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イイね!
2016年05月01日

春季山岳訓練

上官殿!


3月・4月と2ヶ月にわたり偵察活動報告が行えず、大変申し訳ございません!!
特に4月は仕事が多忙を極め、2日しか休めず・・・


はっ!!
大日本帝国男子たる者、言い訳をするなと!!


失礼致しました!

本日は久しぶりに仕事が休みのうえ、天候にも恵まれた事もあり、山岳訓練を実施致しましたので報告申し上げます!!


今回訓練を行ったのは、「笠取山」。 標高は1,953m。

埼玉と山梨の県境に位置するこの山は、水干(みずひ)と呼ばれる多摩川の水源がある事で有名です。
その水源で、多摩川のはじまりの一滴を見たい!

更にもうひとつ、この笠取山には私が以前から気になっていた道があり、そこを歩きたい!

という目的もあり、2週間ぶりの休暇にもかかわらず早朝4時に起床し、いざ山梨へ。
中央道 勝沼ICで降り、早朝の国道411号を進みます。


丹波山村に入る直前で、一ノ瀬林道へと突入。
林道ということもあり道幅は狭いのですが、キチンと整備されており、走りにくさは全く感じませんでした。


作場平登山口の周辺も、至ってキレイ。
この一帯は、東京都水道局が「水源地ふれあいのみち」として整備しているのだそう。


登山口から先に進むと、高さは30mはあろうかという見事なカラマツ林に出迎えられ、


清流に架けられた小さな木橋をいくつも渡り、高度を上げて行きます。


耳に入ってくるのは、水の流れと鳥達のさえずり、そして自分の足音だけ・・・
この清々しい森の中に身を置いているだけで、自分の心も淀みなく、清らかになっていくような気がしてきました。

・・・って、普段どれだけ荒んでいるのだ!?

とにかくここを流れる水の透明度は、ハンパないです。


また所々に巣箱が設置されており、稀にですが、このように近い距離で見ることも出来ます。



登山口からヤブ沢ルートで1時間30分、笠取小屋に到着。


小屋のまわりが芝生が敷かれていて、そこがテン場(テントを張る場所)になっているようです。
とりあえずここでひと休憩。

水分を補給し、行動食として持って来たレモングミを食べます。
んん!?


貞子・・・じゃない、これはこれは 爽子さんじゃ あーりませんか!
 ※ 少女マンガ「君に届け」のヒロイン

買った時は気付いていませんでしたが、君に届けのような正統派(?)少女マンガがコラボってるのは珍しいんじゃないでしょうか。 ワタクシ二等兵が知らないだけ?



貞子・・・じゃない爽子さんよりグミパワーを頂き、いよいよ笠取山頂を目指します。

長い階段状の道を進んで行くと、突然開けたところに出てきましたー!
ここはどこかの公園?と思ってしまうような、のどかで気持ち良さそうな雰囲気です。



そののどかで気持ち良さそうな雰囲気を打ち破る、笠取山頂への道が、ついに姿を現した!!






どーーーーーーん!


山頂まで、ほぼ真っ直ぐに伸びているこの一本道。 ものすごいインパクトがありますねー!
ワタクシ二等兵が笠取山で偵察訓練をした理由のひとつが、この道を登りたかったからなんです。

こういう道を見ると、無条件にワクワクしてしまうんですよね(笑)


一直線に頂上まで伸びる男らしい道には、こちらも男らしく一気に制覇せねば!
さあ一揆に行くぞ!






それ!



一揆!!!




一揆!!!!






・・・違った

後ろに倒れそうな急登だったが、一気に上りきった!


