例の如く、エキシージの納車…どころか生産さえも不明。
ガンちゃんの修理も、まだあがって来ません。
日々引きこもる僕。
結局、ブログのネタは、RS話に戻って行くのです…(;´∀`)
※お断り※
997GT3RS前期は、2009/12/01から2012/03/31まで所有していた車で、一連のブログは当時付けていた走行記録と、アルツ入ってる僕のアヤシイ記憶を頼りに、あくまで僕の主観で書いています。
以上、ご了解下さい。
尚、今現在は、当時の様なお金の使い方は出来ませんので、こちらもご了解下さい(爆)
ポルシェには、PCCBというオプションがあります。
PCCBとは、ポルシェ カーボン コンポジット ブレーキシステムの頭文字を取ったモノで、要は『スゴイブレーキ』ですw
最近は、フェラーリ、ランボなどといったスーパーカーにも増えて来たカーボンブレーキですが、まだまだ高価なパーツで、PCCBのオプション値段は150諭吉もしますw
大抵の国産軽新車乗り出し価格より高い!∑(゚Д゚)ガーン
PCCBは、ポルシェの買い取り/中古販売価格に影響を与える、数少ないオプションです。大抵のオプションは、考慮されません(´・ω・`)ショボーン
NAポルシェ最強マシンのGT3RSですら、当時PCCBはオプション扱いでしたが、僕のRSは、中古購入したため、最初からPCCBがついていましたヤッタ━━ヽ(*゚Д゚)人(゚Д゚*)ノ━━ィ!!!
さて、そのお高いPCCBは、いったい何が良いのか?
150諭吉も出して、何が変わるのか?
ひとつめは、制動力です。
普通の鋳鉄製ブレーキに比べて、PCCBは、素人でも判るほど、明らかに効きます。
ふたつめは、軽さです。
鋳鉄のローターに比べて、カーボン混合材のローターは驚異的に軽く、前後左右4枚でのノーマルブレーキに対する減量は、27kg(うろ覚え)ほどもあります。
ブレーキは、俗に言う「バネ下」のパーツですから、軽量化による運動性能の向上は確実にあります。
みっつめは、耐フェード性能です。
温度上昇が遅く、熱によるダレも少ない事から、ハードな使用をしても、ブレーキが効かなくなる(フェードする)のが、鋳鉄ブレーキに比べて圧倒的に遅いです。
最後に、ロングライフです。
鋳鉄ローター、鋳鉄用のブレーキパッドに比べて、PCCBのローターとブレーキパッドの耐久性は高く、30万km走行でも大丈夫とのアナウンスがあったそうです(うろ覚え)。
値段を除けば、良い事ずくめのPCCB!
いえいえ、長い目で見れば、150諭吉プラスだってお得かもしれません。
PCCBサイコー!
PCCBマンセー!
が!
個人的には、異議あり!(周りには、同じ意見の人結構居ますが)
PCCBは減る!しかも盛大に!あっちゅう間に!30万km!?アリエナイ!!
ハードブレーキングを繰り返すと、つまりサーキット走行をすると、PCCBはあっという間にすり減り、昇天します∑(゚Д゚)ガーン
僕の場合、オドメーター38700kmでブレーキの交換をしましたが、PCCBパッド完全死亡(マジやばいくらい)、PCCBローター余命後僅か。
9000kmで購入したRSを、
30000km弱走行したらPCCBおわた(;´∀`)
前、前々オーナーの記録を見る限り、サーキット走行をしていた様には見えません。
じゃあ、僕が30000kmをサーキットで走りきったのかというと、それも違います。
30000kmの大部分は、公道走行です。
しかも、峠攻めまくりとかも殆ど無し(ワールが酔うw)。
要は、30000kmの大部分は、普通のドライブですw
ちょっと数えてみましたが、ブレーキ交換までのサーキット走行は、12回くらいです。
しかも超高速サーキットは、
大雨のFSW1回だけ。
後は、TC2000が1回、TC1000が4回、袖森が4回、FSWショートが2回でした。
他の人と比べて、多いのか少ないのか判りません(僕的には、思ったより少なかったw)が、以上の走行で、PCCB様お亡くなりました(-人-)ナームー...
