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さとちん@のブログ一覧

2020年11月15日 イイね!

富士山麓における夜営訓練

上官殿!

今回は、久々に夜営訓練を行おうと考えております!!
我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」全員で訓練を行ってからかなりの期間が経ちますが、ぜひ上官殿もご参加いただければと思います!

山岳訓練と違い体力的な心配もありませんし、整備された夜営地であれば危険もございません。
またこの時期であれば、上官殿の苦手な虫もおりません。

(上官殿)ほう・・・

汗もそれ程かくことなく、夏に比べれば空気が澄んでいるので景色もよく見えるのであります!

(上官殿)ほうほう・・・

もちろん夏に比べれば寒いのですが、それもちょっとした防寒で・・・

(上官殿)(゚∇゚ ;)エッ!? 寒いのか!?

もちろん11月ですからね。
でもダウンを着るくらいで凌げるかと。

(上官殿)・・・・・・単独で訓練してこい!

(ι ´д`)ノ"ワカリマシタァー…






という訳で、今回も単独訓練です。

天気の良い週末、訓練を行う夜営地は「ふもとっぱらキャンプ場」。


キャンパーの聖地とも言われるこのキャンプ場、とにかく広い!
敷地面積は東京ドーム約5個分ほど。

しかもこの広い敷地は基本的にフリーサイト、つまりどこでもテントが張ることが出来ます。
クルマでも入っていけるので、皆思い思いの場所にテントを張っています。


ワタクシ二等兵も乙三三式車両「改」を止め、テントを張り、夜営準備完了!




この日は見事な”ピンク富士”が見れました!


ふもとっぱらキャンプ場は、富士山に向かってなだらかに傾斜しているので、どこからでも富士山が見れます。


のんびり富士山を眺めてたら暗くなってしまい、夕食を含め写真を撮り忘れた・・・



で翌朝。


このキャンプ場の名物とも言える、富士山の麓から昇る朝日。圧巻でした。


ふと朝日と反対側を見ると、これまで真っ暗だった山々を光が染め、色づいた木々の葉や山肌を美しく照らします。




さて、ふもとっぱらキャンプ場のチェックアウト時間は14時。
昼頃までここに留まる予定なので、まだたっぷり時間はある。

・・・・・・・・・・

そりゃ聖地巡礼でしょ!!
って事で、今回も「ゆるキャン△」巡礼が始まります。

まずは管理棟。



毛無山荘の前を通り、



テントサイトへ向かいます。



リン「解放感すげぇ」



テント張ったのは、おそらくこの辺りかと。



ちょっと散歩。
屋根付き自炊棟。



リン「でかい顔だ」



リン「ライオンか?ライオンなのか?」



抜群のシャッターポイント。
この日は風が強く水面が波立ち、逆さ富士は映らず。





『今夜のラストナンバー、いかがでしたでしょうか』



『明日のお天気は全国的に晴れ。朝から冷え込みますので、暖かくしてお出掛け下さいね』



『それでは良い週末を。お相手はワタクシ二等兵でした』



『おやすみなさい』



(おわり)
Posted at 2020/11/15 23:28:22 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2020年11月07日 イイね!

試運転のついで?

上官殿!

先日、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」の主力偵察機材である乙三三式車両が「改」と進化した報告をさせていただきました。
懸架装置変更・制動装置整備の具合確認も含め、早速ですが試運転を行いたく存じます!

(上官殿)分かった、承認する。で、どこで試運転を?

はっ!(`・ω・´ )ゞ
静岡県浜松市から富士宮市、および山梨県を予定しております!!

(上官殿)分かっ・・・( ,,`・ω・´)ンンン?

どうされましたか?

(上官殿)き、貴様!試運転のついでに聖地巡礼を行うつもりだな!!

い、いえ、そんなことはありま・・・\(;゚∇゚)/☆

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

あります・・・・・・

(上官殿)ハァ・・・(ノД`)=3 もうよい・・・

という事で上官殿のご許可もいただいた(?)ので、聖地巡礼のついでに乙三三式車両「改」の試運転に出発!
あ、巡礼と試運転の優先順位が逆になってますね。



東名高速を西へ向かい、静岡県浜松市に到着。
ここに何をしに来たかというと・・・

そう!「ゆるキャン△」の聖地巡礼でございます!