上りきった後の景色は、なかなかのモノ。
南アルプスも良く見えます。



さて・・・これで下山、と言いたいところなのですが、実はこの笠取山、山頂が2つあります。
今いる場所は、「山梨百名山」の標柱がある西の山頂。
そしてこの少し先に、標高点のある東の山頂があるのです。

というわけで、ワタクシ二等兵は先へと進軍致します!
この先は急に岩っぽくなったりヤブっぽくなったりして、登山道の風体がガラリと変わります。

こんな片側が切れ落ちている場所もあるので、注意して進軍を行います。



上官殿! 発見致しました!!


ただしこちらはあまり展望がないので、休憩するのであれば、山梨百名山側の山頂の方が良いかもしれません。



さあ、後はもうひとつの目的を達成するのみ!

道は標高点のある東の山頂同様、笹の生い茂る細道が中心。
たまに獣道では・・・?と思わせるようなところもあったので、ルートミスには注意しましょう。

少し進んだところで、分岐の看板が。
笠取小屋方面へ進みます。



こうして、たどり着いたのがこの場所でした!
「水干 多摩川の源頭 東京湾まで138km」


ここは多摩川の源流、最初の1滴がはじまる場所なのだそうです。
この貴重な瞬間を、ワタクシ二等兵は是非見てみたいと思っていました。

水干の標柱の奥にはごつごつした岩が積み重なっていて、それらがしっとりと濡れていました。


これが、多摩川になる水たちなんですねー。

そして目を凝らすと、上からポタリ・・・・・・・・・・ポタリ・・・・・・・と、静かに滴が落ちているのが見えました!
写真ではあまりキレイに写せなかったけど・・・これが、はじまりの1滴です!


この1滴1滴が集まって、小さなせせらぎになって、それらが集まって、大きな川になって・・・いつか東京湾へと注いでいくんですね。
その過程で、私たち人間や、色んな生き物の身体と暮らしを潤してくれるんですよね。

水って本当に大切だなぁ。
そして、その水を育んでくれている森も、本当にありがたい存在なんだなぁ。

そんなことをしみじみと思いながら、少しずつ膨れては落ちていく滴たちをしばらく眺めていました。



上官殿!
以上で報告を終え・・・・・・・・・・


あれ!?
いない・・・・・・・・・・
どちらへ行かれたのだろう・・・・・・・・・・






(1時間後)






あ!
上官殿! お帰りなさいませ!!
どちらへお出掛けになられていたのですか?






え!?
焼肉!?!?

ワタクシ二等兵は報告で忙しそうだったので、上官殿と隊員見習い一号二号とで行ってきたとの事。

なぜこんな仕打ちをぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉー!






原因 → 山岳訓練の帰りに二等兵が食べた鹿丼

ブログ一覧 | 偵察訓練 | 日記
Posted at 2016/05/01 22:55:15

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この記事へのコメント

2016年5月2日 17:05
山岳訓練お疲れ様です(≧∇≦)ゞ

私は最近NHKの『グレートトラバース』という番組に触発されて登山を始めようかと思っていますが、初心者にオススメの山とかありますか?
コメントへの返答
2016年5月3日 9:09
グレートトラバースって番組があるのですね! 知らなかった…
登山を始めるのであれば、標高差(登山口と頂上の差)が少なく、歩行時間が短めの山が良いと思います。
埼玉であれば秩父とか、神奈川の丹沢とか、ちょっと遠いですがワタクシも以前に報告している黒斑山がオススメです。
2016年5月3日 6:50
春季訓練やらなのかな~と待っていました w
笠取山、転げ落ちるとスタートまで戻ってしまいますネ( ´艸`)ププ
コメントへの返答
2016年5月3日 9:56
確かに!
「ふりだしに戻る」って感じですね!
今回はこの急登を登るだけでしたが、降りるのは結構怖そうです。
2016年5月3日 9:02
良い景色ですね~^^ ド~ンと一直線に登るルートと山いい感じですね!これは確かに惹かれる。

コメントへの返答
2016年5月3日 10:38
この一直線ルート、初めて雑誌で見た時は、かなりのインパクトでした。 実際に目の当たりにすると、それ以上ですが。

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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