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2018年02月18日 イイね!

ポロのミニカーを買う

ポロのミニカーを買うポロのミニカーを買うのもコレが最後かな?と思い、シマウマ模様は好きではないですが幻となってしまった2017年度向けのポロWRCテストカーを購入しました。
このミニカー、シマウマ柄はさておきツッコミどころが満載で購入は迷いましたが…

先ずはホイールがターマック仕様なのに車高がグラベル仕様って…(笑)
マッドガードが付いてるのでグラベル仕様を再現したかったのでしょうが、ホイールが2016年までのモンテ仕様のままですね。同じく、リアウイングが2013年仕様までと同じです。

プロポーション的には、フロントバンパーの上下方向の厚みが足りません。
従って顎が上がっちゃってますね~ リップが突き出た分、余計にそう感じます。
後はフェンダーとドアパネルの張出しが少し足りないかな?

フロントリップやサイドスカートや前後フェンダーは形状が実車に合わせて変更されてます。なので金型を改修したなら、も少し頑張って欲しいところで…

とは言いつつ、モデル化してくれただけでもありがたい話です(๑•̀ㅂ•́)و✧



こんな風に並べてみたいですもんね。



レーシングカーは究極のモデファイともいえるので、カッコいいです!
今のWRCの場合、ベース車両と競技車の共通点を見つけるのは難しいですが(^_^;)



レッドブルカラー+ターマック仕様でエアロが完成された姿、つまり2017年のモンテ仕様で揃えたかった(泣)

なんといってもラリーでの活躍を見たかった…


事情が事情だけに何を言っても仕方ないので、せめてミニカーだけでも揃えれて良かったです(^O^;)
Posted at 2018/02/18 23:23:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | ミニカー | 日記
2018年02月10日 イイね!

「黒沢元治 最後のメッセージ」DVDが届きました

「黒沢元治 最後のメッセージ」DVDが届きました待ちに待ったDVDが届きました。
クラウドファンディンという聞き馴染みも無いものに投資?して購入しました。
半分はDVDの内容への期待ですが、半分はガンさんと制作側の方々へのせめてもの感謝の気持ちとしてです。

同時に最後の… という所で寂しい気持ちにも陥りますが…

ガンさんと馴れ馴れしく言うのも気が引けますが、映像からでも十分に伝わるドライビングの凄さは勿論、言葉ではなかなか表現出来ない事や鋭い感性と知識の同居が無いと見抜けない事を論理的、具体的に語ってくれる能力。
憧れる部分を挙げだしたらキリが無いです(^_^;)

一言で言えば、ガンさんは自分が尊敬する方の一人となりますが。

そんなガンさんから発せられる言葉からは、自分のドライビングに対する意識等を導いて下さる道標のようにも聞こえてます。
また、自分では知る事が出来ないドライビングの世界で楽しまれているのを羨ましくも思ったり…
だからこそ、自分からは物凄く遠い世界の方に思えたり…

自分の中に色んな気持ちが浮かんできます。


内容については、まだ一般発売されていないのでアレですが(^O^;)

ガンさんが語ってくれた、ふと考える 自分は何故運転するのが好きなのか?自分で考えても答えが見つけれない様な事を理解させてくれたり。ドライビングとは別件で心の中でモヤモヤしていた事も自分の想像とほぼ同じと解った事で、気持ちが消化できたり。


改めてDVDを制作して下さった方々と黒沢元治氏に感謝の気持ちしかありません。
最後と言わず、これからのご活躍も期待しています。
Posted at 2018/02/10 15:26:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2018年01月21日 イイね!

シビック TYPE R 試乗

シビック TYPE R 試乗写真は撮っていないのでカタログの写真でも(^_^;)


そこそこに近いディーラーさんにTYPE Rの試乗車が来ている様でしたので伺ってきました。
TYPE Rに試乗するのはDC5以来となります。
試乗如きでは実力の片鱗を見る事くらいしか出来ないのは解っていましたが、標準のハッチバックが好印象なのでTYPE Rに試乗する前のワクワク感がハンパなかったです。



試乗待ちの間にカタログに目を通し、営業の方の説明を受けつつ質問や雑談しながら予備知識を蓄えます。

結果的に試乗した印象は想像通りの出来の良さで、自分の妄想力も捨てたもんじゃないな。と思ってみたり(笑)


初対面の印象は、幅がデカい!です。
カタログ数値の車幅を実感する幅広さですね。日本の公道で駆け抜けるには無理めな車幅です。
長さはハッチバックを見ているのでソコは見慣れました。

