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対厳山のブログ一覧

2015年02月12日 イイね!

15TWX乗納行顛末10、さよなら

15TWX乗納行顛末10、さよなら まぁ、加越三都の沿線案内をなおざりにしたのはスミマセン。
 風邪気の身体でけっこう疲れてたんですよね、ココまで来ると。

 金沢では試走中の7系新幹線も垣間見え、福井の武生では福井電鉄の車庫も見流し、随所でサンダーバードなどの順行特急を待ち合わせるため運転停車が続く。

 また普段なら高槻ですれ違う下りのTWXもこの便では今庄の手前となり、
 ・・・・・・・・・・・・・?
 あれ、何処から雪が積もってたっけかよ(^^ゞ?
 新潟県北から平野部ではお見限りだった雪がまた積もってきた。と言うか融けていない。

 今庄からしばらくはまた鉄道ファンにはテンションが上がる区域になる。
 青函トンネルに次ぐ長さを誇る北陸トンネル、敦賀を過ぎての衣掛山のループ線、新疋田と近江塩津を過ぎて北陸本線を東に見送る立体交差のジャンクションと車掌の案内も続いていく。

 但し運転停車が圧してるのと既に下り列車が行き去ってることから敦賀では機関車交換がないばかりか乗降時間のみの発車と慌ただしい。長岡以外は営業停車が殆ど最低限であり列車を外から巡覧するという事が殆ど出来なかった。

 それが終わると琵琶湖が遠くかすめて見える。
 琵琶湖はいわばTWXからは裏演出になる。東に開けた眺望にあって西に展開する景観だ。
 しかし琵琶湖の眺望もすばらしいが東側も比良山地の鋭い山並みは退けを取らない。
 ココを吹きおろす強風はTWXの経路をしばしば米原経由に変えたと言うが、大阪が近づいても自然の呈する環境が目白押しなのがTWXだ。

 タダ私はココもそうガチに見ることは無く、むしろ後片付けに奔走した。
 ここは今や新快速でも堪能出来る区間だし。
(07年に山陰本線走破から敦賀発新快速で帰った時まさに堪能した(^^ゞ)
 グラスは洗ってゴミはゴミ箱に、忘れ物がないか上段寝台や通路上の荷棚にしばしば目をやった。
(おっと、ココでペットボトル2本を潰すのを忘れて捨ててご迷惑を掛けてしまったってのは内緒だぜm(_ _)m)

 どうも私っていい列車に乗るほどサッサと後片付けを始めてしまうのか?
 堅田を過ぎた辺りになるともう荷物が座席脇に皆鎮座していた。
 大津京じゃサンダーバード待つのに15分停車って言うのに(^_^;)。

 そうはいいながらも京都で一度降り支度を整えたあとはまた窓外にかじりついた。
 阪急線の交錯する山崎を過ぎ、大阪の市街群が始まった。
 余韻もそこそこに高槻辺りで席を立ち、少し立ち客の様相で車窓を見流すと5分ほどで新大阪に到着した。

 列車を降りTWXはいよいよ終着の大阪駅に向かう。ソレをNEX5Rで見えなくなるまで見送った。

 このあとはのぞみで帰る算段となっていたのだが、ココで旅行会社の配慮が裏目に出る。
 発車が80分後(T_T)。
 冬のTWXは遅れるからとブランクを設けて列車をとっていたのだった。
 しかしTWXは至極順調に着いたから・・・・

 しょうがねぇからコンコースの喫茶店でカレーを所望。
 それでも時間を余し、LED案内板に所定ののぞみの案内が出たらすぐそのホームに上がってしまった。
 まぁ新幹線ホームにはキオスクもあったりするし待合室もちゃんとあるから。

 そして東京発のくだんののぞみを待ちわび、乗り込むや1時間半後にはもう広島に到着と相成った。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・
 のぞみ、もはや列車ぢゃねぇよ。音だって「キーン」なんて飛行機みたいな音がしてるし。

