1つ前のブログのとおり、職場の後輩のクルマ選びのために色んなディーラーを回って色んなクルマの(同乗)試乗をしました。
多くは乗ったことがあるクルマでしたし、主役は後輩だったので、後席or助手席での試乗だけだったのですが、全く初めてだったのが新型ポロでした。
時間の関係上、ディーラーの周りを少しだけ運転させてもらいました。
旧型ポロもクラスのベンチマークといえるクルマでしたので、新型がどうなのかは興味深いところでした。
私は元々ドイツ車には全く興味がなく、10年ぐらい前までは試乗すらしたことがありませんでした。
しかし、初代トゥーランに試乗させてもらった時に、しなやかな乗り心地に感動し、それ以来ちょこちょこ試乗させてもらっています。
その印象は、「いいクルマに乗ってるな~」というものです。
で、新型ポロも同様で、剛性感あふれるボディ。乗り心地はファームに締まっていながらダンピングが効いていてフラット。
ダウンサイジングターボ&DSGのパワートレーンも手慣れたもので、一般的には文句のつけようがないと感じました。
とはいえ、その後に(後席に)乗ったルーテシアと比較すると、やっぱり私はルノーのクルマが好きだとも思いました。
ポロは優等生過ぎて「所有してずっと付き合っていきたい」とまでは感じられないんですよね。人生最後のクルマ、上がりのクルマとして選ぶにはいいと思うのですが。いいクルマよりも面白いクルマに乗りたいという気持ちがまだまだ強いとも感じました。(ルーテシアもポロに負けないくらいいいクルマと思ってますが)
あ、触れるのを忘れていましたが、今やC3にも装着されているいわゆる自動ブレーキ。カタログによると、C3でさえ歩行者を検知し、80km/hまで作動するのに、ポロの自動ブレーキは30km/hまでしか作動しないそうです。ここはVWらしくないなあと思いました。
クルマが欲しいという職場の後輩と試乗しまくりツアーに行ってきました。(7ディーラー、9台、基本的に私は後席同乗です)
試乗して簡単な見積をもらうだけのつもりでしたが、後輩が真剣にクルマ選びしている中での試乗だったので、ディーラーの営業の方々もいわゆるガチ。
大商談会となってしまいました。
1.VW(ポロ)
購入予算を考慮し、ポロに乗りました。
新型のポロは私も全く乗ったことがなかったので、私もちょっとだけですが試乗させてもらいました。(別にブログにアップします)
新型になったポロ。昨今のVWらしくバランスの取れたいいクルマでした。
時期的に値引きはびっくりするぐらいでした。
2.スズキ(スイフト)
昨日予習したスイフト。
昨日はRStというグレードでターボでしたが、今日はRSのマイルドハイブリッドでした。
自分で運転した昨日は、クルマを運転してる感が楽しく感じられましたが、後席同乗だと突き上げ感が強くて、ちょっとどうかな?と思いました。
一人で乗っている分には楽しいと思ったのですが…
こちらも車両本体価格を考えると、結構な値引きが期待できそうでした。
3.マツダ(アクセラ&デミオ)
後輩にとっては本命だったアクセラ。
予算を考慮して1.5Lのガソリン車に試乗しました。
5年前にも後席での同乗試乗の経験があるのですが、「硬い乗り心地だな」と思った記憶があります。
で、今回も同様の印象を持ちました。
もう1台、スイフトと同クラスのデミオにも乗りました。
こちらは、アクセラより安くなる分、ちょっと高くなるディーゼルに乗りました。
後輩にとっては、ディーゼル初体験。低速トルクの大きさに感嘆。凄く気に入ったようでした。
乗り心地は、同一メーカーと思えないほどアクセラと異なっており、結構しなやかな乗り心地でした。
シートも硬すぎずしっとりとした座り心地。
実はデミオのガソリン車には試乗したことがあったのですが、シートが良かった印象しか記憶になく、今回過去のブログを見なおしてみたら、当時もしなやかな乗り心地が気に入ったと書いてました。
