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シロ柴のブログ一覧

2020年06月07日 イイね!

発電機ホンダE300の修理③

発電機ホンダE300の修理③燃料タンクの処理が終わったので組み立てていきます。
キャブなども再度掃除しなければなりません。



新品のガスケットは入手難のため、敢えて手を付けなかった燃料コック。
サビで詰まってました(^^;
左下の茶色いものは燃料タンクのストレーナー。網は無くなり変形し、コック内にゴミが入りまくりです(^^ゞ



分解清掃。



燃料コック内のストレーナーも崩壊していましたので、#60の真鍮メッシュをポンチで打ち抜いて追加しておきました。



燃料の流量に影響がでるといけないので、少し粗めのメッシュにしましたが、もしキャブ側にサビの粉がまわるようでしたら、目の細かいものに変更したいと思います。
パッキン類はシリコングリスを塗って組み付けました。



キャブの分解清掃。
サビはまわっておらず、ジェット類も詰まっていませんでした。
低速でオーバーフローするので、フロートバルブを再度入念に掃除。



エンジンオイル交換。



ついでにプラグも新品に。
ショートサイズです(^^)



外装は3Mのハード1で磨いて、バリアスコートを塗ってフィニッシュ。



エアクリエレメントも交換。



レストア完了(^o^)
30数年ぶりの復活!



エンジンも安定して、きちんと発電します。
現代のものと違って、周波数の調整や負荷がかかった時は、スロットルにより手動で調整します。



サイドバルブエンジン独特の響きは昭和ノスタルジーそのもの(*^^*)

初期の発電機は構造が簡単なので、機械いじりを始めたい人には練習台としてちょうど良いのではないでしょうか。タマ数も豊富ですし、不動状態のものなら数千円で買えます(^^)

このホンダE300。小っちゃくて可愛くて気に入ったので、私が貰い受けることにしました。
ということは代替機を探さなきゃ(^^;

Posted at 2020/06/07 08:36:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | 発電機 | 趣味
2020年06月07日 イイね!

発電機ホンダE300の修理②

発電機ホンダE300の修理②前回の修理で一瞬エンジンがかかったものの、すぐ動かなくなってしまいました。
タンク内のサビが燃料ラインを詰まらせたものと考えられるため、本格的にサビ除去処理を行います。



スネークカメラでタンク内を覗いてみる。



こりゃひどいわ(笑)



ガソリンを抜いてみると、まっ茶色になったガソリンが出てくる。
前回の作業で古いサビを不完全に除去した一方、新たなサビを誘発させてしまった模様(*o*)



先端がマグネットになっているピックアップツールで、できるだけサビを取り出す。
タンク上面のコーションラベルを痛めないようにマスキングテープで保護しておきました。
ラベルがキレイに残っている個体は少ないようなので(^^;



今回はマジックリンを使って下処理を入念に行います。



定番の「花咲かGタンククリーナー」を買いに行ったところ売り切れ(T^T)
同じ棚にあった「サビハイダー」なる商品。「花咲かG」より千円安い。
ラベルの説明を読んでみると「花咲かG」とほぼ同等の内容。処理時間は「花咲かG」が10倍希釈12時間/20倍希釈24時間に対し、「サビハイダー」は20倍希釈5~6時間となっている。強力なのか?
「花咲かG」の入荷を待っていると作業がまた1週間延びてしまうので、こちらを使ってみることにしました。



燃料コックを外したタンク裏の穴を、ゴムシートとアルミの切れ端でボルト止め。
液体が少しでも漏れると、今回の作業は成功しません。



サビハイダーを60℃に沸かしたお湯で希釈。
とにかくタンク内のサビが酷いので、20倍希釈となっているところ、10倍希釈に増量して投入(^^ゞ



反応が始まり、液体が徐々に黒くなってきます。
しばらくするとタンク内の空気が抜けたりして水位が下がるので、下がるたびに差し湯を行い常に満杯の状態を維持します。



説明書きの倍の12時間浸けてみました。
取り出した液体は真っ黒です(^^)



タンク内を水洗いしサビの破片を排出。
水と触れることにより新たなサビが発生するため、仕上げに20倍希釈の溶液を再度投入。



右が12時間処理の溶液、左が最終処理の溶液。



乾燥機に入れ、水分を出来るだけ蒸発させます。



ポツポツ茶色いものが見えるものの、全体が灰色で覆われ、当初の状態からすれば雲泥の差(^^)



スネークカメラの性能が悪く、ピンボケ画像で申し訳ないですが、内部はこんな状態。
100%とは行かなかったものの、いちおう成功ということにしておきます(^^;

③につづく

Posted at 2020/06/07 07:26:49 | コメント(0) | トラックバック(0) | 発電機 | 趣味
2020年06月06日 イイね!

