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2020年01月13日

マツダ MAZDA3 ファストバック X Burgundy Selection 試乗記

マツダ MAZDA3 ファストバック X Burgundy Selection 試乗記 本日は昨年12月5日に発売が開始された、MAZDA3の新世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」搭載車に試乗しました。試乗グレードはファストバックの最上級グレード、X Burgundy Selection(3,451,963円/6AT/FF)になります。




エクステリア フロント ボディカラーはスノーフレイクホワイトパールマイカ


エクステリア サイド


エクステリア リヤ


インテリア ダッシュボード


フロントシート

【エクステリア】【インテリア】【シート】の項目については過去の試乗記で記載しておりますので割愛します。過去の試乗記をご覧いただければと思います。

【エンジン・トランスミッション】

トランスミッションは6速AT/6速MTが選択可能

2,000CC直列4気筒DOHC直噴+スーパーチャージャー+マイルドハイブリッドの新世代ガソリンエンジン(SKYACTIV-X・180PS/22.8kgf.m)と6速ATの組み合わせになります。
第一印象としては、ディーゼルエンジンの燃焼の考え方を取り入れた新型エンジン+スーパーチャージャー+マイルドハイブリッドといった複雑なメカニズムをよくもまぁここまで違和感なく「走らせる」ことができたもんだなぁ、と感じました。
このエンジンの加速感は40㎞/hくらいまでの低速域はSKYACTIV-G 2,000CCエンジンとあまり変わることなく、40㎞/hを超えたあたりの加速感はSKYACTIV-G 2,000CCガソリンエンジンを上回る、爽快で気持ちの良い加速感が得られました。
ただ、個人的にはですが、過去のマツダ歴を振り返ってみて、今回のSKYACTIV-XとSKYACTIV-Gの差はMZR-DISIとSKYACTIV-Gほどの差を感じなかったというのが本音です。SKYACTIV-G 2,000CCエンジン搭載車との価格差は約70万円になりますが、やっぱり高いかなぁ。これが30万円ほどの差であれば良かったのになぁと感じた次第です。

【サスペンション・乗り心地】

装着されていたタイヤは215/45R18 トーヨープロクセスR51A

フロント・ストラット式/リヤ・トーションビーム式で構成されるサスペンションはおそらくですがスプリングディーゼルエンジン車と共通でショックアブゾーバーがSKYACTIV-X専用品になっているかと。そのショックアブソーバーの減衰力がディーゼルエンジン搭載車よりも上げられていることで、路面の荒い部分を走行すると多少ゴツゴツしますが、ヒョコヒョコとボディが揺れる感じは少なくなり、重くなった重量と併せてドッシリとした感じが増したかなと思いました。
マツダに戻ったので、思い切って言わせてもらうのですが、カーブを曲がる時の感触、正直良くないです。ステアリングを切っていくと一瞬ですが、タイヤの感触が消えてしまい、でもクルマは進行方向へキッチリと曲がっていく、何とも不思議な感触です。カーブを曲がる時の一瞬ですが、自分が想像するクルマの動きとクルマの実際の動きがリンクしないときがあります。これが「美しく走る」ことでなんでしょうか。このクルマ、尊敬する評論家の福野礼一郎さんや島下泰久さんも絶賛していましたし、乗ってもいない人ですら賞賛するくらい評判の高いクルマなんで、スバルばかり乗っているうちに自分がマツダに馴染めなくなってしまったのかと思ったりするのですが、ZOOM ZOOMからSKYACTIV導入初期のころのマツダ車は粗削りで、ハッチバックでもセダンでもどんな形のクルマでもスポーツカーを目指してしまうところが魅力的だったのですが、最近のマツダ車は10年前のマツダ車が持っていた魅力が無くなっているような、そんな気持ちがしています。

【総括】


話しをSKYACTIV-Xに戻して、このSKYACTIV-Xについては、このエンジン技術に魅力を覚えるかどうかで価値が決まってくるのかな、と思っています。サスペンションの項で厳しいことも書いていますが、このエンジン技術が日本発の技術として世界で評価され、熟成されてマツダの理想とするところまで玉成されることを願っています。

