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2019年01月13日 イイね!

ダイハツ ブーン STYLE“SA Ⅲ”(FF)試乗記

ダイハツ ブーン STYLE“SA Ⅲ”(FF)試乗記本日は昨年10月10日マイナーチェンジが発表され、発売が開始されたダイハツブーンに試乗しました。このクルマですが、現行型の登場以来ずっと試乗したいと思っていたクルマでした。
本試乗記では、各項目に渡ってかなり厳しい意見を書くことになろうと思います。ですので、このブーンはもちろん、トヨタパッソをお乗りになっている方はできればスルーしていただければ幸いですし、もしお読みになられた場合は「こんなことを思っているクルマ好きの変な奴の意見」としてさらっと読んでいただければと思います。本当にあくまでも一個人の感想なんです。
試乗グレードはダイハツ ブーンのオリジナルグレードとなるSTYLE“SA Ⅲ”(FF・1,522,800円)となります。

【エクステリア】

フロント ボディカラーはジューシーピンクメタリック

マイナーチェンジでフロントグリルが大型化されたことで、より「愛嬌のある」スタイルになったかと思います。また、先代型と比較して少し角ばったスタイルにもなっているので、グレードによっては男性が乗っていても普通に見られるスタイルになったかなぁとも思います。
このエクステリアデザインですが、いつも自動車の評価に辛口?な我が家の奥様にも好評でした。こんなところからもエクステリアデザインの「狙い」は十分に当たっていたのかなと、思ってしまいましたね。

【インテリア・シート】


インテリアの素材のクオリティは正直言って先代のミライースレベルです。ですが、グレードにもよりますがツートンカラーにしたり、加飾を工夫するなどして「触らなければ」クオリティに不満を覚えるようなことはありません。ダイハツの開発陣の頑張りを感じます。
フロントシートについては、クッションのウレタンの感じは正直ムーブのリヤシートに使われているものと同じように感じました。掛け心地は硬めで、クッションが「たわむ」といったことはなく、正直「座る」というよりは「腰掛ける」といった感じで、同じダイハツでもムーヴやトールはもう少し掛け心地のよいシートが装着されていると思うので、もう少し何とかならなかったのかなぁと感じました。

【エンジン・トランスミッション】
1,000CC直列3気筒DOHCエンジン(69PS・9.4kgf.m)とCVTの組み合わせになります。
910㎏と車両重量が比較的軽量なことから、スペックから想像する通りの加速力があるため、試乗中は加速力に不満を感じることはありませんでした。
ただ、このエンジンは加速中のエンジン音が大きく、それもゴロゴロザラザラした音なので、走行中は「コンパクトカー」を運転しているというよりは「軽自動車」を運転している感覚になります。現行モデルはもう改良されることはないと思うので、次期モデルはエンジン音をせめてムーヴ並みに抑えてほしいなぁと思います。

【サスペンション・乗り心地】
フロント ストラット・リヤ トーションビームで構成されるサスペンションは、フロント・リヤ共にスタビライザーが装着され、ショックアブソーバーの減衰力が高められたことにより先代モデルよりも安定して走ることができるようになったかと思います。特に交差点のカーブを曲がる時のはリヤタイヤが接地して安定した姿勢で曲がることができるようになったかなと思います。
ただ、このショックアブソーバーの減衰力に対してスプリングが柔らかく、ステアリングのギヤ比もスロー過ぎますね。柔らかいスプリングは路面の凹凸に対して「ふわぁん」とボディを揺らし、スローなギヤ比のステアリングはステアリングを切ってから曲がり始めるまでのタイムラグを感じます。特にステアリングは正直「いかん」レベルで、走行中に目の前に突然猫のような動物が飛び出してくるような場面でこのクルマは避けきれるのかな、と思ってしまいました。
同じダイハツでもトールやムーヴは少し硬めだけど、一般道路のあらゆる場面で不満のない、しっかりしたサスペンションチューニングができていました。このクルマは軽自動車以外では最も小さなクルマで、免許証を取得したばかりの方が多く乗るクルマでもあります。次期モデルではもっとしっかりしたチューニングを期待したいです。ムーヴやトールでできることなら、このクルマでもきっとできるはずです。

【総括】
年も明けたばかりなのに、何かと意見の多い試乗記となってしまいました。
このクルマは先ほども述べたとおり、免許証を取得したばかりの方も多く乗るクルマなんです。だからこそ「走る・曲がる・止まる」といった基本性能をできるだけ磨いてほしいと思うのです。
次期モデルはムーヴやトールに負けないくらいの商品力での登場を期待したいですね。

このブログの撮影機材
カメラ Panasonic LUMIX G8
レンズ Panasonic LUMIX G X VARIO 12-35/F2.8 ASPH. POWER O.I.S.
Posted at 2019/01/18 22:13:37 | コメント(1) | トラックバック(0) | 試乗 | クルマ

プロフィール

「いくら気候がいいとはいえ、1給油で1000km走行できるなんてカローラの高性能ぶりにただただ驚くばかりです。」
何シテル?   10/17 12:12
やまちゃん@8148です。 カローラとカローラアクシオハイブリッドW×Bに乗っています。
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