 まぁ親は列車の余韻が残ってる間に帰れたねって言ってるけど、私にゃあ大阪からの帰り道も旅なんですが(T_T)。

 まぁそんなこんなでJRの駅からはタクシーで帰ったけれどもが、
「乗らずに死ねるか!」
 って思ってた列車の乗車がこんな顛末でいいんだろうかと実は今でも首をひねってる。

 なんか、要不要を割り切りすぎた感が拭えないのよねぇ。

 まぁ、乗れなかったよりは格段に違うけれども。
 今日の時点でTWXの切符の所望が適わなかった方にはご愁傷様ですm(_ _)m。
 確立は落ちますが是非キャンセル待ちで善戦を。
 いい列車です。
 日本最高の列車です。なんでなくすんだこの野郎ってのが本音なほど。
Posted at 2015/02/12 22:49:54 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蔵出し鉄旅録 | 旅行/地域
2015年02月12日 イイね!

15TWX乗納行顛末9、えんため

15TWX乗納行顛末9、えんため そんなこんなでTWXのセールスポイントである間近な日本海が終わると日本の中都を渡り歩くことになる。
 まぁ富山石川福井各県民にココで忌憚の無い意見を言うと、ちょっとテンションがおちたm(_ _)m。
 各県庁所在地は最近高架化したこともマイナスポイントだ。
 特に金沢駅に至っては何処の世界だよ!とまで言いたくなる代わり映えだ。
~まぁ91年に初めて金沢に降りたときに既に高架駅ではあったのだが

 てか、そんなんで肩の力抜いちゃいました(^^ゞ。
 まぁそれなりに味のある風景が続くんだがかじり着いて見ることはしなかった。

 まぁ富山でお昼を迎えるのでNHKのニュースぐらいは見てみようってな感じでTV-BOXをオン。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-_-;)
 コイツ、何かコネクトが悪いんだよな、ソフト的に。Wi-Fiはすぐ繋がってるのに。
 しかもチャンネルを変えて画像が出るまでたっぷり1分はかかるんで地域のチャンネルスキャンを済ませて見られるまで15分近くも掛かってしまった。
 ニュース終わったじゃん!(T_T)

 何か疲れたので次にradikoで富山のラジオを聴いてみたんだが右から左状態m(_ _)m。
 けっきょく金沢に入る前にはイヤホン外してた。
 そんななんでiPhone6+は6割ぐらいまでしかバッテリー喰わなかったな。
 電波受信と音楽やラジオの音声聴取に絞れば大きな筐体に備えたバッテリーが物を言う。
 動画を見なければすこぶる持つんだよ、iPhone6+のバッテリー。そこは旅行向けだ。

 今回は個室がとられなかったと言う事でエンタメ道具についてはもうiPhone6+一本に絞った。
 記録メディアも色々悩んだが静止画動画をNEX5R、音声を同じソニーのPCM-M10だけにした(お題目写真)。
 しかもM10は非常用として持ってきたがコイツが思いの外電池が持ったのでまともに録音させればよかったかと後悔してる。
(一方で京都から広島まで録音スイッチ入れっパにもなってたのだが(^^ゞ)
 一方でNEX5Rは前項のような失敗を犯してる一方で交換レンズや予備のメモリーカードは使わなかった。
 バッテリーは一応モバイルバッテリーを持ち出してはいたがスペア一つで充電には及ばなかった。

 結果から言うと親という連れもいるしそこまでエンタメに入り込むことはなかった(-_-)。
 個室じゃないからスピーカーで鳴らすという芸当も出来ないとこう言うメディアは内に籠もってしまうので相手が居ると禁物だ。

 そもそもTWXにもメディアが用意されてる。
 A寝台個室ではビデオが3チャンネル、オーディオが5チャンネル用意されてる。
 これはB寝台客にも開放されてる。

 と言ってもビデオはサロンカーで両翼にある液晶TVを見るのだが。
 94年の最初に乗ったときはソニーの機材だったんだが、改装時にシャープに挿げ替えられてる。
 まぁ当時シャープは世界の亀山ブランドでブイブイ言わせてたからなぁ。

 ちらっと見たらどうやら邦画は「鉄道員(ぽっぽや)」をやってた。
 まぁ健さんと北海道と鉄道ってなリンクでタイムリーでもある。
 ただ私は自分が最初に自前のビデオでやった「海峡」「八甲田山」の方が似つかわしかった。