後輩も、ディーゼルエンジンだけでなく、乗り心地もアクセラよりもデミオの方が気に入ったと言っていました。
あと、最近のマツダの値引きは渋いと聞きますが、本気の商談ではなかったかもしれませんが、驚くほど値引き額は少なかったです。
4.ルノー(ルーテシア&トゥインゴ)(写真忘れました)
馴染みのディーラーでパパっと試乗させてもらいました。
往年のルノーライドが残っているルーテシア。
意外なことに(笑)ルーテシアを相当気に入ったようでした。
後席同乗とは言え、久しぶりに乗ったのですが、デビューから結構年数経っていますが、クリオ4のルーテシアはよかったですね。
もう1台、遊び感覚で乗ったのがトゥインゴ。
後輩も楽しいクルマという印象を持ったようですが、もう少し実用性が高いクルマを望んでいるようで、本気の購入対象にはならなかったようです。
5.プジョー(208)
6.シトロエン(C3)
併設のプジョーとシトロエン。
予算を考慮し、ベーシックな2車種に試乗しました。
ルノーに続くフランス車体験。
後輩も同じフランス車でも乗り味が異なるのを面白く感じたようでした。
久しぶりのプジョーの試乗。後席からもプジョーライドが戻ってきたということが感じられました。
一方、C3は先日乗ったばかり。なかなかいいクルマです。
7.スバル(インプレッサ)
アクセラと同クラス、予算を考慮して1.6Lに試乗しました。
親父がインプレッサに乗っており、現行のプラットフォームはよく出来ていると感じています。
後輩も、クセがなく、使い勝手が良く、しなやかな乗り心地のインプレッサは気に入ったようでした。
合計7つのディーラー、9台に乗って、そして特に国産車は本気の見積書も出してもらったのですが、とにかく国産車が高くなったのにはびっくりしました。
いわゆる新古車でもうまく見つかれば、輸入車の方が安いかもしれませんね。
初めてのクルマの購入を考えている職場の後輩から「おススメは?」と聞かれ、ふと思いついたのがスイフト。
2代目以降、自動車雑誌やweb記事を見てても中々高評価です。
一方、スズキのクルマは、仕事で乗るアルト以外全く乗ったことありませんでした。
後輩に勧める前に自分でも乗っておこうと思い、近所のディーラーに向かいました。
初めて入るスズキディーラー。メーカー直営のスズキ自販のそこそこ大きなディーラーながら、なんと展示車ゼロ!
しかし、試乗車は軽も登録車もひととおり揃っているようでした。そういえば、スズキやダイハツって、町の整備工場に看板が掲げてあり、そこでも売っているという印象もあります。軽が主力のメーカー特有のことかもしれませんが、なにぶん初めてのスズキなのでよくわかりません。
まあ、試乗が目的の私にとっては、試乗車だけしかないのは好都合。ひととおり見せてもらった後、試乗させてほしいと伝えると快く応対していただけました。
グレードはRStというちょっとスポーティなターボモデル。RSだけでもマイルドハイブリッド、ターボ、ノンターボと3種類もあるようです。
ターボ以外はCVTのようですが、ターボはトルコンの6ATでした。
早速走り出すと、何となくカングー2のような雰囲気。
フランス車っぽいという訳ではなく、足が良く動いているのが感じられる一方で、そこそこ突き上げ感もあります。
もう少ししなやかさがあればすごくいいと思いましたが、程よいサイズとタイヤの動きが手に取るようにわかる感覚があって乗っていて楽しいクルマでした。思い出したのは今となっては幻の?フォード・フィエスタでした。フィエスタは突き上げもなくしっかりと路面の凸凹を吸収しながら走ったという記憶がありますが、走らせているときの感覚が似ているように思いました。
なお、RSグレードでなく、普通のグレードだと突き上げ感が減るのかその辺は分かりません。
また、安全装備に消極的だったイメージがあるスズキも今やセーフティパッケージを選べばカーテンエアバッグも付いて、歩行者も検知できる自動ブレーキも付いているようです。それでいて、価格もリーズナブル。サイズの割に功績も広く、荷室もまあまあ。後輩に限らず、若い人にはお勧めできるクルマと思いました。
