FALKEN ZIEX ZE914F 205/50R17
購入日:2020.4.4
取付日:2020.7.21
ODO:57496km~
ZIEX ZE914Fは、ZE914のウエットグリップ性能を向上させたマイナーチェンジ版。
ZE914:2014年8月発売
ZE914F:2016年2月発売
これまでは、マイナー前モデルZE914の205/55R16を履かせていた。クラウンからプログレに移し、2台で4年半使った。
2015.12〜2016.11 GXS12クラウンで使用
2016.11〜2020.07 プログレで使用
今回は、プログレ用に選んだ17インチアルミ装着に伴い、新品購入しての組み込み。
【FALKENについて】
FALKEN は、旧オーツタイヤによるブランド。2003年に住友ゴム工業に吸収された後も、ファルケンの名は残った。欧州車でのOEM採用が多いようだ。
ZIEXシリーズは、スポーティさを併せ持ったコンフォート系タイヤ。リーズナブルで トータルバランスに優れるところが気に入っている。
プログレで初めてインチアップした時のタイヤもファルケンだった。中古17インチアルミに付いていたZE329。程度が悪く、ブリヂストンのハイエンドREGNO GR-9000に交換した。
レグノの性能は認めるところで、その静粛性には唸らされた。ただ、同サイズでも性格の違いがあり、運転が楽しいのはファルケンの方だった。たのしいファルケンゆかいなファルケン。
【今回はゴーマル】
初インチアップ時は、兄弟車ブレビスにも設定されていた 定番サイズの215/45R17。今回は ちびっとコンフォート寄りの205/50R17にしてみた。
205/55R16に対する195/60R16のような、どっちかというとマイナーなサイズ。
【タイヤの幅について】
“215” “205”は タイヤの幅を表す数字。10少ないから実際10mm細いかというと そうではないみたい。タイヤ銘柄によっても違う。接地幅は細いのかもしれないが、総幅でみるとほとんど変わらない。ZE914Fの場合、215/45の213mmに対して 205/50は214mmで、逆に1mm太い。
【 ZE914Fの外径 / 幅 】
205/50R17:638mm / 214mm
215/45R17:626mm / 213mm
205/55R16:632mm / 214mm
215/40R18:629mm / 218mm
195/65R15:635mm / 201mm
17インチでゴーマルを選ぶメリットは、扁平率の違いによる乗り心地向上。そして、プログレ純正サイズに近い 大きな外径。(ヨンゴーだと約1cm小さくなり、うちの純正車高のプログレだと タイヤハウスの隙間が少し目立ってしまう)
【プログレのハミハミ】
プログレのインチアップは、純正車高だとフロントがキツい。215/45R17&7J+50装着時は僅かにハミ出ているように見えて、対策用にTRD製フェンダーアーチモールを付けてD車検を通した。(最近では両面テープ留めモールでのハミタイ対処は車検NGとも聞くが…)
ブレビス用205/55R16&6.5J+50アルミを履かせているプログレを見た時、計算上はいけるはずなんだけど うちのと同様 僅かにハミハミしてたんだよなぁ。(←インチが小さいとサイドウォールの膨らみが大きくなるからと推測)
【ZE914Fのサイドウォール形状】
ZE914Fは、6.5J+50ホイールとの組み合わせで、モール外してもいけるかな というぐらいに収まってくれた。215/45との差異は思ったほどはなかった。サイドウォールの膨らみがいくらか大きく、逆にリムガードの張り出しは小さい。ホイール幅が6.5Jと細めなことも形状に影響しているかも。
【旧ZE914】
今まで履いていたZE914は、溝はまだ十分残っているが、プログレに履かせた頃から既にロードノイズが大きめだった。GXS12クラウンで使い始めた時はそうでもなかったように記憶しているので、硬化か、駐車時間長くて真円度が下がったか…経年変化によるものかもしれない。
【ZE914Fに交換してみて】
ZE914Fに交換後、高速道路含め約30km走行した。
取外した時の状態の旧ZE914と比較して体感できるレベルで良さがわかり、概ね満足。
乗り心地…空気圧高めにしたからか 突き上げが少しあるが、合格点。
転がり抵抗…よく転がる。合格。
ステアリング応答性…ダルじゃない。合格。
グリップ/トラクション…まだわかりまてん。
静粛性…シチュエーションによっては、ロードノイズがそれなりにある。うるさくはない。
GXS12クラウンに奢った同社上位のDUNLOPルマン5のサイレントぶりには劣るものの、価格差を考えれば不満はない。コストパフォーマンスも加味して考えれば、ルマン5以上のバリューだと思っている。
ルマン5の海外版 SP SPORT LM705(インナースポンジレス・インドネシア製)の並行輸入品ならば実売価格が近いが、性能やいかに。
重量は実測10.3kg。ホイール合わせて19.3kg、前より重くなったわりには 発進時の出足の鈍さは感じなかった。
あとは、年数が経過した時にどうか かな。
ほほえみの国で製造ってところが気にならないならオススメのタイヤです。
※追記 2020.7.26
いつもの道をいつものペースで走った。
やっぱり全然違う。扁平率とか 入れ過ぎた空気圧とか は多分関係なく、
四輪のショックアブソーバーを新品にしたかのように 乗り心地が向上。
これ、タイヤ銘柄やサイズも関係なく、ゴムの新鮮さじゃないかしら?