発電機ホンダE300の修理①

発電機ホンダE300の修理①ある日、駐車場から腐ったガソリンの独特の臭いがするので行ってみると、うちの親父が発動発電機らしきものを分解していました。茶の木を剪定するトリマーの電源として使いたいのだとか…。



「HONDA GENERATOR E300」のプレートが貼ってあるので調べてみると、ホンダのHPにありました。
今では当たり前にあるポータブル発電機の元祖にあたるモデルらしく、こういった製品ひとつとってみても、開発者の苦労や物語があることがわかりました。

この発電機、その昔、うちの親父がホンダの販売店に勤めていた頃、車を買ってくれたお客さんに景品として配ったもので、しばらく経って、そのお客さんが出力が低くで使いづらいということで返しに来たので引き取ったとのこと。
おそらく昭和50年(1975年)頃の製造で、30年以上放置された状態。
面白そうなので修理してみることにしました。



まずガソリンタンク内のガソリンが腐敗し、タンク内もサビだらけのため、中性洗剤を投入し高圧洗浄機でタンク内を洗浄。出るわ出るわのサビの破片(+o+)



タンク内のサビを除去します。
本来は専用のタンククリーナーを使うところですが、エンジンが生きているかどうかわからないので、とりあえずサンポールでサビ取り。3時間程静置し、ひっくり返してまた3時間。
その後、中のサンポールは捨てて、重曹水を注入し中和させ反応を止めます。



一晩乾燥機にかけて水分を除去。
しかし腐ったガソリンの臭いが凄く、指をタンクの中に突っ込むとサビがボロボロ落ちて来る状態(-_-)
はっきり言ってサビ取りに失敗しましたが、今回はエンジンがかかることを確認するのが目的なので、見なかったことにしてそのまま進めます。



次にキャブレターのオーバーホール。
学生の頃、モトコンポやロードパルとかの原付を弄って遊んでいたので、こういうローテク機械の整備は何となく出来たりします(^^;



整備性はあまり良くなく、キャブを摘出するのに少し苦労しました。
外したキャブ。小さくてかわいいです(^^)



フロートチャンバーを外してみると、蒸発して樹脂化したガソリンの成分と粉状になったガソリンで悲惨な状態(>_<)



キャブクリーナーに浸けて溶かします。
左の黄色い樹脂性のマグネットトレーにキャブクリーナーを入れたら、トレーが溶けてしまいました。かなり強い溶剤分が入っているようです。



メインジェットをはじめとして各ジェット類の導通を確認。フロートが上下にスムーズに動くよう調整し完了。



続いてリコイルスターターが空回りするので分解。
真ん中にネジが切ってあるので、同サイズのボルトをねじ込めば外れるのですが…。
M13なのかインチサイズなのかわかりませんが、とにかく適合するボルトが無い!ホームセンターなんかにも当然売っていません。
プーラーを使ってみたところ、中心のゴムダンパーみたいなものが変形して力が伝わらず失敗(>_<)
家中を散々探しまくったところ、BRZにオイルクーラーを取り付けた際エンジンブロックから取り外した盲ボルトが何故か適合(^^;



赤い矢印の部品が固着し、青矢印の部分に引っかからなくなりカラ回り…。古くなるとよく出る症状。



点火はポイント式!
接点を紙ヤスリで掃除。



クリアランスも調整。0.3ミリくらい。



プラグをバーナーで焼いておきます。ヤケドに注意。



外装パーツは洗剤で洗って乾燥させました。



各パーツを取り付けてエンジン始動!!
低速は何とか動くが、高速になると止まる。ガソリンが流れて来ていないみたい。



ここでタイムアップ。
とりあえずエンジンがかかることがわかったので、以降の作業は翌週に持ち越し。
外装を取り付けて一旦終了。


Posted at 2020/06/06 18:56:19 | コメント(1) | トラックバック(0) | 発電機 | 趣味
2020年03月29日 イイね!

