流用は度胸だ!
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
セリカの純正マスターシリンダーが、とても怪しいので・・・
他車種の物を、流用します。
こちら、某オクにて、安い方から検索して、使えそうな物をテキトーに選びました。
ラウムの物です。
ラウム・・・
いかづち撃つ人かな?
走行距離5万キロ未満の極上?
ただ単に放置されっぱなしだったのだと思います。
とりあえずバラして、洗浄だけはしておきました。
2
え、付くの?
はい、付きます。
マスターバックに生えているスタッドボルト間ピッチは、数パターンしかありません(株式会社テキトー調べ)。
ほら、装着・・・
装・・・あれぇ!?
曲がってら。
3
付くか否かは、ガスケットで調べます。
トヨタの部品検索の場合、品番から使用車種の絞り込みができます(他社の部品検索も、できるとは思いますが、やったことがないので分かりません)。
マスターシリンダーのガスケット、さらにはマスターバックのガスケットも調べれば、流用可能な、比較的高年式の物が装着できるかもしれません(外径や厚み次第で、ボディに接触する恐れもあります)。
また、品番が違っていても、例えば素材の違い、余白の大きさによる品番違いもあります。
要は、マスターバックの固定スタッドボルト間のピッチが合うかどうかです。
ガスケットで調べる最大の理由、
『例え使えなかったとしても後学となり、その情報量を考慮すれば、しょせんガスケット、懐へのダメージは小さい』
という思惑です。
ちなみに、私のカローラは、EP91マスターバックと、今や定番?AE111マスターシリンダーの組み合わせで、10年以上ノントラブルです。
4
ボディに張り付いた、マスターバックガスケットを剥がします。
バルクヘッドに、受け皿のような板が付いてあります。
さすがに足蹴にするペダルを介する部品を固定するので、補強が必要なのでしょう。
四角形ではなく、僅かに下側に飛び出した五角形なのは、フルードが漏れる前提で、被害を最小にするためでしょうか・・・?
5
その被害先・・・
本来、シール材が射たれている箇所ですが、そんな物はとうに無く(この車両、一応平成初期にレストアされているとの触れ込みだったのですが)、旧車然としています。
磨きまして・・・
6
錆び取りに、こんな物を用意しました。
メタルレディーです。
リン酸亜鉛処理?とか何とか・・・
あたくしには難しいことはよく解らんのですが、下処理として、とりあえず噴いておきます。
・・・オイニーがドイヒーです。
良薬鼻にキビシー。浸透してチョーダーイ!
プシューッとピューーッができるボトルも優秀です。
高いけど・・・
7
今回、マスターバックに使用するガスケットは、紙・・・ではなく樹脂?のようです。
この辺りの発見も、面白いのです。
8
よし!差し込・・・
フルードカップの形がよろしくない!
ストラットタワーに接触します・・・(><)
それ以外は問題無さそうです、この部分で対策を講じていきます・・・
[PR]Yahoo!ショッピング
入札多数の人気商品!
[PR]Yahoo!オークション
関連コンテンツ
関連整備ピックアップ
関連リンク