【おまけ】
今回の写真はフルサイズミラーレスのLUMIX S1+SIGMA 24-70㎜ F2.8 DG DN Artで撮影しました。MAZDA3のエクステリアの曲線美と本革シートのシワまでくっきり写っているかと自分では思っています。よかったら写真を拡大して見ていただければと思います。
ブログ一覧 | 試乗 | クルマ
Posted at 2020/01/14 21:25:32

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この記事へのコメント

2020年1月14日 22:24
試乗記お疲れ様です。
MAZDA3のエクステリアはめちゃ好みです。
10年愛せるデザインだと思います。
コメントへの返答
2020年1月15日 7:48
おはようございます☀

MAZDA3のデザインは本当に美しいと思います。私はセダン好きですが、このファストバックの実用性を多少犠牲にして出来上がったリヤがとてもカッコいいと思っています。
2020年1月14日 22:41
こんばんは。
ターンイン時に違和感を感じたとすると、Gベクタリングコントロール+の設定やキャスター角の設定などに原因がありそうですね。スバルBE/BH型レガシィ設計者が唱えたように、曲げる機能はドライバーが作り出した方が良いと思います。また、「市場の反応を見ながら調整する」ということが最近のマツダ車に多く、一見「市場の声を取り入れる」ように見えますが、初期の設定が良くないのかもしれません。
私も早く乗ってみたいと思っています。
コメントへの返答
2020年1月15日 8:20
おはようございます☀

私も違和感のおおよその原因はGVC+にあると考えています。マツダはi-DMで理想のドライビングとはどういうものかを考えて、その理想の状態に近づけるためにクルマ側を動かす制御になっているように感じました。

マツダの最近登場しているクルマはテストドライブが少なく、市場の声を取り入れて改良するという話も耳にしますね。

やはりスバルの技術者が言っているとおり、私もクルマを曲げる機能はドライバーが作り出したほうが自然かと思います。
2020年1月15日 12:50
こんにちは🤗

ふむふむ…と、読まして頂きました。私的感想でわブログで述べた通りなのですが、凝った事してる割に性能が普通?でお高い😅のは如何ともし難いかな?と思ちゃいますね。確かに+30程なら魅力的になりますね。
デザインわ…好みの問題ですが、シグネチャーの真っ黒をカーボングレーとかにしてくれたら良いのに😓とか思いますが、白はなんか好きですね。頬コケ感が消えて。まぁ何にしろデカすぎです。全長が。なんにしろ次に期待かな?なんて😅
コメントへの返答
2020年1月15日 20:23
こんばんは。

本当、メカニズムに凝ったものを採用していますが、エンジン音や加速感は普通で、アクセルを踏める場面での加速感にちょっと違いが見出せるかなと。なのでやっぱり+30万円が限界かなぁって感じです。

デザインはもう少し全方位で小さくなれば、より魅力的だったかなと思います。ちょっとぽっちゃりしてるように思います。やっぱり、次に期待ですかねぇ(^^;;
2020年1月16日 21:04
こんばんは。

Burgundyは色味が渋くていいですね~
一度現物を見てみたいです。

中間加速が気持ちいいという やまちゃんさんの感想、同じことを感じた私の感覚が間違ってなかったと安心しました(笑)
が、やっぱり価格がネックですよねぇ。
このエンジンがどういうものかわかっている人なら納得できる人もいるでしょうが、一般的にはエンジンのウンチクなんか気にしないでしょうからこの価格差はちょっと厳しいのかなと。
コメントへの返答
2020年1月17日 8:25
おはようございます☀

バーガンディは色味が落ち着いていて、でも華やかさもあり、とてもいいと思いました。是非セダンにも導入してほしいと思いましたね。

SKYACTIV-Xの一番はやっぱり40km/hからの中間加速ですね。この加速感はディーゼルやSKYACTIV-Gにはない特徴ですが、郊外で試乗しないとこの良さがわからないかな(笑)。

マツダも過去の歴史を振り返れば、新技術投入をどうすればいいか分かっているはずなんですが、この価格差ではSKYACTIV-Xはなかなか広まりにくいかなぁと感じます。

プロフィール

「@FLAT4 さんこんにちは。室生寺はまだシャクナゲが咲いていて五重塔とコラボしていい写真が撮れました👍」
何シテル?   04/29 14:32
やまちゃん@8148です。 フリードハイブリッドModulo XとカローラアクシオハイブリッドW×Bに乗っています。
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