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対厳山のブログ一覧

2016年11月07日 イイね!

僕にはキャンプが出来ない・3、淘汰

僕にはキャンプが出来ない・3、淘汰キャンプ用品を物色しに上京してその旅にキャンプを反映しないという頓珍漢を演じたのが前項であったが、
このキャンプ用品を揃える行為というものも一筋縄ではいかない(-_-;)という今講釈。

基本的にまずキャンプ用品を揃えるには「登山用品店」と言うモノに行かなければならないのだが・・・・・
まず広島ではこのアプローチから間違っていた。

1980年代後期に登山用品を購入できる店は近所にさえ幾つか出てきていた。
しかしそれらは正確には
「レジャー用品専門店」
であった。
今でもあちらでは定番のコグランを筆頭に、凝った製品のオンパレードだった。

つまり山に登るとかではなく数寄者でレジャーにあると助かる便利クッズのよろず扱いのようなモノで、通販で取り寄せるような物の個人経営ショップだった。

その通販も今ではアマゾンを筆頭に随分お手軽になったが、当時は代理店次第で当たり外れを言うのが野暮なほど怪しかった。
ソレが現物を揃えてくれるのだからもはや宝の山だった。
・・・・・・・・・・・・・・今見ると怪しい製品も多かったんだけどもね(-_-;)。

しかしそう言う店が長続きしようはずもなく早晩店を畳み、入れ替わって広島市内に進出してきたのが前項で述べたロッジや秀山/好日荘など東京で幅を利かすよろずアウトドアショップだった。

しかし結果から言うと低山ばかりの広島で儲けも期待できようもなく、好日荘を除くとこれらも瞬く間
に撤収していった。

ショップで唯一の希望の糸と言えば、そう言う移り変わりの激しい中にあって近所の材木問屋が副業でやっていてくれたショップと、思いがけず福山で起業し広島にも支店を置きA&F製品さえ扱ってくれる「アシーズブリッジ」がその変遷期に腰を据えてくれたのは幸いだった。
ただ前者は今年店を畳んでしまう(-_-;)。
一方好日山荘は一時上州屋など抱き込んだりと営業規模を計りながらも何とか広島に居座り続け、ここ数年本拠を据え直した。

さて、もう一方で業界の事情も酷い物であった。
実際登山用品とかのネイチャーアウシングクッズというモノは必要最低限の性能を突き詰められる物だから永年使い継がれたブランドが培われそうな物なんだが、

これがとんでもなく流行や時勢になびきまくる(-_-;メ)。

これが時代の訴求に応えた逸品だ!と登場してきた製品が嘘のように物の数年で消えることがある。

いや、
製品じゃなくメーカー自体が無くなることも珍しくない。

例えばこれは2000年前後に登場し好評を得た
「haroマークデザイン」
と言うブランドの製品群だ。

~完全に余談だが、
 底に敷いてるチタンディッシュから、
 まず左からチタンカトラリー(食器)、
 オウフキン(ステンレス布)
 アリゾナストーブ(Xの字になってる金具)
 光触媒チタンピック
 の5点。今じゃ他社からコピー品も出てるが当時皆斬新だった。
 他にもロッキーカップやその蓋と識ってる者だけがほくそ笑む製品がまだ続く。
 
 アリゾナストーブはシエラカップやトランギアと組み合わせれば無類の用途をもたらした。

チタンを筆頭に新素材でしかも単体では疑問符の拭えないものの他の定番製品と組み合わせたら多汎な使途を呈するまさに目から鱗な製品を続々輩出したベンチャー企業だ。

が、5年持たなかった(T_T)。

こんな業界なんである、アウトドア製品なんて。

マニアには他にもタープ(天幕)やテントで揺るぎない定評を得ていた「Moss」がMSRに併合されるなど、信じられないコングロマリットが繰り返されていた。
~MSRもガソリンコンロや雪山踏破品、浄水機器などで揺るぎない定評を持つ新興企業

また「カテゴリー喪失(!)」なんてのもしょっちゅうで、

肩痛で大きな荷物が辛かった私に福音を奏でてくれた
「ヒップバッグ」
と言う製品も無くなって久しい。

現在は「トレイルラン」と言うスポーツの広がりで極小さめのディバッグのショルダーベルトに給水機器などのポケットを設けた物が流行ってて、かつては20lと言う大容量を誇ってたヒップバッグは07年のTNF・16lデイハイカーを最後に販売されなくなった。

