
そんなこんなでほぼ唐突に取ることの出来たTWXの切符、旅行代理店からはほぼ一週間前に切符を揃えて戴く。
ただ自前で揃えるのとは訳が違ってクリアファイルにまとめなければならないほどの書類の束という趣になってしまった。
切符そのものは前の項のお題目写真に挙げたようなモノだが、他には
・パック旅行のパンフレット
・携行用と留守宅用の経路日程表人数分4部
・航空券のバウチャー(代理券)2枚(これは機を降りるまで使う)
・ホテルのバウチャー
・初日夕食のクーポン券
・広島空港アクセスの案内
・旅行問い合わせや定款についての注意書き
とまぁてんこ盛り。
下準備は終わり、身支度も多少の防寒を視野に入れるだけでいい。
基本私はダウンベストにゴアテックスのコートがあれば冬は事足りると判断してる。
前回書いた函館行では靴下と手袋もフル装備を見込んだが、使わなかったばかりか函館市内ではコートを脱いで動いたことさえ。
けっきょく手袋は軍手、靴下も普段使ってるモノで用を足してしまった。
しかし、もう一つの懸念を抱えて期日を待ち、見事にその落とし穴に填まってしまった(T_T)。
この年明けの期日は仕事がキツイ。
正月もそうだが、松が明けての宴会や成人の日、センター試験、トドメに男子駅伝と行事が目白押し。
これらはてきめんに仕事に倍加してのし掛かる(T_T)。
そこで参っていたら身体が凄く苦しい。
家族が風邪を貰ってて、気がついたら私以外はみんな熱にうなされてる有様。
私は熱こそなかったがそこの仕事の負担でゴッソリ風邪が覆い被さってきた。
やむなく仕事の落日にシロップの風邪薬を購入。
それでも収まりそうになかったので糖尿で通ってる循環器科にも出発前日に行って5日分風邪薬を処方して貰った。
そんな状態での出発だった(T_T)。
切符は揃えて貰ってたが、広島空港まではこちらが間違いなく辿り着かなければ自責点こっち持ちのキャンセルになってしまう。
なにしろ広島空港は三原市。是非地図で広島市との違いを確かめて欲しい。
家から広島市内までとそこからの空港リムジンバスでそれぞれ1時間ほど掛かる遠さ。
しかもリムジンバスは渋滞や積雪で簡単に運休になってしまうため、11時前の飛行機に乗るのに朝いちの出発。
まぁそこまで危惧すると基本的にはナニゴトもなかったように到着してしまうのが私の人生で(T_T)。
9時前には風邪気味の頭を抱えた親子がぽつねんと空港ロビーに。
手荷物の取り扱いは始まってたんでソレは早々に機内にお願いし、ぼんやりと時間つぶし。
飛行機の搭乗手続きも一時間前を切る頃にぼんやりと始める。
前回の函館行で金属探知機を鳴らしまくった反省で時間をたっぷり取っての搭乗。
(靴の金具を失念したまま何度もゲートをくぐってしまった)
タダ腕時計を外すの忘れて泡を食ったのは同じ事(^_^;)。
順調に行程が進み飛行機も定時にはドリーオフ、好天下急角度で飛翔していく。
今回は雲も薄くて気流も穏やかだったのか、最低限の揺れを呈しただけの順調なフライト。
ただ、地に足の着いていない乗り物はやはり落ち着かない(-_-)。
何かあったらほぼ死亡フラグだし。
上空は好天だったが日本海側は雪雲に遮られて丹波地方らしい一部地表を除いては前半全く拝めなかった。
ただ秋田県に入ると雪雲も抜けて秋田市街や空港(下写真中央)も拝むことが出来た。

iPhone6+で撮ったモノだが、この時「機内モード」にしていたのでGPSが利かず帰ってからの確認だったので、このときは庄内空港かどうかさえ解らなかった。
その後に見た雪山も蔵王か月山かなと思ったが、直後に三沢飛行場と下北半島が明瞭に見えていたので岩木山か八甲田だったのかも知れない。
ちなみに下北半島のトコはあまりにも綺麗に見えたので写真を撮るの忘れた(-_-)。
後半は地表の風景も堪能できて、順調に千歳空港に降り立つ。
表に出ると北海道特有の乾いた寒さがほどよい厳しさだった。
札幌までは乗り場が間近だったことで空港バスで行くことにし、20分ほどの待ち時間でセレガの中央バスに乗り込む。
積雪は10数cm余ながら穏やかな日差しで、どっちかというと「ぬるい」感じだったのかも知れない。
積雪の速度規制や除雪の車線規制で時間が掛かる旨を度々説明しながら、いまさら朝寝坊。
けっきょく、風邪気も手伝ってのほほんと札幌に着いてしまった。