パンク内面修理(TECHクイルシール)
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
![](/images/icon_difficult_on.svg) 初級 |
作業時間 |
1時間以内 |
1
手順はニッポンテックのYoutube動画に丁寧に説明されていますので、そちらをかならず確認してください。
【必要部品と手順】
購入したもの
クイルシール(236J)×1箱
ケミカルセメント(767)×1本
【下地作り】
1.まず、パンク修理跡があれば、プラグをきれいに抜き、パンク穴をスパイラルチューブで掃除する。
(右回しで刺して右回しで抜く)
2.修理箇所にチョークでバツ印をつけて、修理箇所周辺10cmくらいを脱脂する。
「スプレー式バッファー液」で脱脂し、スクレーパーで表皮をこそぎ取る。
うすめ液などで代用可?私は「スプレーシンナー」を使い、金属の円盤状のものでスクレーパー代わりにしました。
※シリコン皮膜をはがすのが目的です。このような下処理は超重要です。
3.バフ掛け
電動ドリルなどを持っていればいいですが、なければ普通に240番くらいのペーパーで丁寧に下地を作ります。
クイルシールの直径5cm+1.5cmにマーキングしてその内側のみバフ掛けします。(足付けですね)
ゴム屑がでるので掃除機できれいにします。
【接着剤の塗布】
1.まずキズ穴に接着剤を入れ込みます。
スパイラルチューブにケミカルセメントをたっぷりつけて、キズ穴に入れ込みます。
右回しで刺して右回しで抜く。3~5回実施。乾かないように刺したままにしておき、クイルシールを準備する。
2.タイヤ側のマーキング円(6.5cm)の内側にケミカルセメントを塗布する。
隙間がないように丁寧に。キズ穴付近も丁寧に。
3~5分で乾燥します。
3.クイルシールの青いシールをはがして、持ちやすいように反対向けに貼っておく。
テーパー部分にケミカルセメントを塗布する。
4.スパイラルチューブを右回しで抜き、クイルシールを突っ込む。
5.タイヤの外側からプライヤーで引っ張りぬく。
同時に金属キャップが取れます。
ゴムを引っ張ってきっちり入っているか確認する。
【圧着と空気抜き】
1.ローラーで中心から外側に向けて圧着しながら空気を抜く
(ローラー状のものがあれば傷がつきにくいようです。
私は丸い金属で空気抜きして、ハンマーでかるく叩いたりしました。)
やり直しがきかないので丁寧に。
2.透明シールをはがします
2
【周辺のコーティング】
1.パッチ周りのはがれにくくする処理
セキュリティーコート(738)が高価なため買いませんでした。
そこで「ホルツすき間シール剤」で代用しました。
ホルツのすき間シール剤は完全硬化24時間なので、施工後24時間乾燥。
2.タイヤの外側のゴム周辺にもケミカルセメントを追加塗布
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外側はこんな感じになってますが
乾燥してから先端を切ります。
クイルシールは6mmのパンク穴まで対応可能だそうです!!
ちなみにタイヤ館などでは、パンク修理跡があるものの同じ場所の修復作業は受けないようです。
異物が刺さったままの状態なら内面修理はしてもらえますが、修理代4~5千円+組み付け費用が必要です。
素人作業でパンク修理プラグ挿入時に接着剤不足でエア漏れするのはよくあるので、中古タイヤ購入の際に修理跡があれば、ほぼエア漏れしてると思ったほうが良いです。
ホイルに組み付けないとエア漏れはわかりませんので、組換え、組戻しの追加費用のことを考えると、まず内面修理DIYにチャレンジしてみるのもいいかも。
【プロ用パンク修理キット】が販売されています。でも少し高価なので代用可能なものもありますので必要なものを調達して実施。
クイルシール(236J)×1箱、
スプレー式バッファー液(704A)、×1本、(うすめ液、スプレーシンナーで代用)
セキュリティーコート(738)×1本、(ホルツすき間シール剤で代用)
ケミカルセメント(760)×1本、
スパイラルツール(915)×1本、(メルテックのセットで代用)
ステッチャローラ(936)×1本、(丸目の金属で代用)
ロングアタプター(S-1049)×2本、
BC-1コーン(S-1011)×1個、(ペーパー240番で代用)
ワイヤーブラシ(S-893)×1個、
バフ用スクレーパー(933)×1本、(円盤状の金属で代用)
ケース(M-082)×1個
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