト交換

Cygnusさんがちぎったベルトも交換w
もしかして、Cygnus号の今のエンジントラブルって、ベルトがちぎれて負荷が一気になくなった時に激しくレブに当たっちゃったせいとかじゃないかとか今思いついた。あくまでも素人の思いつきですがw

⑥エアクリーナー交換
純正から、OUTERPLUSキノコへ交換。
やるならまとめてやっちゃえ!的な部分の最たるものw

と、ここまでが、事前に打ち合わせていた項目。
実は、入庫当日あおえく持って行ったその場で、ダメ元でお願いした作業がありまして…(;´∀`)

⑦大容量ガソリンタンクに交換
今までも何度もネタにしてきましたが、V6エキは今までの4気筒モデルに対して排気量が倍になったにもかかわらず、ガソリンタンクは同じ40Lタンクのまま…|ω-`*)
高速をダラダラ走っても、燃費は10km/Lちょいってところですので、航続距離は最大でも400km…安パイを考えるなら300kmで給油を考え始めた方が安心な感じです。
ツーリングのみならず、サーキット走行では、1時間の走行が非常に微妙な感じ(Tiのデモカー(FSW:1'46.281/TC2000:56.577)を井土社長が走らせると45分で空だそうな)なので、40Lタンクは正直辛い|ω-`*)
在庫があれば…的な感じで聞いてみたら、在庫があったので60Lタンクに交換決定w
ただ、デメリットもあると説明されまして…
・60→40Lの間はずっと満タン表示
・40L以下でも、表示が不安定になる事がある
という事でしたが、60L化のメリットに比べれば小さなものだと思いGOサインです。

⑧4輪アライメント調整
Tiに預けに行く道すがらで気が付きました。ステアリング放すとまっすぐ走らないのと、ステアリングセンターがズレてる事に。
2月11日のTC2000走行のせいか、新しいタイヤに換えたせいか…両方かな?w
前回、ノーマルのアライメントから、スポーツ走行向きのアライメントにしてもらいましたが、全然乗りにくくならなかったので、今回は更にサーキット向けのアライメントにしてくれる様に依頼しました。

と、ここまでをお願いして、あおえくを預けて来ました。

後は、完成を待つばかり…と思っていましたが、4月14日、Tiから突然の連絡が!?
届いたメールの添付ファイルには…


チンファ部の削れた(ガタガタしたシルバー部分)2速ギアががががが…。

メールとほぼ同時に掛かってきた電話での説明によると、V6エキではよくある現象らしく、すぐにギアが入らなくなるような事はないものの、この機会なので新品交換しては?との事。
新品の2速ギアも在庫が1個あるというので、追加作業で交換を依頼しました(これまた高額なパーツでしたが…)。


新品2速ギア。チンファ部がキレイなトンガリ型になっているのがわかります。

ロータスは、国内に在庫がないパーツだと、平気で3-4ヶ月待つなんて事が普通にあるメーカー(Yoshikiさんが、まさかの同じ2速ギアでこの罠に)ですので、V6用のパーツは一通り在庫しているというTiに預けてホントに良かったです。
関東でV6をいじってるのはTiだけっぽいですからねぇ。

という事で…

⑨2速ギア交換&WPC処理
が、追加作業となりました。

そして、その電話でそう言えば…と思い出したので更に追加でお願いしたのが

⑩スーパーチャージャーオイル交換
30000km頃から、ゴロンゴロンとコブシを回すような音が出だしたあおえくのSC
しかし、メーカー的にはSCはメンテナンスフリーパーツのため、オイル交換は出来ない(出来ないじゃなくて、やらないですけどね)との事。
SCだって中にオイル入って駆動してるのに、交換できないって!?
マーキュリーやサンライズブルバード辺りにお願いして、勝手に交換しちゃおうとかも考えていましたが、オイル交換後にSCトラブルとか起きたら、手を入れたからだとか言われて保証してくれそうもなかったので、じっと我慢してましたw
どうせ壊れるなら、新車保証期間内で壊れないかなー?って思ってたのですが、結局壊れなかったので、新車保証が切れた今、大手を振ってオイル交換ですwww

そして、遂に作業が全て完了し、4月20日引き取りに。
果たして、あおえくはどう変わったのか!?そして、請求金額は!?…という辺りで、次回へ続くw
Posted at 2017/05/18 20:04:33 | コメント(31) | トラックバック(0) | エキシージS | クルマ

プロフィール

「@白銀号 最近歳のせいか記憶力が…ダレダッタッケ?」
何シテル?   09/04 16:00
※現在、ほぼほぼ放置中です※ ☆ちゎ―――(o´д`o)ノ゙―――ちゎ☆ ハゲメタボのアラフィフなオッサンのよっし~♪です。 普通で平凡で日常的な...
みんカラ新規会員登録

ユーザー内検索

<< 2025/12 >>

 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

リンク・クリップ

堀内商店 エアコンELパネル 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/12/12 21:13:27
パーツ品番検索サイト(主にトヨタなどの国産車の部品、外車も一部対応) 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/11/29 16:09:11
スーパーチャージャーの故障と対策 
カテゴリ:その他(カテゴリ未設定)
2017/05/30 10:36:54

愛車一覧

ロータス エキシージ あおえく (ロータス エキシージ)
2011年秋のフランクフルトモーターショー発表時に一目惚れして以来、ずーーーーーーーーー ...
マツダ ロードスター ミドリゲス (マツダ ロードスター)
4台目となる『開けないオープンカー』が我が家にやって来たゾ! 車歴の1/3以上がオープン ...
その他 アルブレイズ-F あるくん (その他 アルブレイズ-F)
折りたたみ自転車だよ。
シトロエン DS3 トロワ (シトロエン DS3)
日常の足車且つ、あおえくの不調時にはツーリングカーとしても使える車として、厳格なる審査の ...

過去のブログ

2021年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2020年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2019年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2018年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2017年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2016年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2015年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2014年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
2013年
01月02月03月04月05月06月
07月08月09月10月11月12月
ヘルプ利用規約サイトマップ
© LY Corporation