TYPE Rのエアロやボディデザインは、実車を見ても苦手な印象には変わりません(^_^;) 空力を追求した結果仕方ない、と自らを納得させて見ればいいのかな…
内装の印象は、日も暮れて質感など良く解りません。その辺りの事は追求しないクルマでしょうから、視認性や操作性が良ければ目くじら立てる事も無い様な…



クルマに乗り込みます。
ドラポジは自分好みです。ペダル、ステアリング、シフトの位置、全てが手や足を差し伸べた所に自然に来るので咄嗟の操作時でも気を遣う事はありませんね。
メーターの視認性やサーキットを意識しなければシートのホールド性も良く、ドライビングに関する造り込みの良さに感激します。
乗り込んでも車幅の広さを意識しますが、ボンネットの一部が視界に入るので車両感覚を掴みやすくする配慮は感じられます。


試乗に出ます。

ホンダらしくシフトの感触やストロークなどの精度が心地良く、他社のFF MT車には乗りたくなくなる気持ちに陥ります。
シフトダウンで自動ブリッピングするのも、凄く良く出来きていて感心します。
クラッチミートする位置も解りやすく直ぐに慣れますし、ブーストが立上る前の低速トルクもフツーにあるので発進に気を遣う事なく街中を走れます。


エンジンの出来も素晴らしく言う事なしです。

とても扱いやすい特性で、アクセルを踏んだ分だけスロットルが開いてパワーを得られる感じでしょうか。
パーシャルにアクセルを踏んでる限りでは、パワー制御が行き届いていてブーストが立上がる回転域のピーキーさも無くパワーを持て余さない印象ですね。
アクセルを全開に踏んづけると2000~2500回転でブーストが立上り二次曲線的にパワーの上昇を感じますが、その後は一次関数的に一直線にパワーが伸びていくフィールです。
回転上昇時に荒々しさを感じる事は皆無で、スムースさすら感じられるジェントルな回転フィールと音質で個人的には好きです。
また、のんびり走るならブーストが立上がる前の2000回転シフトすれば、気遣いなく加速させる、ストレスフリーに穏やかに走れるのも良いですね。

ダウンサイジングターボ車に有りがちな高回転域でのパワーの頭打ち感も試乗程度では感じません。
その辺りは3速以上のギアでレッドまでスロットル全開にして初めて解る事でしょうね、なんせ1、2速ではあっという間に吹けきってしまうので。

そんなエンジン特性と相まってトラクションの抜けも少ない事から、刺激的な加速というよりは知らない間にとんでもないスピードが出ている感じです。

そのトラクションですが、ステアフィールと共にとても良さそうな感じです。
ほぼ+Rモードで走ったのでスロットル制御の介入は少なかったと思うのですが、ステアリングから伝わるトラクション抜けやトルクステアの兆候が無く、2速のピークパワー付近で少しタイヤが空転する程度で…
その際、進路は乱れないし直ぐにグリップ回復するやらで。
タイヤとシャシの良さを感じます。

良く出来たクルマですけど、これ以上のパワーは市販されるFFでは必要ないのでは?そんな気持ちにさせられますね(^_^;)


コーナリング等の旋回に関する能力は解りません(^_^;)
試乗でシャシバランスを確かめるのは無理めです。こんな程度の速度域では脚が動きませんもんね。
一つ言えるのは、コーナリング限界は相当なものだろうなと。

ステアフィールも良かったです。
メガーヌRSやシロッコRの様な感覚ですかね?鋭すぎず鈍すぎず、重めでしっかりとしたステアリング手応えがあり、路面とタイヤのコンタクトを全て伝えるのではなく快適性を損なわない程度に駆けるのに必要なインフォメーションのみ伝える、しっとりした大人な感触といった所でしょうか。

個人的にはTYPE Rのキャラ的にもっとダイレクトなステアリングの手応えであって欲しいですが。

唯一、極少舵角をあてる時だけ操舵が曖昧ですが、電動パワステ車は得てしてそんなモノなのだと思うので仕方ないかと。

乗り心地は良いです。
とはいえ、基本的に足回りは固いので無駄に跳ねたり揺すられたりバタつかないというニュアンスです。
お陰様で殆ど+Rモードで走ってしまいました。路面の凹凸を超えるときも不快感がありませんからね。
タイヤの路面への追従性が良く、フロントは勿論リアの突上げも皆無です。
固められた足回りに20インチのロープロファイルなタイヤの組合せには思えない落ち着いた振舞いで、想像よりもタイヤへの当たりが柔らかく上質感すら感じる完成度の高さに驚きです。きっと荒れた路面でも安心して踏める事でしょう…
コンフォート性を考えると、酷い路面のところだけスポーツモードにすれば事足りそうな気がします。