2018年1月~3月にアニメがテレビ放送。
大変な人気を博し、それまでガラガラだった秋冬のキャンプ場の予約が取りにくくなる事態に。
それからおよそ2年後の今年1~3月にはテレビドラマ化。
アニメの方も既に2021年1月から”SEASON2”の放送が決まっており、更にアニメが終わる直後の4月からはドラマ2期も予定されています。

9月21日にゆるキャン△SEASON2のプロモーション動画がYouTubeなどにUPされており、先日ワタクシ二等兵も、その動画で描かれた新しい聖地含め巡礼を致しました。

今回は、ゆるキャン公式HPに掲載されている4枚のイメージビジュアルの地を訪れたいと思います!!



まずは1枚目。
浜松市の弁天島付近。

ゆるキャン△第一話が始まる少し前。
なでしこが山梨へ引っ越す前に、幼馴染の綾乃と過ごす夏の日。
原作にも登場しない貴重な瞬間を切り取ったシーンです。





2枚目。
富士宮市のとある飲食店。

なでしこの姉・各務原桜とリンが、2人で食事をしている姿。



3枚目。
ゆるキャン△を見たことある方ならご存じ、身延町にある「セルバ みのぶ店」。
※作中ではスーパー ゼブラ

志摩リンの両親である咲と渉の二人が、買い物した姿です。





最後4枚目。
身延山からの眺望。

野外活動サークルの顧問を務める鳥羽美波と、犬山あおいの妹・あかりが初日の出を見に来た様子。



今回の聖地巡礼は以上となります!
報告を終わりま・・・

(上官殿)・・・・・・・・・・

あ!\(;゚∇゚)/☆
乙三三式車両「改」試運転の報告でございますね!!

乗り心地も改善されており、大変よろしゅうございました!!!

(上官殿)ハァ・・・(ノД`)=3 もうよい・・・



陸上自走隊 横浜方面隊、今日も平和です。

(おわり)
Posted at 2020/11/07 22:41:45 | コメント(2) | トラックバック(0) | 偵察活動 | 日記
2020年11月01日 イイね!

乙三三式車両「改」となる

上官殿!

先日報告しました通り、剱岳における山岳訓練によりワタクシ二等兵自身、偵察隊員としての練度が更に向上致しました!!

そこで今回はワタクシ二等兵の鍛錬ではなく、我ら「陸上自走隊 横浜方面隊」主力偵察機材である乙三三式車両の性能向上を目的とした改良を行いたく存じます!

今年6月に筑波サーキットでの走行訓練を行い、ワタクシ二等兵レベルの腕であればノーマルでも十分なのが分かったのですが、それでも気になった2カ所だけ、手を入れたいと思います。

はっ!?
も、もちろん方面隊の公費を使用してはおりません!!
ワタクシ二等兵の自費でございます!!!\(;゚∇゚)/☆

では、具体的な変更箇所を報告申し上げます!






1つ目は、車高調の組み込み。
現状は買ったときに付いていたダウンサスが入っていますが、その割には乗り心地が良くない。
最近の車高調はモノ、そしてセッティング次第でスバラシイ乗り心地にすることも可能なので、早速交換。

昔ワタクシ二等兵が草レーサーである事を知っているショップの方からはアラゴスタを薦められたが、サーキットでの自己ベストをゴリゴリ削るつもりもないので、お手頃価格であるHKSの”MAX IV GT”を取り付け。




2つ目は、アッパーアームの交換。
以前のサーキット走行後、フロントタイヤの”外側”の摩耗が非常に激しい。
なのでアライメントを取り直したうえで、フロントにほんの少しキャンバーを付けたいという目的があります。
CUSCOから発売されているアッパーアームを選択。




ついでに走行時、リヤ下回りからの異音が大きいのが気になっていたので、ショップに整備を依頼。


デフを支えているブッシュが破損していました。
前オーナーは破損したブッシュをシール材で修復したようで、ショップの方は「(悪い意味で)ありえない発想」と言っていました。
ちなみにZ33のデフの後ろ側は1カ所で支えている為、ブッシュがよく破損するとの事。


補修はせずに、せっかくなのでメンバーアッセンブリでの交換をお願い。


他にも転ばぬ先の杖で、
・フロント/リヤブレーキ 分解整備&オーバーホール
・クラッチ レリーズシリンダー交換
・リヤ ハブベアリング交換
などを行いました。

なおアッパーアーム交換は車両の構造変更になるので、陸運局に申請。
そしてそして・・・






この度、乙三三式車両「改」となりました!!


(おわり)
Posted at 2020/11/01 05:52:19 | コメント(3) | トラックバック(0) | 日次報告 | 日記
2020年10月18日 イイね!