 オーディオは先にも言ったが3.5mmステレオジャックで各席に提供され嫌いなチャンネルしか無いという感じでなければリラクゼーションにいい。
 私は実は就寝中は洋楽(ジャズクラッシックのほう)チャンネルを聴いていた。
 ただヘッドフォンコードが絡むのが怖いので、ブルートゥース(以下BT)トランスミッターを持ち出して胸元のレシーバーで聴いていた。
 コイツは同車輌の半身ぐらいだと電波が届くのでトイレに行くにも都合が良かった。
 本当は申し訳でいいからヘッドフォン端子から鳴らせられるミニスピーカーが欲しいところだったが準備に間に合わなかった。
 コレで一晩中掛けっパで、実は上に書いたモバイルバッテリーの充電先一番手はBTレシーバーだった。

 金沢を前にしてサロンカーからワゴンがやってきた。
 TWXクッズ販売である。昨夜ロビーカーの方から始めたら行列が出来て販売不能になっていたのだとか。
 ワゴン販売も実は案内は親不知を迎える前からあったのだが、遅々として進まなかった。
 ソレも道理で、座席に配られた案内にメニューがあるのにワゴンが来てから熟考する人が多いし、
「あ、すみません、しばらくお待ち下さい」
 往来があるたびに通路を塞いでるワゴンを前後させて通る人を寝台に割り入れやり過ごす。
 自分らはけっこう要領よくパンパン注文したがそれでも3分はたっぷりかかってしまった。
(なおクッズ販売は芦原温泉辺りで最後にまたロビーカーで行っていた)

 TWXのイベントは殺到に弱いのね(T_T)。
Posted at 2015/02/12 20:58:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蔵出し鉄旅録 | 旅行/地域
2015年02月12日 イイね!

15TWX乗納行顛末8、だいご味

15TWX乗納行顛末8、だいご味 列車は柏崎を過ぎると村上市から久しく離れてた日本海と相対する。
 なお長岡の写真でもそうだったが県北のわずかなエリアを除いて雪は殆どが融けていた。
 当面はトンネルなどで切れ切れの海浜風景だが米山近辺では白波立つ日本海を展開してくれる。

 広島に住んでるとまず海が白波を立てるという事からなく、層を成して堤防や消波堤に打ち付け吹き上がるほどの波を見て興奮もするのだが、殊更波が高いと言う事でもなくこれが普段の日本海なんだとすぐ実感する。
 町々には漁業や海水浴に望んだ街並みも垣間見られ、以前ムーンライト(えちご)に乗るとき普通列車でここを夜通ったときには、
「なんか海水浴に来るのもイイなぁ」
 なんて部屋の灯りなんかを見て思ったものだ。

 この辺りはもうNEX5Rで動画を撮りっぱにしていた(^_^;)。
 この点で"トンネル駅"で有名な筒石辺りを撮りそびれてしまった。NEX特有の撮像体のリミットを忘れててハングアップしてしまった。
~この時期のAPS-Cデジカメは30分ぐらい撮像を続けると熱暴走をしかねないのでリミッターが掛かる

 途中直江津や糸魚川という大きな街も通るが、日本海沿いの街やガレ場を縫う路線は日本ならではの縮景だ。

 直江津を過ぎると、もう鉄路でおいそれとココを通ることが出来ない区間になる。
 TWXが去りダイヤ改正が成されるとココはJRの路線ではなくなる。
 線路の廃止は免れるが乗る機会を見繕ってまで訪れるかどうか。

 この区間は専ら18切符で、あるいはココを通る長距離列車での通過であった。
 それらが一斉になくなるのだ。
 ここからはTWXに乗る惜別と共に在来線ではもう来ないかも知れない鉄路の味をも噛み締める。

 そもそもがこうして丸一日ちゅう長時間列車に揺られるという経験そのものが最後なのかも知れない。
 まぁまだ18切符で広島から東京まで行く機会はあるかも知れないが、こうやって座席に頓挫して日本の縮景を堪能するという趣は得られまい。

