宇多田「救われようとしなかった」
http://news.livedoor.com/article/detail/3075267/
livedoorNEWS 音楽ニュース 記事より
Flavor Of Life が妙にひっかかって、以前に書いた記事であれこれ勝手に意味探っていました。
▲Flavor Of Life 宇多田ヒカル Hikki旅立ち[2007/03/07]
https://minkara.carview.co.jp/userid/176813/blog/4223097/
▲Flavor Of Life ダイヤモンドとおにぎり(宇多田ヒカル紀里谷和明離婚) [2007/03/03]
https://minkara.carview.co.jp/userid/176813/blog/4189085/
▲Flavor Of Life でネットあたってみました。 [2007/02/25]
https://minkara.carview.co.jp/userid/176813/blog/4128923/
▲宇多田ヒカル Flavor Of Life 勝手に英語意訳 [2007/02/25]
https://minkara.carview.co.jp/userid/176813/blog/4125619/
この歌、恋心、憧れ、ときめき、葛藤、不安、切なさなど誰しも何かしら通るであろう様々なシーンを見事に表現していますよね。
そして今回のニュース記事のことば。
「救われようとしなかった」
「まあいろいろあるけど（中略）『私はこれでいいんだ』って思っちゃったのが原因かもしれないです」
「紀里谷くんが今まで一番私を知ろうとした人なんですよ。凄く考えてくれた人で」
「（彼は）孤独みたいな私の像を救おうとしてくれた。でも結局、私は救われようとしなかったのかな…。私は自己解決しちゃった部分が大きいんですよ」
「凄い距離が遠くて絶対に触れ合えない、みたいな人。（母と）直接関わったって気分はまったくしないんですよ」
「この１年くらいで仲良くなれた」
このあたりのコトバを拾うと、そのまま Flavor Of Life の歌詞に当てはめられちゃうような気がしました。
##############
Flavor Of Life
私の事をとにかくわかってくれようとする。
そんな君。
そんな君に、だんだんひかれていく自分が居る。
そんな君から・・・
「ありがとう」と 君に言われると なんだか切ない
「さようなら」の 後の溶けぬ魔法 淡くほろ苦い
The Flavor Of Life The Flavor Of Life
まだ、結婚する前、
友達でも 恋人でも ない中間地点で
もしかしたら、一緒に過ごすのだろうか・・・そんな・・・
収穫の日を夢みてる 青いフルーツ
でも、だからって自分を思いっきりぶつけていくことができない。
だって君が求めている自分が本当の私から微妙にずれてしまっていたから・・・。
あと一歩が踏み出せないせいで
じれったいのなんのってBaby
「ありがとう」と 君に言われると なんだか切ない
「さようなら」の 後の溶けぬ魔法 淡くほろ苦い
The Flavor Of Life The Flavor Of Life
そんな時に、横から
甘いだけの 誘い文句 味気のない毒
そんなものには興味を そそられない
やっぱり真摯に判ってくれようとする君には、とても感謝している。
でも、だからと言ってそれでは満たしてくれない何かが残っている。
やっぱりどうにもならない、空回りもあるんだね。
思い通りにいかない時だって
人生捨てたもんじゃないって
そんな君から・・・
「どうしたの？」と 急に聞かれると ｢ううん。何でもない｣
やっぱり、何かふりをしてしまう。
さようならの 後に消える笑顔 私らしくない
お互いの仕事、しばしの別れ、こんな時にまた会える、
またね～と思えなくなってしまう。
まだなんとかなるのかな。
なんとかしたいな。
なんとか出来るよ。
そんな風に
信じたいと 願えば願うほど なんだか切ない
「愛してるよ」 よりも「大好き」のほうが 君らしいんじゃない
「愛してるよ」 よりも「大好き」といってもらえた方がどれだけ救われることか・・・。
そして私は、出来れば君の事、「愛してる」よりも「大好き」と言って居たい。
The Flavor Of Life
そして、いやきっと、距離を置いて見ることで、もう少し違った感じ方、捉え方出来るのじゃないだろうか。
多分、そうやって距離や時間を置くこと、そうすることで、今の経験がとても貴重なものになるのだと思う。
忘れかけていた人の香りを 突然思い出す頃
きっと、締め付けられる胸の苦しさ、それよりもやっぱり良かった事が、より思い起こされる。
ならば、貴重な出会い、貴重な時間をともに過ごせたことこそを・・・
降り積もる雪の白さを思うと 素直に喜びたいよ
ふと思ってみると、君は私の事、世界に一つだけの貴重な
ダイヤモンド
として判ろうとしていたのではないだろうか。
でも、そんなふうにされると逆に困ってしまう。
私は、磨きぬかれて、やがて誰にも手が届かなくなるダイヤモンドよりも、
手作りの、暖かなおにぎりがいいな。
食べてみるまで何が出てくるのか判らない、
どこにでもあるけど、でも世界に一つしかない、
そんなのがやっぱりいい。
よりもやわらかくて あたたかな未来
そういう自分と、同じラインで一緒に過ごせたら最高なのだけれど。
そんな感じのライフスタイル
手にしたいよ 限りある時間を 君と過ごしたい
「ありがとう」と 君に言われると なんだか切ない
「さようなら」の 後の溶けぬ魔法 淡くほろ苦い
The Flavor Of Life The Flavor Of Life
***************
また、勝手に解釈してしまいました・・・。
ダイヤモンドよりもやわらかくて あたたかな未来
手にしたいよ 限りある時間を 君と過ごしたい
ここがとても気になっていました。
もしも、満たされている、とか満足の状態にあったなら、
あたたかな未来手にしたいよ 限りある時間を 君と過ごしたい
例え番組のためとは言え、この言葉ではなく、もう少し違った表現になっていたのではないか？
そして、”ぼくはくま”で、どこにも居ないオリジナルである事を改めて自覚してしまった。
ならば、あえて被り物で行こう。
それも私だ。
そんな自覚と決意の芽生えがあったのかも・・・と思えてしまいます。
この曲を作った時は、まだそこまではっきりとは自覚していなくて漠然としていた。
だから、無意識に自身を励ます意味合いが強いアップテンポの曲に仕上がった。
しかし、バラードバージョンを歌い上げる事で、改めて自身への癒しの歌となった。
癒しと励まし、その両者が揃ったことで、”でも、これもいいんだ”そんな
再始動の気持ちになれたんじゃないか・・・
そんな事を想像してしまいました。
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Posted at 2007/03/16 01:09:56 | |
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