剱岳における秋季山岳訓練 後編

上官殿!

今月実施致しました山岳訓練、前編では観光客溢れる室堂から、見頃となった立山の紅葉の様子、そして剱岳登山の前線基地である剣山荘までの報告を致しました!!

後編では、今回の訓練の目的である剱岳山岳訓練について、報告をさせていただきます!!



前編でも紹介しましたが、今回の山岳訓練の地である北アルプス「剱岳」。
標高は2,999Mと僅かに3,000Mに及ばないものの、日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは、最も難易度・危険度の高い山」とされています。

出発当日。
一般的なコースタイムは、上り2時間50分・下り1時間50分。
往復で4時間40分~5時間くらい。

今日中に昨日の出発地である扇沢駅まで戻る予定なので、その時間も考慮し剣山荘を出発。(5:30)


ただし空を厚い雲が覆っており、このままだと登山訓練中および山頂での眺望は期待出来そうにない。


通常の登山であれば、素晴らしい眺望がワタクシ二等兵には最優先となる事項。
ただしここ剱岳に限っては、眺望よりも制覇したことの方が重要なのであります!!



登り始めて直ぐに、一つ目のクサリ場。


そして二つ目。


この辺りはまだ序の口。
クサリに頼らなくとも先へ進めます。
また登山道も多少ガレてはいますが、それほどの急登でもありません。

上を向けば、先を行く登山者たちのヘッドランプの灯が見え、


下を見れば、出発地である剣山荘がだいぶ小さくなって来ました。




一服剱」到着。(6:00)
目の前には「前剱」と、そこに通じる「武蔵のコル」が見えます。
ここからが本番。


いよいよ剱岳らしい、岩場登りが始まります。


三つ目のクサリ場、前剱大岩。


難しい箇所ではないのですが、ただ長い。
クサリに頼らなくとも登れますが、この付近では頻繁に滑落事故が起きているらしいく、落ちればもちろん無傷では済まないだろう。

この長いクサリを抜ければ、30分ほどで「前剱」(標高2,813M)に到着。(7:00)


晴天なら、ここから圧倒的な存在感の剱岳が見えるのですが、今日は全く見えません。


逆にワタクシ二等兵が圧倒されビビらなくて済むので、かえって良かったのかもしれないです。

またここから、道は上りと下りのルートが分かれています。
さすがに標識はありませんが、岩に「上り→」とペイントされているので、ちゃんと見ていれば間違える事はないかと。



短いクサリを下った後は、目の前に大きな岩と、その側面に付けられたクサリが視界に入って来ます。
そこを進む登山者の姿。


ふぬぉぉぉぉぉぉー!
遂に来たか!!とこの時は思いましたが、足を置く場所はしっかりしているので、実際に自分で進むと見た目ほど怖くはありません。
ただし高度感はあるので、足場確認以外に下を見ないこと。
(人によっては急に足がすくんで、動けなくなる場合があるとの事)

この大岩の先も、クサリ場が登場し続けます。
どこも基本の三点支持で確実にクリアして行きます。






有名な「カニのタテバイ」に到着。(7:50)


「カニのタテバイ」は全長17Mほどのクサリ場で、下からだと垂直に近いように見える岩壁を進みます。


しばらく登るとクサリは直線的になり、またこの辺りからホールド出来る岩が見つけられる様に。
岩壁も完全な垂直ではないので、クサリに頼らずとも登れる箇所が増えてきます。

ただし岩壁上部は、ほぼ垂直の状態。
ここはクサリをしっかり持って登ります。
(赤矢印の所に足を乗せます)


ワタクシ二等兵は一気に登れず、落ちないよう崖面にピッタリ身体を付けて1分ほど途中休憩しました。
登り着いたらクサリを持って右へ水平移動。
この移動が終われば、「カニのタテバイ」は終了です。

ここから頂上まで、もうひと登り。




そしてついに、剱岳頂上へ!(8:20)


ご覧の通り眺望は全く無く、


また山頂は平坦な場所が少ないので、小休憩の後、山頂の小さな祠に下山の無事を祈願してすぐ出発。(8:50)



剱岳が「一般登山者が登る山のうちでは、最も難易度・危険度の高い山」と言われる所以として、上りよりも下りの難しさにあります。



山頂から少し往路を戻ると、早速剱岳最大の難所と言われる「カニのヨコバイ」が登場。(9:10)


