2013年03月28日
ATFを、購入しました。
そろそろ整備手帳の記事を追加したいと思いつつ、春先の仕事の忙しさゆえに、なかなか車の相手が出来ないでいる、ぷりんす34です。
AT車乗りにとって必須のメンテナンスである、ATFの交換。つい10年くらい前までは、ディーラーでさえ「廃車になるまで交換なんかしません」と言い放つ始末でしたが、いまや自動車用品を扱うショップでも作業をするようになってまいりました。 自分でオイル交換すらしていなかったころはお店任せでしたが、いまではすっかりお馴染みの整備メニューとなってしまいました。エンジンオイルと同様に、古いフルードを抜き取り、抜けた分だけ新しいフルードを入れるだけです。
最近のAT車は6速が主流で、車種によっては8速なんてものもあるようです。幸いなことに、我が家の車は3速もしくは4速。デキシロン規格のD-Ⅱに対応したATFであれば、それでOKなんであります。ところが、従来の鉱物油タイプのATFでD-Ⅱであることを正式に発表している製品は、非常に高い価格で流通しております。
それに対して、大排気量車に使われることの多いD-ⅢタイプのATFでは、粘度が硬い傾向にあり、車のレスポンスが悪化しがちになります。軽自動車や、リッターカーあたりには不向きなフルードと言えるでしょう。
そこで私の場合は、コスモ石油のコスモLIO ATF(白地に紫色で印刷されたペール缶)か、エネオスのエコ AT FLUIDを使うことにしております。コスモLIOのATFは、どちらかと言うと軟らかいなかにも、適度な硬さがあるという印象です。トヨタの3速ATとはすこぶる相性に優れるようで、エネオスのATFよりも適切なタイミングで変速してくれました。
そして、再度の購入をしたエネオス製のATF。現在はファインATFと言う名称に変更されてますが、中身は同じ半合成タイプのフルードです。鉱物油タイプに比べて色味が赤色よりは紫色がかっていて、粘度が軟らかい感じがします。本来はD-Ⅱを使うように指定されているグロリアの4速ATですが、躊躇いなく使用しております。
4速となると3速より遥かに早いタイミングで変速するので、出来るだけスムーズに作動しやすい性質のフルードが求められます。比較的各シフトレンジごとの受け持つ速度範囲が広い3速では却ってギクシャクしがちでしたが、グロリアに使用した限りでは問題なく使えております。エネオス製を使うことで、ますます静粛性が向上したように思います。
新車で登録されてから12年が経っている車体とは思えないくらいに、対振動性能が保たれている我が家のグロリア。実際、交差点で信号待ちしていても、Dレンジに入れたままで停止している状態でも、Nレンジに切り替えているかのような静かさです。フロアパネルを震わすような振動もなく、アイドリング中でもストレスを感じません。
そんな好印象なATFである、エネオスのエコ AT FLUID。そのペール缶を、4000円に満たない金額で購入出来て、大変満足しております。ファインブランドだとまだまだ高止まりですが、旧名称の商品を安く買って維持費を低く抑える。
そうした低価格の油脂類を、タイミングよく購入する。それもまた、車とお財布に優しいDIY整備であると考えております。
※追記:次回あたりには、RBエンジンに関する記事を取り上げる予定です。
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Posted at
2013/03/28 01:21:25
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