目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
ショップ作業 |
難易度 |
初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
サービスマニュアルによれば、コマンダーのR-134aガス充填量は、デュアルエアコンの場合は963g。
一昨年、ラジエター交換作業に伴うコンデンサー切り離し後、整備工場で真空引き+ガス充填を行ったものの、低圧コアからガス漏れ。
その後、コア交換を行い、ガス漏れは解決し、マニーホールドゲージで追加充填を実施。
その際、吹き出し温度とガス圧を見ながら「程よく充填」をしたものの、スッキリしない。
現時点でも涼しい風は出て来るものの、夏本番を前に基準値を確認しようと思い、一度真空引きをしてから、基準量を充填する事にしました。
2
ネット検索を色々した結果、ネット予約が可能な大手カー用品店で「ガスクリーニング作業」を午後に予約。
作業前後の比較が出来るように、現在の状態をマニーホールドゲージと温度計で記録しておくことにして、午前作業。
前日走行から12時間以上経過したE/G始動前の圧力状況。
外気温は30℃程度で、ショップ作業後に充填率70%だった事が判明したので、今後の管理目安にしようかと。
3
こちらも充填率70%での数値。
車両停止・アイドリング状態での吹き出し温度と圧力。
外気温度は30℃。
4
回転数を2,000rpmに上げると、吹き出し温度は19.0度に低下。
5
サービスマニュアル温度・圧力対比表。
外気温32℃のデータと比較すると、吹き出し温度高め、低圧高め、高圧基準値内という感じ。
6
店舗に移動し作業を依頼。
受付→作業→説明→支払いまでの所要時間は90分程度。
ピットはオイル交換などの車両が、次から次へと入れ替わってました。
7
画像はコマンダーのコンプレッサーオイル基準値。
作業結果
基準ガス量 963g
回収ガス量 674g(70%)
注入ガス量 943g
PAC+ 20g
作業前圧力 H=1.6MPa、L=0.26MPa
作業後圧力 H=1.8MPa、L=0.28MPa
※ピット内は日陰で風通し良好な状態
排出オイル 0cc(伝票数値※)
投入オイル 22cc(添加剤)
※ガス回収の際、オイルを完璧に分離なんて無理じゃないの?まぁ、良いけど。作業後にトラブル起きたときの逃げではないかと思ってしまう。
8
作業終了後、自宅に戻る帰路でのデータ。
当然ながら走行風が当たれば温度は下がります。
帰宅後、高圧・低圧のポートを発泡液で検漏。
9
ついでに点滅し始めた運転席側後部室内灯の中華LEDを、別パーツに交換。
4灯交換して、点滅3灯目。
中華粗悪品に当たりました。
10
金曜夜に家の外で物凄い破裂音。
当初、何が起きたか分からなかったものの、過去の経験から何となく想像していたら、見事正解。
ATBのタイヤが劣化しチューブが破裂。
ストックしているタイヤ・チューブに交換して復活。
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さて、お支払い金額。
ACガスクリーニング作業 7,500円
ワコーズパワーエアコン+ 5,140円
添加剤充填工賃 2,200円
合計 14,840円
さて。
ミニはどうする?
12
追記
リセット作業の2日目、7:30時点の圧力。
天気は曇天で外気温は日陰で30.2℃。
高圧 0.625MPa
低圧 0.62MPa
一枚目の70%充填よりも圧力低いが、一枚目の測定は「晴天の正午過ぎ」だったため、車体全体が温まっていた影響かと思われる。
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マニホールドゲージを取り外した後、発泡液で検漏。
低圧側は問題無し。
高圧側から漏れている。
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高圧側はバルブコアでは無いため、漏れが止まらなければドライヤー丸ごと交換になるので少々焦る。
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丁度良いサイズのポンチでプラグ部分を軽く押してガスを一瞬噴かせて離すを繰り返すと、2回目で漏れは止まった。
発泡液で検漏して作業終了。
発泡液は泡タイプのハンドソープが便利。
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