最近でこそ燃料添加剤と言えばポリエーテルアミン100%がいいとか言われますが、それよりも前からネームバリューだけでHKS DDRを使っていた小生、案外に燃料添加剤の使用歴は一台目のオートマMH21Sまで遡ります。
そのうちにY34セドリックに移ったわけですが、このY34こそがVQ30DD、日産の初期の直噴だったので、それはもうエンストの話を知ってからは戦々恐々だったので、結局はハイオク常用とセカンドでぶん回しと添加剤でした(超静かでしたが)。
その頃からGA01は添加剤の最終兵器みたいな位置付けでしたが、遂にY34に乗っていた間は距離も伸びなかったので、カーボンのエンストは起きず使うことはありませんでした(代わりにダイレクトイグニッションのせいで振動が酷かったですが)。
当時はまだ通販でしか売っていなかった気がします。またHKS DDRも今のように、スーパーオートバックスなら置いてたりするレベルでもなかったので、必然的にワコーズのフューエルワンでした。
そして月日は流れて再び直噴エンジンのZC33になった訳ですが、GDIやY34みたいにススまみれになる超希薄燃焼で燃費を上げるのではなく、超高精度なコントロールをするための直噴なので設計思想も異なり、確かに最初は心配でしたがMTでブン回しているからか、それほどパワーダウンなどの不具合もありませんでした。
それが、距離もそろそろ万単位で上がってきたのと、何年ぶりかにスーパーオートバックスで見かけたので買ってみました。(例の如く暫く放置でしたが)
ZC33だと2回使えます。Y34だと1本でも薄いくらいかもしれませんが、推奨希釈率だと2回いけます。2回連続使用が推奨されていますので、非常にラッキーです。
ただ液性は粘度が高くドロッとしており、所謂フューエルワンやHKS DDRみたいなサラサラ系ではないので、ちょっと入れづらい感はあります。
また、油ですので一度栓を開けてしまうと勝手に上ってきて垂れます。
半分だけ使って、リヤ助手席側のドリンクホルダーに突っ込んでおくのがいつも定位置なのですが、口から少しでも垂れたまま栓をすると中身を引っ張って垂れてきます(これは機械弄る人にはわかると思います)。
そりゃ全部流れていく訳ではないですが、ビニールにでも入れておかないとドリンクホルダーが油没します。
給油後結構早めからパワー感が良くなりました。汚れが軽かったからすぐ落ちたのか、汚れていたのが落ちたから分かりやすいのか不明ですが、新車で乗り始めた頃のような大変気持ちの良いフィーリングで、これが2回使った後も続いたので、これまで使った燃料添加剤ではかなり好感触です。
(ZC33は3年経った今でも、未だに新車の時からそんなに変わらないパワー感の印象で、汚れの気配は本当に感じてなかったのですが)
まあということは、汚れてはいたのでしょう。とは言っても、カーボン堆積でのパワーダウンですら何とかしたい程もガチではないので、一万キロくらいで使っていく程度で良いかと思います。
という訳でもう一本ストックしておこうと思ったのですが、近場のスーパーオートバックスでは置かなくなったので、実店舗では多分前に買った東雲のAPITしか置いてない気がしますね。
入手性が良いとは言えないのが欠点ですが、効果はきちんと出るようなので、定期的に使いたいと思います。
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