上官殿!
今週も引き続き、北海道における遠地偵察活動報告をさせていただきます!! (`Д´)ゞ ビシッ!
■ここまでの報告まとめ
其の壱 大洗港~苫小牧~日高町~然別湖~ぬかびら温泉郷
其の弐 タウシュベツ川橋梁~美幌峠~開陽台~北19号~納沙布岬
其の参 納沙布岬~根室駅~落石岬~標津町~道の駅 知床・らうす
其の四 知床横断道路~オシンコシンの滝~網走監獄~能取岬
其の五 ←今回
4日目 【5月29日(木)】
《巨大なカニ爪》
「
道の駅 オホーツク紋別」のすぐ横にあります。
巨大すぎて、ちょっと笑える。 今日はここから偵察活動開始。
今日も引き続き
国道238号、通称
オホーツク国道を北上。
昨日偵察した網走市から、日本最北の街である稚内市まで至る長大ルートで、総延長は319kmにも及びます。
浜頓別町(はまとんべつちょう)まで進むと、海側に気になる景色が。
しかしそこへと進む道への交差点を通り過ぎてしまったので、ひとまず直進。
北オホーツクトンネルを抜け右折、国道を離れ海沿いの道へ。
地図で確認すると、この道は先ほどのトンネル入口手前から分岐。
海沿いを通り、トンネル出口付近で再び国道に合流。
つまりこの道は、
国道238号の旧道ですね。
上を見上げると荒々しい岩がそそり立ち、なかなかの迫力。
《北見神威岬》
スッゲー所に灯台が建っています。
景色も凄いのですが、同じくらい気になったのが旧道のもう一段上を走る、この平坦なスペース。
明らかに道っぽい
ちょうど灯台の整備路と思われる道があったので、そこから侵入。
( ,,`・ω・´)ンンン?
道路っぽいが、何となく不自然・・・
後で調べると、この場所は「
興浜北線(こうひんほくせん)」という鉄道路だったことが判明。
廃線は1985年(昭和60年)とかなり昔ですが、切り立った岬の先端を回り込んでくる列車の姿の美しさから、屈指の撮影ポイントとして有名で、現役当時の写真が数多く残っています。
【左前方に見える岩の向こうから撮影】
【ほぼ同じ所から】
【画角は逆ですが・・・】
【反対方面】
偵察を終え、国道への合流に向けて乙三三式車両改を走らせると、あれれ!?
せ・・・狭くなっとる・・・
2017年に、かつて鉄道路線であった石積み擁壁が大規模崩壊。
以降通行止めとなり、その後2020年に復旧するも、旧道で交流量は極めて少ないので、一車線のみ開通させたという感じだろう。
予定外の偵察となりましたが、思いもよらず楽しい・・・じゃない、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」にとって、有益な偵察となりました! (`Д´)ゞ ビシッ!
《エサヌカ線》
北海道でも有名な直線道路。
ちなみに「
猿払村道 エサヌカ線」というのが正式名称です。
電柱もガードレールもなく、ただひたすらに草原の中を一直線の道路が続いている光景は、これぞ北海道といった感じ!
そしてワタクシ二等兵と乙三三式車両改は、本偵察活動の折り返しとなる地点を目指します。
《宗谷岬》
北緯45度31分22秒の位置にある、
日本の最北端です!
二年ぶり、また来ました!!
いや~、横浜からは遠かった・・・(当たり前)
お土産屋さんで上官殿への献上品、そして ”
最北端到達証明書” を購入。
最北端の陽をたっぷり浴びて、この日最後となる偵察地へ。
《宗谷丘陵》
日本最北端の地に広がる丘陵地帯。
特徴的な緩やかな起伏は、約2万年前の氷河期に由来するものらしいです。
それにしても、宗谷岬から直ぐの絶景スポットなのだが、びっくりするくらい人がいない。
おかげで周囲をあまり気にせず、ゆっくり偵察活動が出来た。
(ワタクシ二等兵撮影)
ワタクシ二等兵と乙三三式車両改は進路を変え、宗谷丘陵の海側へと進行。
相変わらず、人もクルマも全く姿が見えない。
大自然の中、ポツンと乙三三式車両改。
《白い道》
宗谷丘陵を貫く、宗谷丘陵フットパスコースの一部。
ちなみに ”白” の正体は、稚内の名産である “ホタテ” の貝殻を砕いて敷き詰めているため。
以前偵察した時は晴天で、青い空と海、緑の草花と白い道のコントラストが素晴らしかったのですが、夕暮れ時もまた良きです (*^^*)
《アポロステーション 宗谷岬SS》
日本最北端のガソリンスタンド。
ここで給油すると、日本最北端給油証明書と貝殻のキーホルダーがもらえます。
やっぱり何だかうれしい (嬉〃∀〃)ゞエヘ♪
《稚内駅》
言うまでもなく、日本最北端の鉄道駅です。
ホームには、南の終着駅「
枕崎駅」(鹿児島県)・最南端の鉄道駅「
西大山駅」(鹿児島県)までの距離が表示されています。
↑の ”北と南の始発・終着駅” 看板は、枕崎駅にもありました。
(枕崎駅)

(おまけで西大山駅)
どっちにも行った事があるんだ、スゲェだろう ( ¯ ꒳¯*)エッヘン!
そしてこの稚内の地で、北海道旅行・・・じゃない偵察活動は、ついに折り返しを迎える事になります。

(枕崎駅)
次回は日本海沿いを南下。
一気に苫小牧まで進行致します!
(つづく)
Posted at 2025/07/05 22:30:08 | |
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