 海に臨んだ町を眺めながら一抹の別れを惜しむ。
 難所である親不知、日本海に別れを告げ替わって伴走する富山地鉄。
 これからは新幹線開通のほうに沸く加越三都を迎える。

 時刻は定刻のTWXが終着するお昼になって来ていた。
 しかしまだ5時間近くの旅路も余す。
 この5時間という長さも普通列車ではなかなか味わえない物になってきている。
 かつては米原発熱海往きや広島発姫路往き、近年でも東京発静岡往き(373系電車を奢ってた)と時間旅行そのものを堪能出来る鈍行列車があった訳だが、現在は乗務員交替さえ渋るような短区間性が進んで忙しない乗り換えを強いられる。
 のんびり乗られる列車と言えばもはや京阪神新快速ぐらいのものだろうか。

 時間を掛けて往来の旅路を身体に刻み、沿道の景色の機微から土地柄を嗅ぎ、そうして足許を滑る日本を確かめる。
 飛行機や新幹線ではこの情緒が感じられない。
 今回もそうだが往路をああいう風に端折るとまず身体が騙された雰囲気に陥る。
 こんな所まで来ちゃいないんだがと言う奴だ。
 今回は丸一日掛けてTWXで帰るだけまだいいが、これを飛行機や新幹線で誤魔化された日には本当にそこまで行ったのか?イヤ現地と呼んだ処の人間に騙されても解らんだろうがこりゃって事にもなり得る。
 経路の感動は重要だ。

 遠くに行きたきゃ新幹線に乗れと、その風潮が恨めしい。
Posted at 2015/02/12 13:53:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蔵出し鉄旅録 | 旅行/地域
2015年02月02日 イイね!

15TWX乗納行顛末7、いちにちがはじまる

15TWX乗納行顛末7、いちにちがはじまる 青函トンネルを抜け出す前に就寝したこの旅だが、思いの外寝覚めはよく象潟を過ぎた5時前頃には目が覚めた。
 窓外はまだ闇の中。札幌と大差なくほどほどの雪化粧。

 というのは、あれだけ呑んじゃ喰っちゃで出るもの出ないはずがない(^_^;)。

 実は普段の生活でもコレをやってて就寝前は晩酌をしなくても水気のモノを一杯摂るようにしている。
 早起きで寝坊遅刻が許されない仕事してるから(T_T)。

 そういうわけで要はトイレに起きたのだ。
 TWXもA個室寝台ではトイレも部屋の中にある訳だが、B寝台はバス・違ったシャワートイレ水道は共用である。
 車輌の中程から前方にあるトイレまでとことこ歩く。
 タダ昭和じゃ特急でも問答無用で和式便器だったがTWXには洋式便所が奢られてる。
 腰をヤッてる自分には格段に有り難い。

 TWXに限らないがこの寝台特急はトイレはもとより冷暖水道とシャワーまでがサービスされてる。
 くどいようだが18切符で旅をしてると水道がトイレの手洗いだけしか使えないのはけっこう長旅に辛い。
 シャワーこそ310円掛かってしまうが身体が洗い流せること自体が感動モノだ。コレは飛行機には真似出来まい。
 今回は倹約と体調でシャワーは使わなかったが、洗面台にはグラスの洗浄をはじめ随分足繁く通った。

 前項の4食提供する食堂車/サロンカーと言い、列車で仮初めながら生活行動が満たせるのだ。
 イヤはっきり言ってTWXの1~4号車を買い取って家にしてしまいたい(って言うかコレで誰かホテルやれ(-_-)し、ソレで電気水道を繋げたら素で生活が出来る。あとは洗濯ぐらいだろうか。

 寝台特急の底力だ。
 豪華列車にはもう部屋毎のサービスを提供すると言うが、TWXのソレはパブリックシステムの充実がB寝台客にも全乗客に(混雑という課題は残るが)提供されているという底力だ。
 心遣いというレベルには嬉しい。

 6時になると朝食が始まる。列車はひとまず日本海に別れを告げた村上市。
 私も母も早いうちの日常行動がいいと一番に朝食を申し込んでいた。
 メニューは以前選べた和食がなくなり、洋食もトーストスープにサラダという単純なモノじゃなくこちらも軽いコース料理になっていた。

