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2019年09月28日

試乗記特別編 マツダ MAZDA3 セダン 20S L Package & トヨタ カローラ HYBRID W×B 比較試乗

試乗記特別編 マツダ MAZDA3 セダン 20S L Package & トヨタ カローラ HYBRID W×B 比較試乗 本日は今年5月24日にデビューしたマツダ MAZDA3セダンと、9月17にデビューしたトヨタ カローラ(セダン)に試乗しましたので、比較試乗記を書きたいと思います。試乗したグレードはMAZDA3は2,000CCガソリンエンジンを搭載する最上級グレードの20S L Package(2,698,055円/6AT/FF)、カローラは1,800CCハイブリッドを搭載する最上級グレードのHYBRID W×B(2,750,000円/電気式無段変速/FF)になります。
参考で私が欲しい装備を装着して見積を作った場合はMAZDA3が309万円(20S PROACTIVE Touring Selection)でカローラが311万円(ガソリンW×B)となるので、ほぼ同価格のセダンによる試乗比較として読んでいただければと思いますし、判定についてはまったくの個人的な主観ですので、そのあたりはご了承いただければ幸いです。

【エクステリア】

MAZDA3 フロント ボディカラーはソニックシルバーメタリック


MAZDA3 フロントサイド


カローラ フロント ボディカラーはスパークリングブラックパールクリスタルシャイン


カローラ フロントサイド

判定:伸びやかでスタイリッシュなMAZDA3の勝ち
寸法については、MAZDA3が全長4,660㎜×全幅1,795㎜×全高1,440㎜でカローラが全長4,495㎜×全幅1,745㎜×全高1,435㎜です。
MAZDA3はMAZDA6がより上級にシフトしたため、サイズの制約が無くなりアクセラセダンよりも伸びやかでスタイリッシュなデザインになりました。
カローラは日本国内専用のサイズで、全長4,500㎜×全幅1,745㎜という制約の中でのデザインとなるため、見た目が少し「窮屈」に感じてしまいます。
よって、この項目ではボディサイズの違いはありますが、伸びやかでスタイリッシュなMAZDA3の勝ちとしたいと思います。

【インテリア】

MAZDA3のダッシュボード


カローラのダッシュボード

判定:より上級クラスのクオリティを持つMAZDA3の勝ち
MAZDA3のインテリアのクオリティはトヨタで言えばカムリに匹敵するほどのクオリティを備えていて、マツダコネクトのディスプレイも高精細で見やすく、各種スイッチ類のタッチも高級感を感じます。あと、エンジン透過音も良く抑えられていて静粛性も高いですね。
カローラのインテリアは国内メーカーのライバル車である、スバル インプレッサやホンダ シビックと同等のクオリティであり、MAZDA3には敵わないものの、十分なクオリティは備わっています。ただ、エンジンが掛かり始めた時の透過音はMAZDA3よりも大きく感じますね。
上記により総合的に判断し、MAZDA3の勝ちとしたいと思います。というかMAZDA3のクオリティがライバル車と比べて完全に頭一つ抜けています。

【シート】

MAZDA3のフロントシート 表皮:本革


MAZDA3のリヤシート


カローラのフロントシート 表皮:合成皮革+レザテック


カローラのリヤシート

判定:シートを含めた「運転しやすさ」を考慮すると、僅差でMAZDA3の勝ち
試乗車のシートはMAZDA3が本革、カローラが合成比較+レザレットという違いはありますが、ともにこの価格帯では十分以上のクオリティが確保されていると感じます。
掛け心地は表皮上部がうまくたわみ、体を上手く包み込んでくれるカローラのシートのほうが掛け心地がいいです。MAZDA3のシートも掛け心地は優れていますが、カローラと比較すると腰やお尻を支える部分のクッションが少し平板気味感じました。
カローラは寸法の制約がありながら、デザイン重視の姿勢をとっていて、MAZDA3と比較すると頭上や側頭部の空間が狭いように感じました。MAZDA3はデザイン優先ではあるものの、運転者第一のパッケージングとなるため居心地の良さがあります。
後席についてはやっぱり寸法に余裕のあるMAZDA3のほうが広いです。カローラは「体育座り」にならない程度になんとか普通に座れる空間しかありません。
以上のことを総合的に判断し、MAZDA3の勝ちとしたいと思います。