こちらのプジョー/シトロエンのディーラーの運営会社が変わって結構な時間が経っていたのですが、中々新しいお店に行くことが出来ていませんでした。
しかし、今回、近くを通りかかったことをきっかけに、ちょっと立ち寄ってみました。
プジョー、シトロエン、DSが一列に並んだ大きな店舗。
従来は、トヨタ系の会社が運営していましたが、新しい運営会社はGSTさんです。
随分前に、こちらでもアルファやプジョーの中古車を扱っていたというイメージがありますが、現在は、関東と九州で、ラテン系のクルマの正規ディーラーをやっているようです。
ある地区ではフィアットとアルファ、ある地区ではルノー、そしてある地区ではプジョーとシトロエンというように。
ふらっと立ち寄ったので、これが目当てというクルマはなかったのですが、気になっていた新型のC3を中心に見せてもらいました。
2代続いた2CVっぽいルーフラインをやめて、カクタス風というかちょっとSUV風といった風情のデザインになっています。
私にとってシトロエンは、ある意味憧れのブランドで、若い頃は「いつかは(ハイドロ)シトロエン」と思っていたものです。
一方、従前のトヨタ系のディーラーの敷居が高く、あまり試乗したこともなく、直近に乗ったのは現行C4ピカソ、その前は何に乗ったか記憶にないぐらいです。(多分、別ブランドとなったDS3だったような記憶がありますが、クルマの印象はあまり残っていません)
ということで、久しぶりのシトロエン試乗。
まずは、シートがどうかということが気になります。シートに腰かけた瞬間、「あれっ?硬い」という印象。
数少ないシトロエンの試乗経験の中では、C5も新旧C4ピカソもフランス車らしい座り心地がフランスの3メーカーの中では最も強く残っているという印象でした。
しかし、C3のシートは、シトロエンというかルノーみたいな座り心地でした。ふわっとはしておらず、もちっとした感じ。2020年代も目前となった昨今としては十分フランス車らしさが残っているのですが、もっとフランス車の香りが残っていること期待していたので、少し残念な気もしました。
その後、路上に出ての印象も同様で、「シトロエンというよりルノーみたい」という印象です。
ふわっとした乗り心地ではなく、コシのある乗り心地です。ルノーっぽい”いなし感”にもっちり感を加えたような乗り心地です。これはこれでいいんですが、やっぱり少し残念な気がしました。
パワートレーンについては、1.2Lのガソリンターボは、3気筒と思えぬ振動の少なさ、静かさで、特段パワフルとまでは言えませんが、十分なパワーを発揮してくれます。また、ATが普通のトルコンATとなったのは一般的には朗報でしょう。シングルクラッチは面白かったですが、一般的には日本では受け入れにくかったでしょうから。
結論としては、ルノーっぽいシトロエンという印象に複雑な思いでした。
ルノーらしさ、フランス車らしさが年々少なくなっていっている昨今、ルノーの代替としては十分なフランス車らしさがあるのですが、シトロエンはシトロエンらしさをもっと濃厚に残していてほしいのです。
現行のルーテシアはルノーらしさが先代よりも戻ってきているので、ルーテシアとの比較では個人的な好みの面では微妙です。(C3の方が広くて使いやすそうですが)
一方、フランス車らしさ、ルノーらしさがほぼ希薄という状況が2代続いているメガーヌのことを思うと、次期ルーテシアも同様に没個性となる可能性もあり、もし、フランス車らしさがほぼゼロのルーテシアとなってしまうのであれば、断然C3が魅力的だと思います。(あくまで、個人的な好みですが)
まあ、営業の方の話では、C3のエアクロスが入ってくるらしいので、そちらの方が面白そうです。ちなみにベルランゴの導入の予定はないそうです。
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