乗り終えて、そんな躾をされた高性能を羨ましく思いました。

とんでもない性能を秘めているけど、その性能をあくまでも人の感性に沿うようにセットアップし、変に楽しい気分で走らせるような過剰演出な走りの味付けを感じる箇所は無いです。

逆にそんな所にこのクルマの凄みを感じます。

それは、このクルマが求めているモノが高速度域の操縦性であり、ソコソコの速度域で楽しませるようなレベルの走りでは無いであろう事を物語っている様に感じますから。だからこその操作に対して忠実なセッティングにしている証拠なのでしょう。

とはいえ、フツーに走らせて刺激が無いことに不満に覚えることも無く、むしろその資質の高さを感じられるフィーリングが愉しい気持ちにさせてくれます。

そんな目的で産まれたクルマですから、サーキットで限界を引き出せる方がお乗りになられたら違う印象にもなるとも思います。
タイヤのグリップの限界に近づけば、その時初めてクルマの素性が露わになるでしょうからね。
Posted at 2018/01/21 22:41:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2018年01月07日 イイね!

初洗車

初洗車といっても、洗車自体そんな大それた事でも無いのですが(^_^;)

本年も宜しくお願い致します。


自分の好きな珍しいクルマを洗車している方をお見かけし、お声をかけてみました。
そのクルマが冒頭の画像です。

詳しい方が見れば何の車種でどんなグレードかお解りになると思いますが、この写真ではフツーは解らないでしょうね。


洗車場で気になるクルマを見てしまうとついつい声を掛けがちでして。
どんなクルマだったかというと、例えばタイプ1、159、ブレラ、Fタイプ、DS3、348等などであったり…
それが縁で後に繋がる事もあったりで面白いものです(笑)





この角度から見れば解りますよね。メルセデスのW124タイプです。
"最善か無か" そう掲げていた当時のダイムラーの哲学に則った最後のミディアムクラスのメルセデスです。
この頃のEクラスは上位グレードで3㍑NA級の直6を積んでいますが、このクルマには500Eの名の通り5㍑V8のエンジンが収められ、現在に至る驚速セダンの先がけ的な存在になるのでしょうか?

BMWにはM5が有りますがセダンとしてはレーシー過ぎるような気もしますし、初代アリストだと瞬発力なら同等でしょうが持続力を含む諸々の完成度が追いつかないでしょう。

強心臓を得た500Eはクルマとしての完成度を高める為にポルシェ社の協力を仰いでいます。
シャシ関係のセッティングであったり、生産にあたりダイムラー社がホワイトボディをポルシェ社に送って独自の補強が為されて組立られているとか…
元々オーバークオリティに設計された素材をベースとし、更にシャシにポルシェチューンが施されるなんて聞いただけで心躍ります。



そんなこんなでオーナー様にイロイロとお話を伺います。

語られる性能云々はスペックや逸話が大好きな日本人の都市伝説の様なものですよ… と謙遜されますが、驚異的な総合性能を秘めたクルマには変わりないかと思いますよ(^_^;)

実際に下回りを覗くと至る所が補強されてるそうですし、アルミホイールも一見すると他グレードと同じ様に見えますがリム幅も違うし鍛造製に切替られているそうで。
ホイールの裏側を触ると肉抜きされてるのが解ります。

他にもW124自体がオーバークオリティに作られている具体的なお話も興味深かったです。

トレッド拡張と幅広タイヤを収める為に大きくされたフェンダーフレアと、安定性を高めるために控えめに落とされた車高と控え目なエアロ。
ホイールの件も含めて必要最低限なモディファイに留めているのが当時のメルセデスらしくて素敵です。

オーナー様が仰っていましたが、高級と豪華は違うものだと。自分も同意見です。
クオリティを求めると自然と調和のとれたものとなり、決して華美には成らないとも。
ダイムラー社の求める高級とは豪華ではなく品質でしょうから。

逆にささやかな外見の違いだからこそ、余計に凄みを感じさせてくれるのだと思います。そんなオーラを持ったクルマがバックミラーに映るとプレッシャーを感じちゃいますよね。

他にも色んなお話を聞けて時間を忘れてしまいました。
車歴や他にお持ちのクルマが凄かったり…
それだけ多様な名車を味わう胆力をお持ちの方なので、クルマの本質を見抜く事も容易いでしょうから今の愛車達から乗り換えれないのは容易に想像がつきます。


以前、ベンツを批判した事がありますが、好き…というか憧れを感じるメルセデスも多くあります。
500Eもそうですが、W124シリーズ、ガルウィングな300SL、先代C63 AMG等など。

最善か無か。メルセデスといえば理想や理性を追い求めた作品にも憧れますが、理性の仮面の内にある底知れぬ狂気を秘めたクルマにも惹かれてしまいます…


気さくなカーガイの方にお会いし、年明け早々に面白いお話を伺えて良い正月の想い出となりました。
Posted at 2018/01/07 23:11:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記
2017年12月04日 イイね!