ポルシェに騙された!?
まぁ、その辺は置いておいて、無くなったからには、新しいのに交換せざるを得ません。
という事で、新品のPCCBを見積もると、
250諭吉↑工工工工エエエエエエエエェェェェェェェェ(゚Д゚;ノ)ノェェエエエエ工
何だよ!?オプションだと150諭吉なのに、新品買うと250諭吉ってどーゆー事だよ!?
しかも、ローターとパッドだけじゃん!キャリパーは別売りじゃん!
……って、言ってはいけません。
最初にオプションで付ける時は、ノーマルのブレーキを付けない分値引き?になってる訳ですw
ノーマル鋳鉄製ブレーキローター/パッドが80諭吉くらいらしいので、計算は、まぁ、合ってる?
30000kmで無くなるブレーキに、250諭吉など注ぎ込む事は出来ません(;´∀`)
あの当時の、頭と金銭感覚がおかしかった僕でも、それくらいは理解出来ました。
ノーマルの鋳鉄製ブレーキでも80諭吉もします。
しかも、
18インチ化失敗の時に判ったように、ローター径が380Φから360Φに小さくなります。
素材でも制動力が落ちる上に、サイズ的にも制動力が落ちていいのだろうか?
いや、(特に根拠は無いケド)よくない。
でも、250諭吉は出せない。
ノーマル鋳鉄80諭吉だって高い。
ならばどうするべ…。
という事で、まだ
足回りの話がもめにもめる前だった件のショップに相談すると、早速、ショップオススメ製品がw
オリジナルポルシェマンセーなオーナーが唯一認める、ドイツ某著名チューナーがニュル24hで使用している、エンドレスのブレーキ。
それ一択w
他は認めないとwww
エンドレスの営業さんが、直でショップに来て、僕に説明してくれました(;´∀`)
お値段90諭吉↑(もちろん、ローターとパッドのみ)。
ノーマル鋳鉄より、高いやんけ!www
ちょうど、足回りの話で不信感がつのり始めた時期でもあり、もうそのショップに頼むのは止め、
佐藤師匠のところへ話を持って行く事にしました。
調べてみると、もう少しリーズナブルで、性能も良さそうなモノも売られています。
色々調べ、Kazi&Projectμのローター(380Φ)/パッドセットに決めました。
お値段は、
マーキュリーでの工賃込みで60諭吉。
安っ!!!
(大抵の国産車に比べると、それでもアフォみたいな値段ですが、↑の様な経緯を辿っているため、激安にしか思えませんでしたw)
PCCBから鋳鉄製のブレーキに替わり、制動力は落ちたはずです。
バネ下が20数kgも重くなって、運動性能も落ちたはずです。
耐フェード性も悪くなったはずです。
そして、時期を同じくして、足回りも、オーバーホールしたノーマルPASMサスへと戻りました。
RSの戦闘力は、相当落ちたはずです。
RSの走りは、大きく変わったはずです。
RSのフィーリングも、変化したはずです。
でも、仕方ありません。
さぁ、RSと僕の新しい出発です!
色々あったけど、心機一転、一緒に走り出そう!
乗り心地?
すごく良くなり、快適ドライブです^^
ブレーキフィーリングの違い?
わかんないです^^
制動力?
全然止まりますよ^^
バネ下の重さ?
まるで気になりませんよ^^
耐フェード性?
FSW本コースは走ってませんけど、TC2000や袖森なら全然^^
サーキット走行のタイム?
バッチリ、ベストタイム更新です^^
今までは何だったんだろう…
_| ̄|○ il||li