上からヨコバイ取付点を見ると、まるで谷底にでも下りて行くように見えます。


ここでの一番の問題は、下り始めの最初の一歩と二歩が、最初に両足を置く所が、上から全く見えない事。
分かりやすく言うと、この難所を越えるために、上からは全く見えない断崖に足場がある事です。

まず取付点のクサリをしっかり持ち崖を背に右足を下ろし、勇気を持って崖下を見ると、岩壁に赤いペイントが2ヶ所あるのが分かります。

ここに右足と左足をそれぞれ下ろせば、最初の一歩と二歩が決まれば大丈夫。


クサリを頼りに慎重に進めば、カニのヨコバイは終わり。


そのすぐ後に、ほぼ垂直に下る長いハシゴが待ち構えています。
正直、こっちの方が怖かったかも。


ハシゴの直下にある、クサリの張られた岩壁を下ります。


その後もいくつかの岩場を下っていきますが、落ち着いていけば問題ありません。




ふと振り返ると、雲の隙間から剱岳核心部が。
画像中央下付近には、下降中の登山者も見えますね。


一方、下山していく先を見ると、上りではその姿をほとんど見る事が出来なかった前剱がよく見える。


前剱手前にあるクサリ場を上る。
難しくはないが、意外に体力を使います。。。。。。


この先で前剱をトラバース。
前剱の肩のような場所で、剣山荘で弁当にしてもらった朝ごはんでエナジー補給。(10:00)


すると下山中の女性登山者2人組から「おいしそうですねー(^^♪」と声を掛けられ、しばし談笑。



徐々に雲も切れ始め、下山ルートが良く見えるようになって来たので、気分も新たに下山再開!!


ふと剱岳方面を振り返ると、核心部や山頂まで見える程、天候が回復しているように見えます。




後は急がずに慎重に下りて・・・と歩き始めた僅か3分後。

急速に雲が広がり、雨が降り出してきた!!
「岩と雪の殿堂」と剱岳が形容される通り、土の部分が少なく表面は岩石で覆われている。
つまり、雨が降れば足元はメチャメチャ滑ります。

しかもここから先、長いクサリを辿って岩場を下り、見晴らしの良いガレた”武蔵のコル”を進んで行く区間。
実はここが、下山中で最も滑落事故の多い場所だとされています。

それまで「カニのタテバイ」「カニのヨコバイ」といった難所をいくつも越えて来て、眼下には剣山荘などの心も体も休める施設が見えるので集中力が落ち、加えて体力的にも落ちて来ているのが原因だと思われます。

とにかく足元がメチャメチャ滑る上に浮石も多いので、ワタクシ二等兵も時間を掛けて慎重に下りていきます。
(右は上りルート)


この雨は降ったり止んだり、目まぐるしく状況が変わっていきます。
下の画像の左側中央付近を下降している登山者の一団が小さく見えますが、ワタクシ二等兵の時はこの辺りで雨が降っており、滑りまくるうえに浮石も多い区間なので、すっごくシンドかったです。




さすが剱岳、楽には帰してくれんなぁ・・・

結局、予定していたコースタイムより30分遅れて剣山荘に到着。(11:00)



ここからは危険箇所はほぼ無いので、スピード重視でどんどん進む。
往路でも通った、剱御前小舎のある別山乗越へ到着。(12:20)
剱岳の全容が見られるのはここで最後なので、改めてその姿を目に焼き付けておきます。




ガスって眺望のない中をひたすら登り、カニのタテバイ・ヨコバイなど、いくつもの難所を越え、山ガール2人組に声を掛けられウキウキしたこの午前中の事が、もう昨日のことのように思えます。

この道中で見た様々な植物は、もう直ぐに訪れる長い冬を耐え、来年もまた雪解けと同時に短い夏をむさぼるように咲くのだろう。。。。。。



キマッタ・・・ (`・ω・´)キリッ

上官殿の報告する前に、ちょっとトイレへ・・・



。。。。。。。。。。



。。。。。。。。。。。。。。。。。。。



あれ??



さっきまで書いてた訓練報告がない???
ワタクシ二等兵がトイレに行っている間に何が???



あ! 上官殿!! 申し訳ございません!!!
つい先ほど上官殿への訓練報告を作成したのですが、電子報告書が見当たらないため、もう幾ばくかお時間を頂きたく・・・・・・・・・・



え!?
エアコン3台とオーブンレンジ2台を同時に使用したら、ブレーカーが落ちたと・・・・・・・・・・


世間って、厳しいです(泣)(泣)(泣)

(おわり)
Posted at 2020/10/18 04:47:01 | コメント(8) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記
2020年10月10日 イイね!

