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2018年01月21日 イイね!

シビック TYPE R 試乗

シビック TYPE R 試乗写真は撮っていないのでカタログの写真でも(^_^;)


そこそこに近いディーラーさんにTYPE Rの試乗車が来ている様でしたので伺ってきました。
TYPE Rに試乗するのはDC5以来となります。
試乗如きでは実力の片鱗を見る事くらいしか出来ないのは解っていましたが、標準のハッチバックが好印象なのでTYPE Rに試乗する前のワクワク感がハンパなかったです。



試乗待ちの間にカタログに目を通し、営業の方の説明を受けつつ質問や雑談しながら予備知識を蓄えます。

結果的に試乗した印象は想像通りの出来の良さで、自分の妄想力も捨てたもんじゃないな。と思ってみたり(笑)


初対面の印象は、幅がデカい!です。
カタログ数値の車幅を実感する幅広さですね。日本の公道で駆け抜けるには無理めな車幅です。
長さはハッチバックを見ているのでソコは見慣れました。

TYPE Rのエアロやボディデザインは、実車を見ても苦手な印象には変わりません(^_^;) 空力を追求した結果仕方ない、と自らを納得させて見ればいいのかな…
内装の印象は、日も暮れて質感など良く解りません。その辺りの事は追求しないクルマでしょうから、視認性や操作性が良ければ目くじら立てる事も無い様な…



クルマに乗り込みます。
ドラポジは自分好みです。ペダル、ステアリング、シフトの位置、全てが手や足を差し伸べた所に自然に来るので咄嗟の操作時でも気を遣う事はありませんね。
メーターの視認性やサーキットを意識しなければシートのホールド性も良く、ドライビングに関する造り込みの良さに感激します。
乗り込んでも車幅の広さを意識しますが、ボンネットの一部が視界に入るので車両感覚を掴みやすくする配慮は感じられます。


試乗に出ます。

ホンダらしくシフトの感触やストロークなどの精度が心地良く、他社のFF MT車には乗りたくなくなる気持ちに陥ります。
シフトダウンで自動ブリッピングするのも、凄く良く出来きていて感心します。
クラッチミートする位置も解りやすく直ぐに慣れますし、ブーストが立上る前の低速トルクもフツーにあるので発進に気を遣う事なく街中を走れます。


エンジンの出来も素晴らしく言う事なしです。

とても扱いやすい特性で、アクセルを踏んだ分だけスロットルが開いてパワーを得られる感じでしょうか。
パーシャルにアクセルを踏んでる限りでは、パワー制御が行き届いていてブーストが立上がる回転域のピーキーさも無くパワーを持て余さない印象ですね。
アクセルを全開に踏んづけると2000~2500回転でブーストが立上り二次曲線的にパワーの上昇を感じますが、その後は一次関数的に一直線にパワーが伸びていくフィールです。
回転上昇時に荒々しさを感じる事は皆無で、スムースさすら感じられるジェントルな回転フィールと音質で個人的には好きです。
また、のんびり走るならブーストが立上がる前の2000回転シフトすれば、気遣いなく加速させる、ストレスフリーに穏やかに走れるのも良いですね。

ダウンサイジングターボ車に有りがちな高回転域でのパワーの頭打ち感も試乗程度では感じません。
その辺りは3速以上のギアでレッドまでスロットル全開にして初めて解る事でしょうね、なんせ1、2速ではあっという間に吹けきってしまうので。

そんなエンジン特性と相まってトラクションの抜けも少ない事から、刺激的な加速というよりは知らない間にとんでもないスピードが出ている感じです。

そのトラクションですが、ステアフィールと共にとても良さそうな感じです。
ほぼ+Rモードで走ったのでスロットル制御の介入は少なかったと思うのですが、ステアリングから伝わるトラクション抜けやトルクステアの兆候が無く、2速のピークパワー付近で少しタイヤが空転する程度で…
その際、進路は乱れないし直ぐにグリップ回復するやらで。
タイヤとシャシの良さを感じます。

良く出来たクルマですけど、これ以上のパワーは市販されるFFでは必要ないのでは?そんな気持ちにさせられますね(^_^;)


コーナリング等の旋回に関する能力は解りません(^_^;)
試乗でシャシバランスを確かめるのは無理めです。こんな程度の速度域では脚が動きませんもんね。
一つ言えるのは、コーナリング限界は相当なものだろうなと。

ステアフィールも良かったです。
メガーヌRSやシロッコRの様な感覚ですかね?鋭すぎず鈍すぎず、重めでしっかりとしたステアリング手応えがあり、路面とタイヤのコンタクトを全て伝えるのではなく快適性を損なわない程度に駆けるのに必要なインフォメーションのみ伝える、しっとりした大人な感触といった所でしょうか。

個人的にはTYPE Rのキャラ的にもっとダイレクトなステアリングの手応えであって欲しいですが。

唯一、極少舵角をあてる時だけ操舵が曖昧ですが、電動パワステ車は得てしてそんなモノなのだと思うので仕方ないかと。

乗り心地は良いです。
とはいえ、基本的に足回りは固いので無駄に跳ねたり揺すられたりバタつかないというニュアンスです。
お陰様で殆ど+Rモードで走ってしまいました。路面の凹凸を超えるときも不快感がありませんからね。
タイヤの路面への追従性が良く、フロントは勿論リアの突上げも皆無です。
固められた足回りに20インチのロープロファイルなタイヤの組合せには思えない落ち着いた振舞いで、想像よりもタイヤへの当たりが柔らかく上質感すら感じる完成度の高さに驚きです。きっと荒れた路面でも安心して踏める事でしょう…
コンフォート性を考えると、酷い路面のところだけスポーツモードにすれば事足りそうな気がします。