 実はここでカメラを失念してその上後述の事情でナニを食べたか今となっては記憶にない(T_T)。
 ただ非常に食べやすく芳醇な風味のメニューでTWXの食事に恥じない内容であった。

 その後列車は新潟県北の小都を渡り歩くわけだが、朝食の時間も含めて10分単位の停車がまま出てくる。
 その間ね、
 私ね、私ったら寝

 寝・・・・・・・・・・(-_-)
 寝るなーっ!
 イヤ起きてるからおきてるから、ただすこしいしきがとんだだけ・・・・オンナジデショーガ(-_-;)

 うん、実はここで今回また風邪引きの弊害がぶり返してきた。
 前回言ったよね、
 10種類の薬飲んだって。
 中には抗生物質もあったりで、
 つまりはすこぶるねむいわけ・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 寝るなーっ!(-_-;)
 ねたらよ~しゃなくはりせんっていったでしょうがぁ。
 かくごはできてるんでしょぉね。ヂャヨウシャナク(-_-;)
 いや、ハリセンで起こしてくれるかた欲しかったぐらい。

 洞爺以来の営業停車である新津には8時27分、長岡には9時10分と予定通りの到着発車。
 長岡では5分停車という事もあって一旦列車の外まで出向く。


 1/6、2/1発の上りには記録的な遅れを出しながらの運行完遂もしたことを考えると至極順調だ。
(この両日は単に翌日の運行が予定されていなかったこともあるが)
 それでも村上がまだ闇の中という事を考えるとこの区間は実にゆっくりと走ってることが覗える。

 速度がゆっくりだった訳ではない。
 運転停車が半端なくあったのだ。

 寝台特急の廃れた理由の一つに昼行特急の運行に差し障るという現象があった。
 そうなると昼間走る列車を優先させるのだ。
 これはかつての九州寝台が終点を鹿児島から熊本大分に縮めたり、逆にこの寝台特急氷河期でサンライズが生き残った現実を考えれば実情を偲ぶのに難くない。

 そして青函トンネル運行都合で出遅れたTWXが執った手段というのが30分前後の運転停車を繰り返して普通列車が終点を迎えるのを後ろから待ってるって訳だ。

 まぁなんとも慎ましやかな女王様だろうか。
 下々の(ぉぃ健気な日常を障るまいと随分な気遣いだ。
 もっともTWXに乗ってるお客様はむしろ遅れてたっぷり列車に乗られる方が嬉しい訳だから相互理解を踏まえた上での譲り合いだ。

 と言う訳で朝ラッシュという時間帯はけっこう列車が停まっていた印象が残る。

 ココで今までの私ならヤレこの駅で数十分、幾つか先でまた・なんて記録に走るのだろうが、

 バカはいいよな、そのきになれて・・・・

 すみません、開放寝台でひたすら船漕いでました。
 いや、開放寝台が悪いような書き方をしたけど、あんまりモノが腰据えて据え付けられない座席じゃビデオ回しっぱだの時刻表拡げてチェックだのって言う雰囲気になれないのよ。
 本当に客観的な乗客として惚けていた。

 まぁそれも堪能という事になるのだけれど、今こうしてレポを綴るともったいなかったような側面もある。
(あと脚色が苺まし○ろ的になってしまったけど気にしない)ぉぃ

 ともあれ、柏崎を過ぎるとこの列車に乗ったもう一つの目的が繰り広げられる。
Posted at 2015/02/03 21:52:11 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蔵出し鉄旅録 | 旅行/地域
2015年02月02日 イイね!