剱岳における秋季山岳訓練 前編

(っ・д・)≡⊃)3゚)∵ヒデブッ!

じょ、上官殿!

先日は任務外の偵察活動(ゆるキャン聖地巡礼)を行い、大変申し訳ございません!
今日は本来の目的であった、今年2回目の北アルプスにおける山岳訓練報告を致したいと思います!



今回の訓練地は「剱岳」(つるぎだけ・標高2,999M)。

標高は僅かに3,000Mに及ばないものの、日本国内で「一般登山者が登る山のうちでは、最も難易度・危険度の高い山」とされています。

これはその登山ルートが、岩稜伝いの鎖場やハシゴのルートであること。
難所として「カニのヨコバイ」「カニのタテバイ」と呼ばれる鎖場があるのですが、実際には山の稜線でも滑落事故などが発生しています。

が、その厳しい山容・登山ルート故に小説や映画の舞台にもなっており、登山者からは「岩と雪の殿堂」と呼ばれている、憧れの名山中の名山です。

とは言え難易度は最高ランク。
しっかりとした準備と心構えをして、訓練をして参りました!!



山岳訓練の出発地となる、立山黒部アルペンルートの長野側入り口「扇沢駅」。


ここから電気バスに乗車し、黒部ダムへ。
到着すると、ちょうど放水中。


ここから先は、ケーブルカー・ロープウェイ・トロリーバスを乗り継ぎ、室堂駅に到着。
ここから、いよいよ登山開始。(10:00)


この辺りはまだ観光地なので、観光客の間を縫って進んでいく。
とは言え標高が2,500Mある高山域なので、訪れた10月上旬には既に紅葉が見頃を迎えています。


素晴らしい景観の中しばらく歩くと、雷鳥平のテントサイトを通過。
直後にある小さな木橋を渡り、


突き当りを”大日・剱御前”方面の左側へ。


すぐに直進と右方面へ上っていく分岐があります。(10:50)
”ゴゼン”と赤ペイントされている、右方面へ。
なお直進すると、画像左奥に少しだけ見える「大日岳」方面へ向かいます。


ジグザグを繰り返して高度を上げていく。
紅葉した高山植物が沿道を彩り、上りで息切れはするものの眺望に優れた気持ちのよい道を進みます。


左を見れば、大日岳が良く見えます。






通り過ぎた雷鳥平のキャンプサイトが小さく見えるようになると、ここまでで勾配がピークとなる雷鳥坂を迎える。


ハイマツ帯のキツめの上りをひと頑張りすれば、別山乗越に到着。(12:40)
剱御前小舎があります。


ここでやっと、目指す剱岳の特徴的な山容が姿を見せます。
今日の夜営地である「剣山荘」は、ここから60分。


お昼時、また夜営地到着までの時間にも余裕があるので、休憩も兼ねて昼食。
その後は、正面に剱岳を見ながら剣山荘への道を再び進みます。(13:10)


30分も進めば、剱岳の麓に建つ剣山荘の姿が見えて来ます。


あとちょっとで到着だなーと、のんびり歩いていると、突然目の前でガサっと音が。










雷鳥さん参上!!


ワタクシ二等兵に気付いているっぽいが、逃げる様子が全くない。
雷鳥さんの危機感行方不明。
※ 特別天然記念物に指定、かつ日本固有亜種

いやいや、もしかしたら雷鳥さん、ワタクシ二等兵ひとりなら勝てると思っているのか??

・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・

・・・うん、負けるな。多分。



そんな事を考えていると、後ろから別の登山者2人が近づいていた。
すると雷鳥さん、そそくさと前方の茂みの中へ突入。

やっぱりワタクシ二等兵には勝てると思っていたのか・・・(確信)
でも雷鳥さんを間近で見れたし、まぁいいや。

思わぬ遭遇に満足しながら、剣山荘に到着。(14:10)




前編はここまで。
後編では、剱岳での山岳訓練の様子を報告致します!!

(つづく)
Posted at 2020/10/10 22:58:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 偵察訓練 | 日記

プロフィール

「@チョコレース 木曽駒ですか!中岳超えて頂上まで行ったのかな?」
何シテル?   07/22 19:08
車歴・・・AE86レビン⇒FC3S(前期)⇒Z16A⇒FC3S(後期)⇒FD3S⇒SF5フォレスター⇒フェラーリ456GT⇒SG5フォレスター⇒BMW335i⇒...
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