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本日は10月5日にフルモデルチェンジが発表され、発売が開始されたホンダ N-BOXに試乗しました。試乗グレードは最上級グレードのカスタムターボになります。

【エクステリア】


大ヒットモデルであった初代、二代目のデザインを踏襲したデザインかと。目を凝らして見れば変更点もわかるかと思いますが、大半の人はヘッドランプデザインの変更以外は変化を感じにくいかなと。大ヒットモデルだけあって冒険を避けたようにも感じますね。

【インテリア】


インテリアはダッシュボードのデザインが変更され、それに伴ってメーター位置も下がり、メーターが液晶化されるなどの変更がありました。クオリティの部分では軽自動車相応のクオリティになるかと。運転していて感じたのはエンジンノイズはよく抑えられているものの、風切音は盛大に響きわたり、風の強い日や高速走行ではこの風切音が気になるかなと感じましたね。

【シート】


掛け心地については可も不可もなくといったところでしょうか。それ以外に特に感想はありません。

【エンジン・トランスミッション】


660CCターボエンジンとCVTの組み合わせです。ホンダのターボエンジンはレスポンスが良く、低速域から加速はなかなか力強いものが感じられました。高速走行まで考慮するとやっぱりターボエンジンが欲しくなってきますね。

【サスペンション・乗り心地】


フロント ストラット式・リヤ トーションビーム式で構成されるサスペンションは街中での快適性を重視したセッティングとなっていて、舗装のしっかりとしているところを走行している場合はとても快適なのですが、路面状況が良くなかったり、段差があるようなところを走行するとソフトなセッティングの足回りの弱点がもろに露呈してボディがグワんグワんと揺れてしまいます。この辺りは好みの部分が分かれますが、やっぱり高速走行を想定すると多少ゴツゴツしてももう少し硬めのセッティングでも良かったのではと思いましたね。一番硬めなカスタムターボでこの乗り心地なのでノンターボ車はもっとソフトなセッティングになるのかなと。

【総括】
6年ぶりのフルモデルチェンジということですが、安全装備のアップデート以外は変更点が少なく、少し新鮮味に欠けるように個人的には感じました。
今後スズキのスペーシアもモデルチェンジされるようなので、このクラスのシェア争いも白熱してくるのかなと。
初代、二代目のようなヒットを維持できるのか興味深いところではありますね。