乗り終えて、そんな躾をされた高性能を羨ましく思いました。

とんでもない性能を秘めているけど、その性能をあくまでも人の感性に沿うようにセットアップし、変に楽しい気分で走らせるような過剰演出な走りの味付けを感じる箇所は無いです。

逆にそんな所にこのクルマの凄みを感じます。

それは、このクルマが求めているモノが高速度域の操縦性であり、ソコソコの速度域で楽しませるようなレベルの走りでは無いであろう事を物語っている様に感じますから。だからこその操作に対して忠実なセッティングにしている証拠なのでしょう。

とはいえ、フツーに走らせて刺激が無いことに不満に覚えることも無く、むしろその資質の高さを感じられるフィーリングが愉しい気持ちにさせてくれます。

そんな目的で産まれたクルマですから、サーキットで限界を引き出せる方がお乗りになられたら違う印象にもなるとも思います。
タイヤのグリップの限界に近づけば、その時初めてクルマの素性が露わになるでしょうからね。
Posted at 2018/01/21 22:41:02 | コメント(0) | トラックバック(0) | 試乗 | 日記
2018年01月07日 イイね!

初洗車

初洗車といっても、洗車自体そんな大それた事でも無いのですが(^_^;)

本年も宜しくお願い致します。


自分の好きな珍しいクルマを洗車している方をお見かけし、お声をかけてみました。
そのクルマが冒頭の画像です。

詳しい方が見れば何の車種でどんなグレードかお解りになると思いますが、この写真ではフツーは解らないでしょうね。


洗車場で気になるクルマを見てしまうとついつい声を掛けがちでして。
どんなクルマだったかというと、例えばタイプ1、159、ブレラ、Fタイプ、DS3、348等などであったり…
それが縁で後に繋がる事もあったりで面白いものです(笑)





この角度から見れば解りますよね。メルセデスのW124タイプです。
"最善か無か" そう掲げていた当時のダイムラーの哲学に則った最後のミディアムクラスのメルセデスです。
この頃のEクラスは上位グレードで3㍑NA級の直6を積んでいますが、このクルマには500Eの名の通り5㍑V8のエンジンが収められ、現在に至る驚速セダンの先がけ的な存在になるのでしょうか?

BMWにはM5が有りますがセダンとしてはレーシー過ぎるような気もしますし、初代アリストだと瞬発力なら同等でしょうが持続力を含む諸々の完成度が追いつかないでしょう。

強心臓を得た500Eはクルマとしての完成度を高める為にポルシェ社の協力を仰いでいます。
シャシ関係のセッティングであったり、生産にあたりダイムラー社がホワイトボディをポルシェ社に送って独自の補強が為されて組立られているとか…
元々オーバークオリティに設計された素材をベースとし、更にシャシにポルシェチューンが施されるなんて聞いただけで心躍ります。



そんなこんなでオーナー様にイロイロとお話を伺います。

語られる性能云々はスペックや逸話が大好きな日本人の都市伝説の様なものですよ… と謙遜されますが、驚異的な総合性能を秘めたクルマには変わりないかと思いますよ(^_^;)

実際に下回りを覗くと至る所が補強されてるそうですし、アルミホイールも一見すると他グレードと同じ様に見えますがリム幅も違うし鍛造製に切替られているそうで。
ホイールの裏側を触ると肉抜きされてるのが解ります。

他にもW124自体がオーバークオリティに作られている具体的なお話も興味深かったです。

トレッド拡張と幅広タイヤを収める為に大きくされたフェンダーフレアと、安定性を高めるために控えめに落とされた車高と控え目なエアロ。
ホイールの件も含めて必要最低限なモディファイに留めているのが当時のメルセデスらしくて素敵です。

オーナー様が仰っていましたが、高級と豪華は違うものだと。自分も同意見です。
クオリティを求めると自然と調和のとれたものとなり、決して華美には成らないとも。
ダイムラー社の求める高級とは豪華ではなく品質でしょうから。

逆にささやかな外見の違いだからこそ、余計に凄みを感じさせてくれるのだと思います。そんなオーラを持ったクルマがバックミラーに映るとプレッシャーを感じちゃいますよね。

他にも色んなお話を聞けて時間を忘れてしまいました。
車歴や他にお持ちのクルマが凄かったり…
それだけ多様な名車を味わう胆力をお持ちの方なので、クルマの本質を見抜く事も容易いでしょうから今の愛車達から乗り換えれないのは容易に想像がつきます。


以前、ベンツを批判した事がありますが、好き…というか憧れを感じるメルセデスも多くあります。
500Eもそうですが、W124シリーズ、ガルウィングな300SL、先代C63 AMG等など。

最善か無か。メルセデスといえば理想や理性を追い求めた作品にも憧れますが、理性の仮面の内にある底知れぬ狂気を秘めたクルマにも惹かれてしまいます…


気さくなカーガイの方にお会いし、年明け早々に面白いお話を伺えて良い正月の想い出となりました。
Posted at 2018/01/07 23:11:42 | コメント(4) | トラックバック(0) | 日記

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基本的に走って楽しいクルマが好みです。 動力性能&シャシ性能は小気味良さを感じれば満足で、手に負えない速さよりも手懐けれる程よい速さを大切にしたいです。 ...
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