VW アルテオン 試乗

VW アルテオン 試乗価格も大きさも車格も全てに渡り自分とは全く縁のないクルマですが、単純にカタチが好みでして。
久方ぶりに好きなカタチのセダンタイプなクルマの登場にワクワクします。

早速見に行きますがMyディーラーの展示車用に配車されたのは黒メタで、この色ではデザインの仕上り具合が判り難いです。
ディテールの解りやすい色を見てみたいのとデザイン意外にもイロイロ気になる事もあり、銀杏が綺麗な時期に試乗車のあるディーラーさんへお出かけしました。



その手のセダンとしては、現行モデルの中で一番好きです。
造形の意図する所が解る知的さを感じさせる造形美ですね。無駄なラインが少なく、どのアングルから見ても破綻なく流麗かつ適度にアグレッシブさを感じるボディスタイルなのがポイントでしょうか。

その点では余計な造形やラインが無く、エレガントさも漂うスタイリングに適度なスポーティさを加えた先代アウディA5が最も好きですが、現行A5はイマイチなんですよね。

アルテオンは、そんな先代A5をスポーティにVW風なアレンジをした感覚ですね。
具体的には先代A5をベースに現行パサートとシロッコとポロの要素を加えた感じかな? どれもが自分好みのデザインを持ったクルマ達です。
因みに、運転席からサイドミラーに映るボディサイドパネルの抑揚を観ると見惚れて思わずうっとりしてしまいます。

他社のこの手の作品は何というかもう… と残念です。



ヘッドライトの鋭い切れ込みとフロントホイールアーチとの釣合いのとり方も好きですね。
一昔前のBMWや現行パサートなんかも、この辺りの造形は似ていて好物です。

ただ、写真よりも実物を見る方が違和感はありませんが、エグいフロントマスクとボンネットのビジーなラインはもう少しシンプルなまとめ方にして欲しかったです。
そうすれば、流麗なプロポーションと計算された造形をより引き出されると思うのですが…

更に言うと、シンプルかつ繊細な造形美を感じるテールランプ&リアビューとも釣合いが採れるとも思うのですけど。

まあ、その辺りは世界的デザインの流行なんで仕方ないですけどね(^_^;)

あとAピラー付根部分に無理やり感を感じます。

フロントウィンドゥ下端とサイドウインドウ下端のラインを一直線に繋げれば済む事ですが、VWとアウディのデザインアイデンティティの違いに関わる事なのでVW車では出来ない処理なので仕方ない事ですね。
ソレを凄いプレス技術を用いてボンネットの造形で何とかしようとしているのは凄まじいことですが(笑)




室内空間は、フロントが広々しているのはアルテオンがアウディA7とA5の中間サイズで大柄なので当然ですが、リアもレッグスペースは車体の大きさを活かし広々ですし、スタイリングからは想像もつかない程に頭上空間も余裕あるのには驚きます。
こういう実用性はCC譲りの… というか、VW車の美点だと思います。
ついでにトランクも広大ですしね…

運転席に乗り込みます。パサートと同じ造形ですね(^_^;)
CCも先代パサートと同じ造形でしたので、そういう意味では伝統は受け継がれています。

車格を思うともう少しデコラティブなのを想像したりしますが、今回のアルテオンでは元となるパサートの内装がシンプルながらも高品質ですし、ブラック内装でクールなアルミパネルの雰囲気が同じくクールなスタイリングとマッチしているので、それ程には違和感は感じないです。
着座位置もフロアもインパネも低く抑えられていて、こんなトコロも外観同様なクールと合っています。クルマ全てに行き届く統一されたイメージから、品質感あるスポーティさを感じるのも不満を感じない理由の一つかと。

CCの時には内装の演出に物足りなさを覚えたのでアルテオンはどうかと心配?でしたが、個人的には杞憂で終わって良かったです。

それに、走り出すとこのスポーティな内装の意味に妙に納得したりもします。



試乗に出かけます。
走り出すと、そのフィーリングからはゴルフRを思い起こします。特にスポーツモードでは音の演出と共に顕著に感じます。
基本は同じエンジンですし、足回りの設定もゴルフRぽくタイヤの路面への追従性を追従したものかな?
ゴルフRよりホイールベースが長く200㎏重い分、乗り心地、加速感、 クルマの挙動がジェントルに感じられる様な…
ディーラーさんの周りは低速度な市街地で、そこをフツーに走るとそんな印象でした。

