3朝S令ー暮F改E
目的 |
チューニング・カスタム |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
2
極々シンプルな構造です。
硬い玉のような金具をパイプの内側から当て、上の溝付きドラムを押し付けて、ぐるぐる回すだけです。
ターボのパイプでもない限り、よっぽど要らないかも・・・?
3
さて、だーいたーいで作ったこの部品、エンジン(赤線側)に仮付けしようとしたところ、パイプが本体より先に当たってしまい、装着できませんでした(画像撮り忘れ)。
パイプの角度をオフセットさせるべく、パイプバールで曲げます。
4
パキッ ° °( o )
5
表裏逆転で挿してみたら、イイ感じになりました。
この方向で、ロウ付けします。
6
以前のロウ付け時、熱を伝わせるべく、炙り過ぎて穴が開いたパイプの、補修をしました。
パネルボンドで塞いでいたのですが(前頁画像の、黒い付着物)、結局炙って燃えたので、ちゃんとアルミでロウ付けし直しました。
何となく、コツを掴んできました。
7
と、ここまで来て・・・
一部改良、上の水温センサー取付部の高さを削りました。
水温センサー取付部の、内部空白に空気が溜まりやすそうな構造でしたので、ネジ部のすぐ下にハウジングが来るようにしました。
8
とりあえずコレで、試しにエンジンにあてがってみます。
・・・
パイプの長さが、明らかに足りない・・・
とてもホースを挿せそうにない・・・
何をどう調べて、この長さに決めたのか・・・
9
えぇぇい!作り直します。
なんと、ホームセンターにアルミパイプがありました!
ただし、外径32mm、元のパイプが30mmなので、本体側も要加工です。
長さは、20mmほど延長します。
10
バーナーで炙り、ロウが溶け出したら、すんなり引き抜けました。
・・・これ、ロウ付けに頼り過ぎていたんだろうな・・・
ある意味、一度でも穴が開いたパイプを放棄する好機ともとれます。
11
パイプは当然潰してオーバルにして、本体に挿し込むのですが、なるべく“楕円”ではなく“長円”に仕上げたい!
12
何かキッカケとなる物はないか・・・?
あっ!コレが合う!
3/8DRエクステンションの根本を差し込んで、前後左右にグリグリして、ハンマーで叩いて、2連装にして、均等な潰れ具合を目指します。
13
コレや・・・!
30mmパイプではできなかった芸当や!
14
次に、本体を加工します。
パイプ差し込み口・・・の前に、上下間違って(本当に単純に間違って)開けていた下の穴、当初はメクラをねじ込む予定でしたが、ここに純正水温計のセンサーを着けてしまおうと考えました。
M16✕1.5mmピッチのタップをかけます。
15
さらにもう1手、側面のニップルも、2本立てとします。
大きい方(赤矢印)は3/8PT、16mmのニップルを立て、ヒーター行き、小さい方(黄矢印)は1/8PT、9mmのニップルを立て、バイパス(サーモスタット全閉時)とします。
※これを書いている現在、既にエンジンに装着していますが、ここは9mmでは全く足りず、外して再度加工するか、他の手を施すか、悩んでいます。
パイプ差し込み口は、以前のパイプ30mmに合わせて掘っていましたが、今回32mm使用のため、現物と合わせながら掘り直します。
16
目指すは『軽く圧入』といきたい!
パイプの長円加工が良い感じにできたので、穴の掘り直しも、角度的にやりやすく、ギリギリを狙って、ハンマーで軽く叩いて圧入にできました。
さらに、ハンマーで叩く際、ほんの少しだけパイプが外を向くように叩きました。
本体とパイプが平行になるように・・・
おお、上手く行きました!
17
後はロウ付け、母材をひたすら炙って、隙間に染み込ませるように飲ませ、さらに蓋もするように盛りました。
18
ロウ付け部分は、暗闇の中でパイプ内にペンライトを照らし込み、隙間やスは無いか、何度も光で確認しました。
そして・・・フル装備。
19
最後に、エア抜けテスト。
ニップルは塞いで、パイプを咥えてお風呂でフーーーーーッ!!
・・・プクプクいわない、合格!
20
晴れて、正式にビードフォーミングされるのでありました。
21
これぞ、『改良』となったことでしょう。
22
さて、自信作をエンジンにあてがってみましょう。
パイプ径30mm→32mm
さらに狭い・・・
我ながら攻めたなあ、このエンジンマウント・・・
23
何とか装着できそう・・・だが、ここでブレーキパイプが干渉します。
指でも曲がるようなパイプなので、無理矢理押し込めば、装着できるとも思いますが・・・
パイプtoパイプで、ほぼダイレクトに熱を受けるので、ブレーキの性能が落ちてしまう!
いや、ブレーキパイプだけは、せめて大事無きようせねば。
24
さらに、ウォーターアウトレットパイプの先には、こんな物も最接近します。
プロポーショニングバルブ、ブレーキの前後バランスを調整する部品です。
もちろん不可欠(スリリング過ぎる運転を楽しみたいなら不要)ですが、もう・・・どうしようもねぇよ・・・
とりあえず外して、後ほど検討します。
・・・この『検討します』という言葉に、無力感と強い憤りを覚える、今日この頃。
25
何はともあれ、外しちまえ!
左フロントブレーキに繋がる、超ロングなパイプでした。
コイツをリファインします。
あ、3SーFEじゃなくなってる。
ネタは貯まっているのに投稿できていないのは、先日、あるみん友さんに、全く見当違いなアドバイスをして、あまりの恥ずかしさに殻に籠もっていたのと・・・
ついに『推しの子』に手を出してしまって、時間が足りません・・・
こうなったら、仕事辞めようかな?
[PR]Yahoo!ショッピング
タグ
関連コンテンツ( 3SーFEに賭ける の関連コンテンツ )
関連整備ピックアップ
関連リンク