サスペンションが加わったような感じがするもの。
チョイ乗りが多い自分は、タイヤの溝が限界に来て交換した経験がない。
車検はいつも余裕でクリア。溝がたっぷり残っていると
買い替える発想にならなかったけど、5年周期ぐらいで替えると気持ち良く走れるのかも。
肝心のショックの方は既に抜けているのかもしれないなー。
※追記2 2020.7.30
一般道にて、ギャップでの上下動の伝わり方が 16インチの時より若干大きいのを感じた。
それをゴムの柔軟性でカバーしているかんじで、不快さは全然ない。
【ファルケンタイヤ使用歴】
ZE512 195/60R15 ランティス (無料モニター)
ZE329 215/45R17 プログレ (中古)
ZE912 215/40R18 プログレ
ZE914 205/55R16 GXS12クラウン→プログレ
ZE914F 205/50R17 プログレ ※今回
【Myプ タイヤ交換歴】
2007.6~:YOKOHAMA DNA db ES501 195/65R15 (車両装着品)
2008.2~:FALKEN ZIEX ZE329 215/45R17
2009.4~:BS REGNO GR-9000 215/45R17
2011.4~:FALKEN ZIEX ZE912 215/40R18
2016.11~:FALKEN ZIEX ZE914 205/55R16
2020.7~:FALKEN ZIEX ZE914F 205/50R17
【空気圧のメモ】
推奨空気圧:240kPa
2020.7.21 300kPa 窒素ガス充填 (入れ過ぎコージー)
2020.7.4 300kPa 窒素ガス充填 ZERO
【インチアップタイヤの推奨空気圧の調べ方】
LI(ロードインデックス)荷重指数と空気圧の負荷能力対応表・EXTRALOAD規格(XL/レインフォースド規格)から確認。純正指定の負荷能力を下回らないようにする。
https://www.falken.co.jp/inchup/guide/process03.html
プログレ純正タイヤ:195/65R15 91S(スタンダード規格) 指定空気圧200kPa→負荷能力555kg
205/50R17 93W XL 240kPa 560kg時 ※本品
215/45R17 91W XL 260kPa 565kg時
205/55R16 94W XL 230kPa 555kg時 (取外したZE914)
215/40R18 89W XL 280kPa 565kg時 (GXS12ルマン5)
以前のkgf表記は、100倍してkPaに置き換えればOK
200kPa ⇔ 2.039kgf/cm2
300kPa ⇔ 3.059kgf/cm2
圧力、応力のSI単位から従来単位への換算値 (共和電業):https://www.kyowa-ei.com/jpn/technical/notes/conversion_table/si_unit_pressure.html
【速度記号について】
規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度
速度記号 / 最高速度(km/h)
L 120
N 140
Q 160
S 180 ※純正タイヤ
T 190
H 210
V 240
W 270 ※本品
Y 300
ZR 240超 (ZRは速度カテゴリー)
(Y) 300超
☆☆ FALKEN ZIEX ZE914F ☆☆
サイズ:205/50R17 93W XL
EXTRALOAD / MFS(リムプロテクター)
外径:614mm
幅:214mm
標準リム幅:6.5インチ
ラベリング:転がり抵抗性能A / ウエットグリップ性能a
(全59サイズ中、15サイズがA/a・44サイズがA/b)
重量:10.3kg (実測)
MAX.PRESS. 340kPa (50PSI)
MAX.LOAD 650kg (1433LBS)
製造国:タイ
製造年週:202001
発売年月:2016年2月
(購入価格は税・送料込 4本のもの 8950×4-P沢山=実質3万円)
https://www.falken.co.jp/products/ZE914/
https://www.srigroup.co.jp/newsrelease/2015/sri/2015_152.html
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ECORUN表記は国内販売品にもある
(詳細はZE914のパーツレビュー参照)
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ラベル:Fの後ろにCOMPOUNDと小さく表記あり
レタリング:ZE914Fの“F”は別位置に表記
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回転方向指定無し
内側外側指定有り
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MADE IN ほほえみの国THAILAND
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0120=2020年第1週製造=1月1日〜4日の間?おめでタイや!タイでは正月から仕事するのかな?
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トレッドパターンは、スポーティさを感じさせるいつものファルケンのもの。205幅でも弱々しさはない。
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50でもショルダーは程良く立ち気味。ステア応答も程良く良好。
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リムガードよりサイドウォールでホイールを守るかんじかな。
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タイヤもステイホーム中
2020.5.24
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購入価格 | 35,800 円 |
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入手ルート | ネットショッピング(Yahoo!ショッピング) ※タイヤワールド館ベスト (仙台市) |

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