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パイロットベアリングは、取り外す際に破壊されたという事ですが、アウター表面に円周方向に刻まれた深いキズ（赤⇒）が！ベアリングがトラブった際、シャフトと共に回転したのか？

オイルシールを見ると、グリースに金属粉が多数混入しているのが確認できました。

リップ裏のバネは見当たらず、最初から付いていなかったのか、外れたのかは不明。

写真から、グリースは充填されていた様ですが、内部の灰色が気になります。

トラブル発生時の状態は分かりません。またインプットシャフトを抜いただけで既にニードルベアリングは保持器から外れているようにも窺えます。

Dでは、不動化の原因をパイロットベアリングがトラブってミッションのインプットシャフトがエキセントリックシャフトと共に回転した結果、ミッションギヤが回りシフトチェンジ出来なかったと推測。
Dにてシフトチェンジが出来たのは、トラブルが自然解消？したから・・・？？

（不動化時、Dから、暫く冷やしたらミッション入るようになるかも知れないとのアドバイスが有りましたが、当時の天候と時間の関係で未確認のまま移送しています。）


このパイロットベアリングは、アウターケース内にニードルベアリングとそれを支持する保持器が収まる構造で、インプットシャフト先端の表面と直接ニードルベアリングが接触しながら回転する仕組みです。

Dからの写真を見ると、肝心のシャフト先端部の表面状態の悪さが気になるところです。（写真が不鮮明で推測ですが・・・。）

また、オイルシールのシール性も心配になります。オイルシールは、もともとグリースの密封役で、常時高回転するわけでは無いのですが・・・。

Dに原因を求めれば、
　「そこまで求められても・・・」、「作業時間の制約も有りますし・・・」

この種のベアリングは、組付け前に十二分にグリースを本体にすり込んでやる必要が有ったと記憶しています。しかし、整備手順書には組付け後グリースをスプレーするとしか記載が有りません。スプレー量については指示が有りません。

対策を尋ねれば、
　　「組付け作業をクラッチO/H時とは違う者にしました」






ビビリの私には、再発の不安が残ります。

引き取り後早速の異変、

アイドリング時に低周波数の強い車体の揺れ！また、シフトノブはもっと早い周波数で大きく横揺れ！
「試運転した」とのことでしたが、納車時には説明無し。


そして、２，３㎞走った頃、クラッチペダルの踏力フィールが突然変わりました！


前者は・・・多分、ミッションを下ろしたのでマウントの当たりが変わったせいか？
・・・・その後２，３回の運転後にはほぼ自然回復しました。しかし、今でもアイドリング中の振動は、周波数は変わりませんが強まったと感じています。

後者は・・・それまで（購入後ずっと）、踏み始めから底付きまでほぼ同じ踏力でしたが、突然2段階に！最初に極弱い遊びの様な部分が生まれ、クラッチのミートポイントも少し深くに変化しました。同時に半クラのペダル範囲も奥まり狭くなったように感じています。



以上は、2年前のクラッチO/H時には無かった現象です。

後日、Fマン氏に試乗してもらいましたが、

何事も変化が生じれば、原因があるはず。
変化に早く気づければ、ダメージも小さく済ませられるはず。
しっかり原因に対処すれば、再発は防ぐ事が出来るはず。

理論だけでは始まりませんが、Dにはそんな考えは無い様でした(T_T)

　　この先短いカーライフ、

　　　　　　　　　色々心配を重ねるより　えいと君　の後任を探す方が早いのかなぁ(T_T)　　　　

近所の歳上の尾根遺産達からの　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　「まだ3台乗るのぉ？欲深いねぇ～」との声が聞こえた様にも(^_^;ゞ

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　風がとても心地よい。空気も旨い！

ここでは、一度やって見たかったコレにチャレンジ。

我が家では、ぽG郎だけがETC2.0なのです。