
フジヤマ登山を計画してる人が居るので、僕の昔話でも書いてみようかと思います。
僕がフジヤマに登ったのは、29歳の時でした。
職場の後輩と4名で、一度は登っておきたいと、Fujiyamaアタック隊を結成し、一年前から山歩き(低山)を始めて、体を慣らしていました。
登山に向けて準備したのは、まず登山靴。
一応、登山用品屋さんに行って、軽いヤツを買いました。
ライケルっていうメーカーは、当時ハマってたスノーボードのブーツも作ってたので、聞いた事あるメーカーって事で、それだけで決めたのかな?ww
低山歩きにも使って、その後も関東に雪が降った日に防寒靴代わりに履いたりしてます(笑)
アタック計画は8月のはじめ、お盆よりも前に設定しました、もちろん混雑を避けるためです。
金曜の夜から登り始めました。
登る前に、木の杖を買います、金剛棒というもので、これがあると頑張れるのです(笑)
5合目から先の各山小屋で、焼印を押してくれます。
お土産みてブラブラするのも、準備体操みたいなもので、こうしている時間も、低い気圧に体を慣らしてくれます。
少し体を動かしたりして、登るまでの時間を稼ぐのも必要です。
登る時のスタイルは、長袖長ズボン(ジャージでは寒いのでスエット)、リュックをしょって、両手はフリーにしましょう。
夜は懐中電灯が必要なので、釣り用の頭につけるライトを持っていきました。
他には、寒い頂上のためにフリースの上着、雨具のカッパ、緊急用の酸素缶、飲料水500×2、ラジオ、ケータイ(当時は圏外orz)、小銭入れ、軍手、シャツ・靴下の替え、帽子、サングラス、汗拭きタオル、カロリーメイト、コンパクトカメラ(当時は35mmフィルムww)など、リュックに詰め込んでいきました。
登りは夜中、真っ暗でも、いろんな人が頂上を目指して歩いていきます。
ご来光は4:50頃らしいので、前夜の20:00頃に出発したのかな?
団体で行くなら、ペースメーカーを決めて、途中で交代しながらいくといいでしょう。
他の登山者と道を譲り合いながら、抜きつ抜かれつ、休憩しつつ。
頂上が近づくと、どんどん寒くなります。高山病で頭が痛くなる人もいます。
ご来光に時間を合わせようと、道端で休憩する人が多いですが、狭い登山道の脇には座る所も無く、体を寄せ合いながら寒さをしのぎます。
山頂に着くと、ご来光が見えそうなポイントは人だかりになっていて、近寄れません。
なんとか人をかき分けて、登る朝日が見えました。
山頂には郵便局があって、記念にハガキを出す人がたくさん居ます。
僕も出しましたが、住所が分からない人には出せません。
事前にハガキを準備して、あて先が書いてあれば時間短縮できます。
山頂ならではのスタンプも借りれます。
適当に休んで、下りですが。
疲れて仮眠なんかしても、日出後なので暑いです。
真夏の日差しなので、サングラスが有った方がいいです。
半袖シャツでいいくらいです。
下りも渋滞しますので、ゆっくりいきましょう。
ここで、子供が登山道から外れて歩いてるときに、石ころをひとつ転がしてしまいました。
石ころはどんどん転がって、ものすごいスピードで落ちていきます。
下の人に知らせる為に、みな「落石だー!」と叫んで知らせます。
なにせ、当たったら死にますから。
登山道を外れて、勝手に歩いちゃダメなんですね。
帰りは温泉に寄って帰りました。
ゆっくり休みましょう。
40代のいま、また登れと言われても自信が無いです。
でも、もし登れるなら、また登ってみたい気がします。
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Posted at 2009/07/11 22:32:37 | |
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