そんな事から予想以上にスポーツしてるな… という印象でしたが、その後Myディーラーで再び試乗する機会がありまして。
違う個体で走行距離の違いからか、ファーストインプレッションから多少異なる印象を持ちました。



先ず乗り心地ですが、最初の試乗車やゴルフRとは違い路面からの入力に対してタイヤの当たりが柔らかく、タイヤが路面に追従するあまり揺すられる…といったことの無いフラットライドな心地良い乗り心地の良さで驚きました。
それは高級車の様なソフトな足回りの設定な訳ではなく、走りを意識したクルマらしくタイヤが路面の凹凸に追従しているの上で、タイヤの上下動をボディに伝える事なくクルマが吸収しています。

意地悪して凸凹道をかなりのスピードで走ってみても、路面からのショックを巧くイナしながら吸収し、尚且つ路面からタイヤが離れないタイヤの追従性の良さに驚きました。
車格の違いを思い知らされます。

今回はダンパーを個別設定で最強にもしてみましたが、それでも上記の印象は変わらず靭やかな乗り心地を保ちます。

イメージ通りな上質感ある乗り心地と言えますね。

少しだけ旋回能力も見てみましたが、ゴルフR程にクルマの姿勢を抑え込んでクイックさや旋回性能を産み出す様なスポーツする足回りではなく、適度で穏やかなスピードでロールさせつつもある一定の所からは包み込む様な踏ん張りを効かせる靭やかで懐の深さを感じるスポーティ性に思えました。

またコーナー立上りでの駆動配分もゴルフR程にはリアの駆動力を積極的に使って旋回能力を上げる様な制御ではなく、それよりもやや前寄りな駆動配分で旋回時には安定方向に振ってる様にも思えます。
足回りのセッティングやディメンションやクルマの性格の違いを反映した、クルマの性格にマッチさせている駆動系の制御なのではないかと…
詳しいトコロは解りませんが(笑)

余談ですが、ゴルフRよりもクルマの動きが大きい為にターンイン時の、曲げる為の制御と安定させる為の制御が介入するのが解りやすいので、ソコは面白く感じました。
もっとも、ドライバーへは自然に感じるように制御が働くので違和感を覚えるという訳ではありません。

道幅の広いワインディングでは楽しめそうなハンドリングとボディの姿勢制御ですね。

動力性能は2300回転くらいからフルブーストな領域に入る感じですが、過渡領域でのエンジン出力の急激な変化は少なくパワーコントロールはしやすそうですね。
その辺りはクルマの性格に合わせてジェントルに仕上げているように思えます。
また、街中はそれ以下の回転で走る事になるので、かえってパワーコントロールの為に余計な右足の気遣いなくフツーに乗れるのは利点ではないかと思います。
フツーに走る分にはカッタルさを感じない程度に、低回転域でもパワーとレスポンスもあるので。

少し踏込めば即座にシフトダウンしてトルクフルなエンジン回転域に入れてくれるDSGのメリットもありますし、更に踏込めば刺激を味わえるだけのパワーバンドの回転領域へと素早く誘ってくれ、AWDの安定性と共に安全かつ充分な加速感を味わえるかと…

とはいえ、ゴルフRから200㎏重いのでスポーツカーの様な瞬発力までは求められませんが。

以上の事から、アルテオンが1番のお似合いなシチュエーションはロングドライブ&高速クルージングなのでしょうね。


魅力的なスタイリング、高い居住性、上質な乗り心地、安定感と素直な小気味良さを両立したハンドリング、扱い易くも刺激を感じる動力性能…
ブランドイメージさえ気にしなければ、お値段考えるとお得感の高いクルマに思えます。
また、ブランドや見栄なんて小さい事を気にせず乗って欲しいクルマでもあります。

ただし、車両感覚が掴みやすく幹線道路では大柄な車体も気になりませんが、路地や駐車場など日本では持て余す車体サイズが問題になるのでしょうけど…

スタイリングに一目惚れして買ってしまえるような、そんな身分になりたいものですネ。
万が一そんな事になれば、上品さを損なわない様にとりあえずは車高を20㎜くらい落としてカタログ写真の様な車高にしたいな…
Posted at 2017/12/04 22:56:04 | コメント(3) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記

プロフィール

基本的に走って楽しいクルマが好みです。 動力性能&シャシ性能は小気味良さを感じれば満足で、手に負えない速さよりも手懐けれる程よい速さを大切にしたいです。 ...
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