先項に挙げたほぼ寝袋なテントだって、昔はもっといっぱい販売されてたんだが今や数えるほど。
特に個人向けのミニマムな装備はきら星とも言えない短さで市場から消え去る。

こんな感じで、
まぁ解りやすく言えば、
アウトドア用品というのは、

「その製品に惚れた時だけが買い時だ!」

と言うまことシビアな状態なのだ。

こんなのに貧乏人が付き合わされるのだから、たまったもんじゃない(T_T)。
Posted at 2016/11/07 19:50:16 | コメント(1) | トラックバック(0) | 独り紀行 | 旅行/地域
2016年11月05日 イイね!

僕にはキャンプが出来ない・2、本末転倒

僕にはキャンプが出来ない・2、本末転倒さて、宿に縛られず気ままな一人旅がしたかったはずなのに、親の冷や水で出鼻を挫かれたどころかどんどん家庭状況が悪化の一途を辿り、旅をするのに手間を掛けること自体が面倒になってしまった。

そしてこちらも参ってきたので前の項で出てきたような大荷物を担ぐのも難が来てしまい、装備の軽量化を目論むことになった。

まずまだ満足に張ったことのないテントだが、独りが寝るに足るコンパクトな物があると聞いた。

こいつだと1.5lペットボトルの大きさに収まってくれる。
ガス器具だってどうだろう?

一応コレでもコンパクトな物を選んだんだが燃料入手が半端なく面倒。

トランギアならドラッグストアでアルコールが安く手に入る。
だったらバッグはこれで済むじゃないか。

と言った具合で装備の軽量化に勤しむことになる。

ところが、
2000年当時、こんな気の利いたモノを広島で入手するのには無理があった。
店も広島の登山用品店は基本高齢者などの低山向けになってしまい、ロッジやSRC秀山荘などのマニアックな店は世紀末をヤマに早晩撤収してしまった。

余談になるけど当時は新潟にも足を運んでみたが、ここのICI石井スポーツに行った時にその品揃えには圧倒された。用品もさすが高山が多い場所ならではのエキスペディション振りで、そういう意味で広島は田舎なんだなと思い知らされた。

何処に買いに行くの?
東京の神田はさかいや、上野はOD.BOX、新宿はA&Fだ。
その買い出しだって立派な旅行だ。

何処に泊まるの?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「海員会館!(お題目写真・東京浜松町海員会館)」

いや、コレがまた一泊4000円を切って鉄道駅から至近なモノで、
入り浸っちゃいました(^_^;)。

しかも列車と旅館で廉価で済ませるなら家族から一切クレームは来なかったし、
あと、破産状況でパソコン部品を安価に入手する意味でもアキバ通いをしていたし・・・・

ちょっと待てへぇい!
お前、宿取らずに済む旅行がやりたかったんぢゃなかったんかいっ(▼皿▼)!
本末転倒やないかいおのれはぁっ!

しかしこの海員/船員会館を使った旅は病み付きになってしまい、東京の他にも横浜函館下関と泊まり使い、2000年代後半はどっぷりとこのスタイルに浸かってしまった。

おかげで野営のノウハウは忘れてしまうわ、道具を2系統ふた揃えもしてしまったのに肝心の野営旅をしないという状況になるという・・・・・

ホンマ、返す言葉もありません(-_-;)。
Posted at 2016/11/05 22:50:33 | コメント(0) | トラックバック(0) | 独り紀行 | 旅行/地域
2016年11月04日 イイね!

三菱三枚おろし・1、ギャラン

三菱三枚おろし・1、ギャラン以前、
「ギャランやランサーにこうあって欲しいと思うけど、私なんかが言ったってねぇ
と言う事で口ごもったのを企画立ててやります。

こんな三菱車が欲しい!

あ、間違えた、

「こんな三菱車を作らないと俺も帰ってこないぞ!」

と言うのを幾つか。
かつてのブランドを名乗るのならこんなクルマが欲しいのだわさと言う事で、もう無理難題言っちゃうぞ!
どうせ、もう造る気ないんでしょ(-_-;)?

