5月4日の「高級車マニア 全国オフ会 in福井」に参加の為、上信越道を深夜走行中にメーターパネルを見た私はビックリ!
水温計が下に張り付き状態。ヒーターから冷風が噴き出す始末。
「オーバー・クール」が起きていました。
以前のVGリムジンでも同じ症状が起きていたので原因はすぐに特定できました。
「サーモスタット」の故障です。
先日、TOYOTAで部品、サーモスタット(2,376円)とガスケット(335円)を購入し本日、交換作業を行いました。
まずは、エンジンカバーを4か所の袋ナットを外せば、カバーが取れます。
カバーを取り外すとエンジンがむき出しに。
次は、エアーインテークの左と右のボルトと手前の袋ナット2個を外せばこの状態に。
次に外すのは、エアクリーナーからインジェクションまでのエアフロメーターとパイプです。
外すのは、右バンクのみで大丈夫です。
そして顔を出したサーモスタットの入ったハウジング(右手前から出てきている黒い太いホースがつながっている部分)です。
エンジン下回りのカバーを外し(全部外す必要は有りません)ラジエター横に出ているドレンホースとその付け根に蝶ねじ状のドレンコックが有ります。
綺麗に洗ったバケツでドレンホースから出てきたクーラントを受け、後ほど再利用です。
ある程度(2リットルちょっと)クーラントを抜いたら、注入用の穴(17のボルト穴)のボルトを緩めておきます。このボルトは、かなり固くなっております。
この穴からクーラントを注入します。
いよいよサーモスタットが収まっている部分の分解です。
ライザーブタンクから来ているこのホースのクランプが邪魔でスパナ(メガネタイプ)がかけられないので、クランプのみずらします。
ハウジングのナット3個を外せばあくはずですがかなり固く貼りついていますので、プラスティックハンマーで振動を与えて緩めます。
開くとこのような状態で中にサーモスタットが見えます。
サーモ本体は、手で引っ張っただけでは抜けませんので、クーラント注入口よりマイナスドライバーを入れて中からも押してあげます。
左が壊れたサーモで内側のゴムパッキンが切れて挟まっています。右が新品のサーモです。
新品のサーモのリングの外側にガスケットを装着して、ハウジングの中へ。
ハウジングに入れる際は、サーモのリングのところに「ジグル弁」と言う小さな部品がぶら下がっています。これが上に来るようにサーモを装着します。
ハウジングのナット3個を締め付けたらハウジング上部の17ミリのボルト穴からクーラントを入れます。抜いた分全ては入りきりません。クーラントが目いっぱい入ったらボルトを締め付け、外していたエアフロメータやエアー吸入口等組み付けます。
余ったクーラントは、リザーバータンクから注入します。
エア抜き方法は、リザーバータンクに書いてありますのでそれに従って作業をして下さい。
これで作業は終了です。ここまでで作業時間は、約1時間位です。
もしもの時は、皆様これを参考にしてみてください。
作業するにあたりPCで修理書を見ながら行いました。
そして、エンジンカバーを外したついでに遊んでしまいました。エンジンは掛かっている状態です。
Posted at 2014/05/23 14:30:38 | |
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