聖地巡礼③

聖地巡礼③②のつづき。
サーキット跡の探索が終了したところでお昼になりました。
下山しないと食事するところがないかなと思っていましたが…、



とりあえず野呂高原ロッジに寄ってみたところ、レストランが営業していました。



海老カレーを注文。
エビフライも大きく、美味しかったです(*^^*)



かぶと岩展望台にて。
コペンをオープンにし、ナビシートに座って野呂山スカイラインを往復。
車内での会話:
 「あそこのコーナーにキャッツアイあったっけ?」
 「○○側のラインから進入してたから、(当時)キャッツアイがあったら出来なかったと思う」
 「じゃあ、あとから設置されたのかな」
てな感じ(^^;



かぶと岩展望台からの眺望。
四国の石鎚山などが見える(らしい)。

そして野呂山をあとにし、最終目的地「灰ヶ峰」に向かって移動開始。


灰ヶ峰には裏野呂を通ってアプローチしようとしたところ、途中がけ崩れで通行止めとなっていたため、引き返して広側から登りました。



シンボル的なレーダー観測所。役目を終えたのか工事関係者が出入りしていました。



戦時中、高角砲が設置されていた土台は今は展望台になっています。
映画「この世界の片隅に」の劇中で、ここから砲弾が発射されるシーンがありました。



呉の街を一望。
夜になれば広島屈指の夜景スポット。
初めて連れてきてもらったときは感動したなあ。



東側は野呂山。



思い出の地めぐりはこれにて終了。次はいつ来られるかな…。
予定を合わせてもらい1日お付き合いいただきました、おがりん.さん。ありがとうございました。


Posted at 2020/03/29 17:53:49 | コメント(1) | トラックバック(0) | BRZ | クルマ
2020年03月28日 イイね!

聖地巡礼②

聖地巡礼②久しぶりに野呂山にやってきました。学生時代よく走りにきてました。
前回来た時はS2000だったから実に10数年振り(^^;



ハチマキ展望台。



展望台からの眺め。瀬戸内の島々の連なりが美しい。



さすがに舗装は痛んでおり、昔と比べ走りにくかったです。
道幅が狭く感じたのは車幅のせいかな?



以前は最後の直線区間の終わりに白線が引いてありましたが、もう走る人もいないのか無くなっていました。



我が部は十文字ロータリー入口の看板地点まで走ってました。



十文字ロータリー駐車場。人影もまばら。
高負荷連続走行でノッキングの兆候が出だしたので冷やしています。



野呂山スピードパーク跡地
鈴鹿、富士、船橋に次いで、日本で4番目に作られたサーキットと言われています。
1969年からオイルショック後の1974年まで営業。
私の親世代がN360とか当時の軽自動車をチューニングして走らせていたようです。



当時の入場口。当然のことながら封鎖されています。



20数年前にオートキャンプ場として一時復活した時に設置されたゲート。
オートキャンプ場時代に入場したことがあり、当時はコースも施設もそのまま残っていたので、車でコースを辿ることができました。高低差がすごくて走りにくかった記憶があります。



ゲートの格子の隙間から撮ってみました。
一番奥にコースの一部が見えています。



一旦ロータリーに戻り、谷を挟んだ反対側の遊園地跡地に行きました。
野呂牧場遊園という名称だったか、平成7年頃まで観覧車など遊具の残骸が廃墟として残されていました。
現在は、当時の駐車場敷地部分が太陽光発電所として利用されているようです。



かつては遊園地跡地側からサーキットの全景を見ることができましたが、今は森にのみこまれてしまっています。



このあたりにコースが見えてました。

③につづく

Posted at 2020/03/28 17:56:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | BRZ | クルマ

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「何と、立て続けに…
https://www.tamiya.com/japan/pressrelease/20250823/index.html
何シテル?   08/23 22:42
春から秋はクルマいじりとドライブ、冬場はプラモを作って過ごしています。 自己流ですが車両のメンテナンスはできるだけ自分で行うようにしています。 乗用車に限ら...
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