藤沢公男の提唱する進歩的メンテナンス術
~自動車研究生活43年間の集大成を語る~
ちょっとオイル関連で検索してみたらた、またま上記のHPがヒットしました。
とても内容濃いので時間みつけてじっくり読んでみたいと思います。
以下流し読みで目に止まった部分。
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第九章 高性能サプリメントが生み出す世界
9-3:想像を超えた世界は真実性に欠けて見えてしまう
オイル潤滑性能を上げてゆくと下記に示すような現象が次々と確認出来る。
A:レシプロエンジンが電気自動車のようなフィーリングに感じる。
B:走行距離が20万km程度までなら燃費、馬力などは年々、性能向上が認められる。
C:エンジンブレーキが効きにくくなるのが実感できる。
D:油温上昇が抑制されるのがメーターで確認できる。
E:現実的には速くなっているのに、体感スピードは落ちてしまう。
F:アクセルコントロールがリニアになる。
G:ターボ車のブースト圧が上昇する。
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昔ミリテックという添加剤を使ったときは
A,C,E,Fについて体感しました。
Dはメーターなし、Gはターボじゃなかったので不明
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第十章 今何が解明されてきているのか?
10-3:常識が覆される世界は理論だけでは生まれない
A:エンジンから振動が出るのはバランスではなく燃焼の悪化(ふぞろい)が原因。
補足説明:エンジンの各気筒で行われる爆発(燃焼)は毎回ベストな状態ではなく、ばらつきが発生している。各種悪化条件により燃焼のばらつき度が大きくなり結果的に振動も大きくなってくる。失火が酷くなると、直列6気筒搭載車(シルキー6)でさえ水平対向搭載車の如く、独特の音を発する。燃焼を改善することにより振動は激減する。
L:オイル粘度0Wは日本では必要がない。
補足説明:10W表記のオイルはマイナス約23℃までカバーする冷間始動性を示す。日本では北海道・釧路地方がこれに当てはまる。そこから見えてくることは5Wになればマイナス33℃をカバーするので0Wを必要とする地域は存在しない。10Wから5W、5Wから0Wと冬季始動性を高めるほどオイル寿命がスポイルされる傾向を示さなければ良いのだが始動性は一瞬で終わるのに比べ持続性は長期間なので、どちらが重要かは言うまでもないだろう。
M:0W-20は低燃費オイルではない。
補足説明:確かに実験室では省燃費の結果が出る。しかし、ハードユースに対しての耐久力は低く、結果としてダメージ蓄積進行や油温上昇などにより摩擦が増大。最終的には燃費悪化を引き起こす恐れがある。オイル交換直後の初期性能ばかりに目を向けがちであるが使用を続けてゆく中での継続性能に目を向けて省燃費が継続されているかを今後も検証する必要性を感じる。
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Aについては、
ちょっと古い車などでアーシング強化するとエンジン静かになったりしますよね。
古くなって滞留しがちな電気の流れがアーシングによってスムースになって燃焼改善、結果静穏化なんて作用があるのかもしれませんね。
L、Mについては
NOTEは燃費を最優先にして標準で0W-20を使っているのかもしれないですね。
後々を考えると5W~、10W~などのオイルを選んだ方が良いのかもしれないですね。
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Posted at
2006/04/21 12:29:07