15TWX乗納行顛末6、パックツアーと取捨選択

15TWX乗納行顛末6、パックツアーと取捨選択 TWXでは検札時に翌朝食のオーダーも受けることになる。
 ディナーについては乗車数日前までとなるが、その他の食事は乗車後に決められる。

 まぁ、12000円のフランス料理や6500円の懐石弁当はさすがに手が出なかったので予約しなくて、先述したスーパーの安弁当で晩飯と洒落込んでしまった。
 と言うか、二人で1万円超えの食事は魅力もあろうが桁が外れてる。1万円あったらサツマイモどのぐらい食べられますかの世界だよね、柳昇師匠(「結婚式風景」より)。

 ただ、このディナーの時間で周囲の寝台からゴッソリ人影が消えてしまった。
 パックツアーで乗車していたお客様が近くの区画を占めておられたのだ。
 ソレとは別口らしいが、相席の方もディナーへと席を空けられてしまう。

~あ、紹介が遅れたが相席のかたは私より若輩か同世代の夫婦で、けっこう気さくに話し相手になって下さりましたσ(^◇^;)。

 そんな状態で妙に不気味な静寂が私のコンパートを覆った訳だ。

 実はこういう事はけっこう頻繁にこの寝台では繰り広げられた。
 B寝台ではディナーやイベントが食堂車やサロンカーでわりと繰り広げられる訳だがそのたびに人の移動が伴う。
 しかもイベントなどは混雑が伴うので順番待ちが儀礼的になってしまって時間も半端なく掛かる。
 クッズ購買なぞは混雑が過ぎて販売中止になったほどらしい。

 結果から言うが相席の方もこのセッティングで度々席を空けられ、さっき話し相手とは言ったけれど実はそこまで積もる話をしてる訳ではない。
 翌朝なぞお互いが疲れて互い違いに寝台に入るなんて事も多かった。
 開放型とは言いながらそこまで相席の方と膝をつつき合わせてという状況でもなかった訳だ。

 まぁ四六時中ある事無いこと突かれるというモノも疲れるが、そういう意味ではむしろ個室寝台と大きな差がないのかとも思えた。

 予てから「ななつ星の旅行は何か違う」と言う事を書いていたけど、こう言う側面もある。
 主催者側のお仕着せは的を射てるモノもあるが随意任意で旅の愉しみを味わいたい向きとは相反するモノもある。
 トワイライトはそこの取捨選択をまだ乗客が大きく選べるところに魅力がある。
 こう言うと恥ずかしいがB開放寝台だから寝台に持ち込むモノに拘りを持って堪能するのも一つの妙だと思うのだ。

 みんながみんな同じ事をやって混み合い、そのサービスが行き渡らなくなったりみんなやってることが同じだとなるとソレは旅の魅力を削いでいるように思える。
 そういう意味でフリーツアーで参加出来たことについてはまだ救いがあったなと思う。

 一方で、随意に楽しめるモノは愉しんじゃおう(^_^;)。
 青函トンネルを潜る時間はパブタイムだ。
 倹約してきたんだからココで夜食を洒落込もう。
 昨夜のジンギスカンもヤット腸まで熟れてくれたことだし。

 所望したのはパスタとビール。
 本当はピラフが欲しかったんだが好評につき売り切れと来たらしい。
 ココで食堂車での食事を堪能。2000円はちょっと外食には高かったがもう食堂車で食べること自体が出来るのやら。

 自分の寝台に戻ると糖尿と風邪の薬を10種飲んで現実に(T_T)。
 その後は新青森駅を拝むこと無くとっとと寝台のカーテンを曳いて眠りに就いた。
Posted at 2015/02/02 01:29:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | 蔵出し鉄旅録 | 旅行/地域

プロフィール

「今回カーナビ外したので、後記用のトラッキングは悩んだ。
最初ここの[何シテル』投稿やスマホカメラで休憩に撮ったが行程が残らず。
最後に使ったのはスマホ地図のスクショでこっちが効果高かった。

また大きな声で言わないが位置ゲーもトラッキングに使った。」
何シテル?   07/09 10:48
 広島・備後御調種佐伯産宮島対岸棲息の対厳山。 長らく勤めてた仕事を現在辞職、2025年初めはフリーターで始まりました。  新社会人時代(つぅても四...
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 4速SEのミドルグレード・・・・・のド中古。  正確には当時普段家にいなかった家族の車 ...
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 家族所有の車として新社会人祝儀を兼ねて購入。  2.0DOHCエンジンとAT以外はナニ ...
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