ちなみに、私こう言う人間だから一応断っておきますよ。
日本車の基本は5ナンバー
ハイブリッドは二度手間車
FFやAT自体には拘らない
軽に余分な装備や空間は要らない
と言う辺りは含み置きをm(_ _)m。



まずはトップバッター、ギャランに注文を付けてみる。

ギャランのアウトラインはやっぱり5ナンバーからやや引き締まったサイズに500kmはその気にドライブさせるツーリング性能が必須だろう。
エンジンは1800cc。タクシーや廉価版に1600、ツアラー上級グレードに2000という布陣は外せない。
タダ節税/保険対応にボトムグレードはプレミオのように1500でもいいのではないか。
またDiディーゼルのラインアップはあって欲しいところ。

FF基本で上級が4駆というのは仕方ないところ。むしろ三菱FFは今リアマルチリンクがデフォルトなのでコレは厳守して貰おう。
4輪は3ナンバーになってもらうと困るのでここに注文は着けない。

ラインナップ構成も大事だ。
Σのように肥大化しすぎるとキャラクターラインが埋没する。
ここはやはりE30A系の「G/M/V」で括った縦軸のグレード体系が好ましい。
キャラクターはGはシック、Mがラグジュアリー、Vがスポーツだ。
そして横軸はベースグレード1600のF、エクストラ装備1800&DiのX、2000(Vのみハイカム)をSで括るとスッキリする。
加えてトップグレードのVRがMIVECターボ、ボトムグレードのみ1500MIVECのGEと言うところか。GEを密かにDOHCにすると軽量セダンとして通の売れ筋になりそう。

基本的には4ドアオンリーで、車体の堅牢さを謳って貰おう。
お題目写真の2枚ドアクーペも欲しいところだが、コレを全部GTOと括ってしまうのも面白そうだ。



エステート、
コレ欲しいなぁ。
しかも4ナンバートップグレードも。
ここはレグナムなんて気取らずギャランエステートで4/5ナンバー両方で頑張って貰おう。

どうです?
無理難題は言っていないでしょ?
せめてこのぐらいの車を造って、
ギャランだけでも目移りする車は造りなさいな。

こんな感じで主幹車種みんなやっていきますよ。
Posted at 2016/11/04 09:02:22 | コメント(2) | トラックバック(0) | 古巣みつびし | クルマ
2016年11月03日 イイね!

僕にはキャンプが出来ない・1、悶々

僕にはキャンプが出来ない・1、悶々あ~。
増刊号の本題は入りましょ(^_^;)。

実は以前四半世紀越しにけっきょく二輪免許を挫折したって話をしたんですが、今般もう一つ挫折を突きつけられた話がありまして。

実はこちらも15年余来の夢なんですよ。
気まぐれ旅。

ソレまでも鉄道旅などで独紀行を気取って18切符旅をしてきては居たんですが、こいつにはとんでもない障壁がありまして。



「宿」、なんですな(-_-;)。
言い換えるとどうやって一夜を明かすかという。

列車旅を始めた頃はJTBに首っ引きで列車の行程が絶える地点の安いビジネスホテルを手配して貰ってたんだが限度もあり、
「テント泊」
と言う手段に訴えられないものかを模索する。
幸いテント自体(上写真)は程なく入手が適うが、やれマットだランプだシュラフだの装備はないと辛いという情報に当たってその部類の部材をお題目写真の著作を元に漁りまくった。

シェルパ斉藤こと斉藤政喜氏と堀田貴之氏のこの両著には
「登山用品は山に登らなくても旅に使うという理由で揃えてもいいんだ」
と言うアプローチを与えてくれた。

ま、「形から入る」を地で行ったわけだ。

実は三十路を前にその手の装備を揃えること自体は適ったワケなのだわよ。

ところが満を持して徒歩行脚に出てみたら、真っ昼間から(当時・爆!)PHSがなる訳ですよ。

「ところでお前何時に帰るなら」

・・・・・・・・・・・
あの(-_-;)?
今晩帰る気は全くなくて用意してきたんですけど?
もう今晩帰ること前提で訊かれますか?

「何も言わんと朝一で出掛けるけぇ心配書けるなや!」
「明日も医者行かんといけんし」

・・・・・・・・・・・・・・
帰るのが前提ですかい!