【エンジン・トランスミッション】

MAZDA3は6速ATのみの設定


カローラはHYBRIDモデルは電気式無段変速、ガソリンモデルはCVTで一部グレードに6速MTを設定

判定:フィーリングが気持ちいいMAZDA3の勝ち
試乗車はMAZDA3が2,000CC直噴エンジン(156PS/20.3kgf.m)と6速ATの組み合わせでカローラが1,800CCハイブリッド(総合出力122PS)と電気式無段変速の組み合わせになります。
共に加速力には不満はありません。はっきり言ってMAZDA3のほうが軽快で気持ちがいいです。カローラのハイブリッドシステムは十分な加速力があり、普通のアクセルワークを心掛ければ街中でも20㎞/ℓを上回る燃費性能が大変魅力的なのですが、アクセルの踏み加減と速度上昇が頭の中でリンクせず、どこか「ウニョ~ン」としたフィーリングがあるんですよね。
はっきり言って完全な個人的主観なのですが、気持ち良さでMAZDA3の勝ちとしたいと思います。

【サスペンション・乗り心地】

マツダ3に装着されていたタイヤは215/45R18 ブリヂストン トゥランザT005


カローラに装着されていたタイヤは215/45R17 ブリヂストン トゥランザT002

判定:軽快なハンドリングが気持ちいいカローラの勝ち
MAZDA3のサスペンション構成はフロント・ストラット/リヤ・トーションビームで、カローラのサスペンション構成はフロント・ストラット/リヤ・ダブルウィッシュボーン(つまり独立懸架)になります。
MAZDA3とカローラの体で感じる乗り心地は全く同じ硬さであるように感じました。この両車の違いはリヤタイヤの踏ん張りとステアリングフィールに大きな違いがあります。
545㎞を走行し、ショックアブゾーバーも馴染んできたMAZDA3は最初に試乗した時の違和感がだいぶ解消されましたが、やっぱりリヤ独立懸架式を採用するカローラにはリヤタイヤの踏ん張りは敵わないかなという印象です。
また、Gベクタリングコントロール プラスの採用によりスローになったステアリングギアレシオは、ステアリング操作に対する初期応答性も少し穏やかな設定となっているため、エンジンほどは軽快に走ってくれない印象になりますね。
カローラはTNGA化されたシャシーと後輪独立懸架により、リヤタイヤの踏ん張りがしっかりと効くようになり、安心してカーブを曲がっていけるようになったかと。またMAZDA3よりもクイックなステアリングギアレシオは、ステアリング操作に対してクルマがスッスッと小気味良く反応し、本当ちょっとしたスポーツセダンを運転しているような感覚になります。
判定は、運転の気持ち良さでカローラの勝ちとしたいと思います。

【総括】

MAZDA3


カローラ

同じ価格のクルマとして考えると、どちらがいいかというのは悩ましい選択になるのですが、自分で運転することを考えるとカローラかなと思っています。MAZDA3の充実装備やクオリティは大変魅力なのですが、写真撮影のお供としては、程よいサイズのボディ、山道も楽しめるハンドリングは大いに魅力を感じます。
カローラは早くディスプレイオーディオがCD/DVDに対応してほしいと思っています。できればレス仕様が欲しいかなぁ。

このブログの撮影機材
カメラ Panasonic LUMIX G99
レンズ OLYMPUS M ZUIKO DIGITAL ED 12-100㎜ F4 IS PRO
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2019/10/03 19:03:46

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