当時は両親が在宅だった自分、余分な心配は掛けられん。
重い荷物背負ってるままJRで泣く泣く帰りましたとも。

その後は片親の逝去、精神の消耗(フル装備を持ち出せなくなると言う障壁まで伴う)、追い討ちに家族の破算と、実戦を前に独り旅のスタイルの変貌を要求されることになる。
Posted at 2016/11/03 21:45:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 独り紀行 | 旅行/地域
2016年11月03日 イイね!

肚を斬って関係者とファンに詫びろ!

肚を斬って関係者とファンに詫びろ!何はなくともまずはこの話題。
はぁ・・・・・・

自分でトドメを刺したか(T_T)。

こうされるともう私らファンは何も言えなくなるんだよな。
それとも私らが余程ウザかったのか?
いずれにせよ自己嫌悪の極致だ。

熊本の地震で右往左往してるさなかに「そういえば」風に飛び込んだ三菱自動車の燃費偽証。

もう開いた口が塞がらず顎が地面に落ちたような気になった。
想像に違わずまた世間の三菱バッシング、いや、もうヘイトの域に入ってしまった。

トップページからリンクされてるカービューのニュース見てみなさいよ。
三菱の記事が出るたんびにヘイトしまくる輩が常連になってるじゃないか。
もっともマーキングサインでは大多数が「そうは思わない」なんて着けてはくれるが反論も出来てやしない。

いいニュースがなく悪いニュースが続くなぁなんて思い続けて10余年経ったがこう言う形でまた更なる悪評に絶えなければならないとは。

何か恨みでもあるん?

しかも設計製造販売やユーザーには微塵の非も無いことばかりで貶められてるんだからこれはもう会社運営そのものが腐ってるというほかない。

役職以上の運営陣を全部解雇して平の従業員だけで新会社作るほか更生の道が無いように思うが、新たに運営に参入した日産がやったことは逆にここまで疲弊しきって華を無くした運用に尽くす旧会長の続投。
耳を疑うほか無い。

と言うか、もう腕利きの設計陣辺りはトヨタやマツダに引き抜かれたんと違うか?ぐらいこの二社には三菱の金看板を奪われまくってる。
GDIはトヨタのD4やマツダのDバーン、ディーゼルや4駆のスタッフもマツダに流れた雰囲気さえある。

この一件で、もう20世紀の三菱自動車は帰ってこないと思った。
アレも粗の多い会社だったが良いところは多かった。
それを2010年代で急速に消しまくり、しかし会社は存続する。

私に言わせれば新世紀以降、少なくとも平成20年代のあそこはもはや三菱自動車じゃない。

イヤ事情が許せば新会社はファンの一存で三菱自動車を名乗らせない訴訟をしたいぐらいだ。

堅固な車体性能に、ツアラー好みなギャランやランサー・パジェロを産み(扉写真)、マルチバルブで実用に足るハイレスポンスエンジンを輩出し、ランエボで培った4輪懸架駆動をスポーティーカーやマルチパーパスカー、完全新規の電気自動車に活かせる多彩なラインナップを持つ会社にこそ真紅のスリーダイヤを使わせて欲しい。

ともあれ、新聞どころか専門雑誌でさえ景気の悪い話か旧車の記事しか上がらず、よしんばネットで話題が上がれば関係者やユーザーの神経まで平気で疑うヘイトコメが踊る。
(まぁこっちは言うてる人間の浅さを露呈してるだけだが不愉快以外の何物でも無い)

訴えていいぐらい閉塞してくる。
Posted at 2016/11/03 11:35:55 | コメント(2) | トラックバック(0) | 古巣みつびし | クルマ

プロフィール

「今回カーナビ外したので、後記用のトラッキングは悩んだ。
最初ここの[何シテル』投稿やスマホカメラで休憩に撮ったが行程が残らず。
最後に使ったのはスマホ地図のスクショでこっちが効果高かった。

また大きな声で言わないが位置ゲーもトラッキングに使った。」
何シテル?   07/09 10:48
 広島・備後御調種佐伯産宮島対岸棲息の対厳山。 長らく勤めてた仕事を現在辞職、2025年初めはフリーターで始まりました。  新社会人時代(つぅても四...
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